さて、私の周りでは「青森は出会いがない」とか「結婚したいけど、いい相手がいない」なんて声が多く聞かれます。

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確かに青森県の婚姻率を見ても全国的に低い水準で、出会いが少ない事がデータにも表れています。
なぜ青森県で出会いがないのか?その理由を考えてみようと思います。
青森で出会いがない理由
まず最初に青森県における婚姻率と生涯未婚率を見ていきましょう。
生涯未婚率・・・50歳の時に未婚の割合
2018年の青森県の婚姻率は、3.8%と全国平均の4.7%を大きく下回っています。

平成30年厚生労働省 人口動態総覧
色んな理由があるため一概に言えませんが、婚姻率が低い=出会いが少ないということが考えられます。
次に生涯未婚率です。
2018年の生涯未婚率については、男性25.03%と全国平均の23.37%より少し高く、女性は13.87%と全国平均の14.06%より少し低くなっています。
つまり青森県では女性よりも男性の方が出会いが少ないということですね。

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県内の男女比が偏ってる?
生涯未婚率は男性の方が高いといいましたが、じゃあ青森県は女性が少ないのか?というとそうでもありません。
平成27年の国勢調査によると、ほとんどの年齢で男女の比率はほぼ一緒となっています。
こちらは26歳~33歳までを抜粋した表になります。
男性の方が多く見えますが、人間というのは男性が多く生まれる傾向にあるので気にしなくてもいいと思います。
女性の方が多くなっている年齢(28歳・29歳)もあることから、県内の男女比率から出会いが少ないというのは考えにくいと思います。
市町村で男女比が偏っている?
先ほどの県内男女比は、確かに一緒でした。
ですが、もしかしたら市町村ごとに男女の偏りがみられるのではないか?という疑問を持ったので調べてみました。
まず全国的にも女性の割合が高いといわれている五所川原市を取り上げます。

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※平成27年の国勢調査に合わせて平成27年のデータで統一しています。
五所川原市をみると、女性割合が高い年代が多いという結果でした。
これは五所川原市に限ったことではありません。
次に青森市と八戸市を取り上げてみます。
どちらも女性割合が高い年代が多いという結果に。
ではむつ市をご覧ください。
むつ市は全ての年代で男性割合が高い事がわかります。

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つまり市町村によって男女比に偏りがあるわけです。
例えば青森市なんかは女性が多いので、男性からすれば相手を探しやすく、女性からすれば探しにくいわけです。
男性比率が高いむつ市なんかは、女性からすれば相手を探しやすく、男性からすれば探しにくいってなります。
比較的大きな都市もしくは商業施設が立地する市町村は女性が多く、商業施設が少ないもしくは町村部なんかは男性が多いという感じではないでしょうか?
出会いの場が少ない?
市町村別にみれば男女比に偏りがあるというのが分かって頂けたかと思いますが、それでも県全体ではそこまで比率は変わらない、じゃあなぜ出会いがないのかというと、やはり『出会いの場が少ない』ことが関係していると思います。
例えば、むつ市に住んでいる男性が青森市に住んでいる女性と出会えるかって言ったら、普通に考えて難しいですよね。
逆に五所川原市に住んでいる女性がむつ市の男性と出会えるかって言っても難しい話です。
結局『出会い』って最初は近場から探しがちなので、遠方地域に住んでいる人との出会いはほとんどないわけです。
また田舎の男性は都市部に出て出会いを探すことも少ないですし、都市部の女性側も田舎に行って出会いを探すことも少ないと思います。
これが県全体ではそこまで男女比率に差がないのに出会いが少ないカラクリですね。
青森県でも『あおもり出会いサポートセンター』というものを開設し男女の出会いをサポートしていますし、市町村ごとに婚活イベントなどを行っています。
しかしそういった自治体が提供している出会いの場は、『年齢』や『年収』といった条件が厳しかったりもします。
確かに健全な出会いは条件付きの方がいいと言われていますが、条件を付けられると参加できない人も多いと思うのです。
都会のようにイベントが多ければ自然と出会えたりしますが、それも少ないですからね。
こういった市町村ごとの男女比に偏りがある事や出会いの場が少ないというのも、青森県で出会いがない理由かもしれませんね。

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青森県で出会う方法
ではそんな出会いの少ない青森県で異性と出会う方法はないのか?と思った私は知人女性から意見を頂き、青森県で出会う方法を考えてみました。
県のサポートセンターを使う
先ほど紹介した青森県が委託運営している『あおもり出会いサポートセンター』を利用するのもいいかもしれません。
あおもり出会いサポートセンターは、県内で開催される婚活イベントや婚活セミナーをまとめているサイトです。
私自身参加したことはないですが、県の委託で行われているため『安心感』という部分ではオススメです。
ただし年齢別の条件があったりするので、事前にチェックする必要があります。
婚活アプリを使う
最近の若い人は婚活アプリやマッチングアプリで出会いを求めている人が多いと聞きます。
私の知人女性も結婚願望強めで、婚活サービスの【ユーブライド】というアプリを使っています。
本気で結婚を考えている人が多く使っているらしく、成婚率が高いの特徴。
またユーブライドは登録だけなら無料で、仮にもっと探したいと有料会員になったとしても月々2400円~となっているので、婚活アプリにしては安い方だと思います。
青森県在住者じゃなくても、近隣の岩手や秋田、さらには函館なんかも視野に入れて探せば幅が広がります。

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上場企業のIBJが運営 婚活・再婚マッチングアプリ ユーブライド
青森でも出会いが見つかるかも?
青森で出会いがないのは、「男が少ない」「女が少ない」って理由だけではなく、出会うきっかけがないだけかもしれません。
私の周りを見ても、色んな所に出かけている人ほど結婚が早かった感じですし、やはり自分自身で行動しないといけないのかもしれません。

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アス・パム男
堅実な出会いを求めるなら焦らない事が一番です。
青森でも出会いがきっと見つかります。
その方法は人それぞれですが、みなさんの幸せを祈っております。
コメント
岩手の小谷さんへ
恥ずかしい話ですが、若かりし頃周囲の皆さんのお世話で紹介やらお見合いで57回女性とお会いしました。結局駄目で他県の知り合いを頼り、5~6人の独身女性グループを紹介してもらい結婚相手の募集をした結果出逢った人と一年程お付き合いし結婚しました。一連で学んだことは対象の女性と会い、話しと繰り返しているうちに「自分の見せ方」が上手になった事。でも嘘になったり、無理はけっしてしない事が大事です。後で困りますから・・・。ということで、一回二回の失敗でめげたり止めたりせず小谷さんの言う通り意欲を持って
結婚相手を探しましょう。(仕事中ですがどうしても書き込みたくなり書きました。)
岩手の小谷さんへ
コンパニオン=サクラと私も思っていたのですが、数年前ですが事前にコンパニオンに要請したと聞いて
見学に行き終わり際コンパニオンと思しき人達に声をかけ雑談したのですが、一人は既婚者でしたが後の
数人は独身婚活中で「お金もらって婚活したんですよ。」と笑顔で言っていましたから悪くないなとその時は
思いました。
それにしてもコンパニオンで補うのは主催者の勉強不足・準備不足です。女性が集まらないのは常識で、そこを補う力量がないと折角希望を抱き出席した人に失礼だと思います。
コンパニオンでもサクラでも、出会うキッカケ作りにはいいのかもしれないね
無理に街コンとかでカップルにならなくても、それをキッカケに出会いの場を増やしたり、婚活への意欲が高まるだけでも開催の意味はあるのかもね
でもそれは成果重視の個人主催ではなく、自治体主催だからこそなのかも
だはんでさんへ
ご意見ありがとうございます。
・マッチングアプリに消極的な人が多い。これは私の会では当初から想定していたことです。しかし、他県に先立ち青森県が動かれた事に感動しました。これからきっといい改良策を出されていい形になると思います。
・街コンや婚活パーテイは私も好きです。ただ美形の男女だけに人気が集中するのが嫌なのですが、昔、理想
てきな婚活パーテイや街コンを考え実行した人がいましたのでいずれお目にかけます。
・いろんな観点からしても地域の枠に抑えられた形はよくないと思います。数年前にある地区でのことです
が出席した女性が全員コンパニオンだったことがありました。現在は青森県が動いてくれていますので全て
地元だけでなくなればいいと思っています。地域主催者の方がこのやり取りを見ていて下されば幸いです。
地元の街コンがコンパニオンというかサクラだらけだったわ
たぶん田舎は女が集まらないんだろうね
正直に言いますと青森県の人間にマッチングアプリは向いていないのではないかと思っています。謙虚な人が多い県民性ゆえに自分を売り込むそして前面に自分を出して行ける人が少ない。街コンも同様です。(相手に自分がいかに優れているか、相手の人に自分がいかに必要か位まで言わないまでも思わせる素振りを出来なければ成功しないと関東に住まいする娘が言っていました。)そして婚活パーテイ等は過去の例を見ますと一部うまく結婚に至った人は確かにいますがごく少数で掛けた労力、お金に見合うものでなかったと言います。
私はある会でどういうお見合い形式が青森県の独身適齢期の方々に合うのか研究しています。既存の形では
駄目ではないかと考え、気張らず、楽しく明るいお見合い形式を探していますのでうおとぷろぐさんの場とお力をお借りして皆様のご意見をお聞きしたいと思います。
追伸:悪いシステムでないと思っているのは、青森県で委託しているマッチングアプリです。
なお、どういう活動をしたかとか、どういう活動を提案したかに関してはお相手がはっきりしない場合
お答えできません。趣味で市町村や企業に各種提案をしているのですが、過去に詳細を聞いて無断で
利用し失敗した方が複数いたからです。一度失敗例が出るとその提案は終わります。ご理解ください。
20数年前から、出会いの場減少=結婚数の減少=人口減少を肌で感じてきた者です。当時某ホテルで婚礼等の責任者で件数確保のためお見合い等の紹介もしていました。(周囲の理解得られず一年で終了。成果あり)
数年前青森県でのお見合い委託運営を知り、協力を申し出たのですが不発に終わり昨年、うおとぷろぐさんの
記事を読み奮発、昨年後半に青森県、青森市に適齢期男女の心理的な部分まで考えてのお見合い形式を提案したのですが、現在稼働中のマッチングアプリを前に立ち往生中です。悪いシステムではないのですが向いて いない方達もいるでしょうから複数のお見合い形式での対応も良いと思うのですが皆さんはいかがお考えになりますか。
マッチングアプリ利用に対して消極的な人が多い。
「マッチングアプリで出会った」といったカップルいるがほんの一部。
マッチングアプリよりも気軽に参加できる街コン的な出会いの場が欲しい。
なぜか自治体の街コンは地元男だけしか参加できないから、自治体の枠を超えた街コンなら、婚姻率増加に繫がると思う。