青森県内のお土産店を覗いてみると不思議なお菓子が売っています。
それが『飴せんべい』です。
せんべいに水飴を挟んだもので、おばあちゃん世代がよく食べていた記憶があります。
そんな青森の伝統せんべい菓子『飴せんべい』についてご紹介します。
青森の飴せんべいとは?

渋川せんべいの飴せんべい
『飴せんべい』とは名前の通り、せんべいに水飴を挟んだお菓子になります。
基本的な作り方は津軽飴を南部せんべいで挟むのが一般的で、昔から青森市の宵宮の屋台などで販売されているそうです。
津軽と南部の間にある青森市ならではのお菓子と言えるでしょう。
かじって食べるせんべいと舐めって食べる飴が一緒になるなんて、思いもよらぬ組み合わせですよね。

UOTO

割ると水飴が挟んであるのが分かります。
ただ他の地域ではあまり馴染みがないので、青森県民でも知らない人は多いのではないでしょうか?

UOTO
飴せんべいの食べ方
飴せんべいは、そのままかぶりついて食べるのが通常の食べ方です。
メーカーによっては丸かったり四角かったりしますが、中身はだいたい同じ。

左:八戸屋の飴せんべい 右:渋川せんべいの飴せんべい
せんべいのパリパリ感とねっとりとした飴の食感が不思議な感じです。
水飴は素朴な甘さで、人によっては懐かしさも感じるかもしれません。
飴が歯にまとわり付くのはちょっと難点ですが、それもまた飴せんべいの面白いところですね。

UOTO
青森のお菓子:飴せんべい食べてみませんか?
青森市出身の方であれば懐かしさを感じるであろう飴せんべい。
せんべいと水飴の食感は独特で、一度食べると癖になります。
飴がかなりねっぱるので歯が弱い方にはオススメできませんが、懐かしさを楽しみたい方はぜひ飴せんべいを食べてみてはいかがでしょうか?
ただし、中の水飴は暑さに弱く夏場は溶けやすい事から、冬季限定で販売されることも多いので、気になって購入される際は注意してください。

UOTO
コメント