津軽びいどろとは?【隠れた青森のガラス工芸】
津軽びいどろが大好きなUOTOです。
さてみなさん、【津軽びいどろ】ってご存知でしょうか?
何回かバラエティー番組でも取り上げられたことはありますが、たぶん知らないって人の方が多いと思います。
簡単にご紹介すると津軽びいどろっていうのはこんなガラス工芸です。
独特な色合いと綺麗な見た目からひそかに人気が高まっており、青森県の伝統工芸品としても認められるようになりました。
青森のお土産としても最適だし、誕生日のプレゼントや贈り物にもピッタリだと思います。
そんなプレゼントにも最適なガラス工芸:津軽びいどろについて書いていきたいと思います。
津軽びいどろとは?
「なんで青森でガラス工芸なの?」って疑問に思う方も多いと思いますが、【津軽びいどろ】とは漁業用浮球製造の「宙吹き」の技法を使い作られたハンドメイドガラス工芸になります。
漁業用のガラス製浮球はよく田舎の海沿いで目にすることがあると思います。

現在津軽びいどろを制作している北洋硝子株式会社は、元々はこちらのガラス浮球製作がメインだったのですが、その過程で職人が七里長浜産の砂を入れてみたところ深い緑色になった事が津軽びいどろの始まりとされています。※七里長浜とには青森県西側の約30キロの砂浜

UOTO
1977年に津軽びいどろが誕生して以来、北洋硝子の職人たちが日々技術開発や技法の習得などの努力を重ね、今では青森県を代表する伝統工芸品となっています。
長年、浮球製造で培った技術や経験を積んだ職人たちが丁寧に作り上げた津軽びいどろは、現在では日本のみならず世界中で愛されているのです。
しかしながら、同じ伝統工芸である津軽塗ほどの知名度がないのが少し残念。
なので本記事では「”隠れた”青森のガラス工芸」として紹介していますが、もっと一般の方々にも知れ渡ってもいいくらい魅力的な伝統工芸品だと思います。
津軽びいどろの特徴
津軽びいどろの特徴と言えば、なんといっても自然な色合い。
人工的に作られたガラス工芸とは一味違う温もりを感じます。

アス・パム男
四季にあった津軽びいどろも制作されており、例えば春であれば、
こんな感じのピンクを取り入れたガラス盃。
夏であれば青を取り入れたり祭りの躍動感を表したような模様、秋は夕日のようなオレンジ色を取り入れた模様、冬は雪を表現した白い模様など、模様や色合いでその四季を表すことができるのも津軽びいどろの魅力。
でもそこまで主張してこない自然な色合いが職人の技術の高さであり、津軽びいどろの人気の秘密なのかもしれません。
津軽びいどろのオススメ雑貨
津軽びいどろはインテリアやプレゼントしても最適!
先ほども言いましたが、主張してこない色合いが魅力なので、お部屋に津軽びいどろのインテリア雑貨を一つ置くだけでもオシャレを演出することもできます。
四季によって色を変えてみるのも面白いですし、何かと合わせたりするのも良いと思います。
見た目が可愛らしい津軽びいどろは、大切な方へのプレゼントにも喜ばれるはずです。
津軽びいどろの盃(おちょこ)
津軽びいどろを使った雑貨の中でプレゼントとして一番人気なのが、お酒を飲むときに使う【盃(おちょこ)】になります。
父の日やお酒を飲む方への誕生日プレゼントにもピッタリです。
春はピンクの盃で花見酒、夏は青の盃で涼し気に、秋はオレンジの盃で月見酒、冬は白交じりの盃で雪見酒というように切り替えるのがオススメですよ。
他にも男性向けであれば【ロックグラス】なんかもいいかもしれません。
もちろんお酒を飲まない方にも飾っておくだけで可愛いのでオススメです。
・お酒好きな方へ!
・お部屋のインテリアとして!
津軽びいどろの花瓶
母の日やお花が好きな人へのプレゼントとしては津軽びいどろで作った【花瓶(フラワーベース)】なんてのもどうでしょう?
津軽びいどろの花瓶は色合いが綺麗で、挿した花をより引きたててくれるはずです。
食卓のテーブルに花を挿して置けばそれだけでも雰囲気が変わりますし、部屋に置けば見た目の色合いで夏とかは涼しく感じると思います。
・お花好きな方へ!
・お部屋のインテリアとして!
津軽びいどろのオイルランプ
若い女性に人気の津軽びいどろ雑貨がこちらの【オイルランプ】になります。
温かみのあるガラスの模様と灯る火が、幻想的な雰囲気を作り出してくれます。
ちょっと考え事したい夜とか、気分を変えたいときなんかに使ってみるのも良いですね。
もちろんオイルランプとして使うだけでなく、オブジェにしても可愛いと思います。
・ちょっと変わったオイルランプが欲しい方に!
・お部屋のインテリアとして!
青森のガラス工芸:津軽びいどろをぜひ!!
浅虫温泉より帰宅。
並んで手に入れた金治郎プリン!
通常は¥280、津軽びいどろの容器のプリンは¥1500なんで計¥3280です。
食べずにとりあえずストック!! pic.twitter.com/6fVpuMLJSc— UOTO×タマ画伯【青森の田舎ブロガー】 (@mausugahaku) November 9, 2019
去年Twitterでもツイートしましたが、浅虫温泉のプリン屋さんで津軽びいどろを2つ手に入れました!
本当は普通の容器だけのプリンを買う予定だったのですが、津軽びいどろに惹かれてついつい買ってしまった・・・(笑)
何度も言いますが、津軽びいどろの温かみのある自然な色合いは見ている人を惹きつけます。
その繊細な色合いは浮球作りで培った技術を持つ職人が丁寧に一つずつ仕上げているから生まれるのです。
専門の職人たちの手作りハンドメイドだからこそ、全く同じ模様・色合いと言うのはなく、世界に一つだけなのです。
プレゼントにも最適なので、大切な人への贈り物としてもオススメしています。
そんな高度な技術で作られた青森県の伝統工芸品・ガラス工芸の津軽びいどろをぜひ覚えて頂ければと思います。
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