七戸町の『二ツ森貝塚館』に行ってきた【見どころは巨大な貝塚の断面!!】
我が七戸町に、国史跡『二ツ森貝塚』の魅力をPRするための施設『二ツ森貝塚館』が2021年4月2日にオープンしました。
北海道・北東北縄文遺跡群が世界遺産登録を目指している中での開館で、七戸町の新たな観光スポットとしての期待も高まります。
地元の縄文文化を知るためにも一度行かなきゃと思い、仕事終わりに行ってみる事に。
二ツ森貝塚館に行ってきた
こちらの『二ツ森貝塚館』は、二ツ森貝塚から出土した出土品など約350点を展示している小規模な資料館です。
国史跡:二ツ森貝塚の近くにある、廃校になった天間東小学校を再利用しています。

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姿かたちは当時のままです。
入館料は無料となっており、誰でも気軽に入れます。

受付を済ました後の最初の展示は七戸町の遺跡紹介。
七戸町には大小さまざまな遺跡があり、色んな物が見つかっています。


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そしてその反対側がハンズオンエリア。

見て触れるエリアとなっており、手作り感のある展示物が並んでいます。

本物?の土器に触れるので、貴重な体験になるはずです。
一番の見どころ『貝塚の巨大な断面』
そして一番の見どころなのが、常設展示室にある巨大な貝塚の断面。

貝殻などが積み重なった貝塚の断面が、壁いっぱいに展示されています。
二ツ森貝塚は青森県内でも最大級の大きさを誇り、当時は多くの縄文人が生活していたと考えられています。
なので、かなりの種類の土器や動物の骨などが見つかっています。
これは縄文時代の装飾品『鹿角製櫛』。

二ツ森貝塚から出土した約5000年前の装飾品です。

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りんご娘のPV内で王林さんが手に取っているのが鹿角製櫛です。
そしてかなりインパクトのある土器『人面付土器』

エヴァンゲリオンの使徒に出てきそうな顔ですよね。

その他にも二ツ森貝塚から出土した動物・魚の骨や、大型の土器などが所狭しと並んでいます。
だいたい30分~1時間程度で楽しめる小規模展示館となっております。

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『二ツ森貝塚館』へぜひお越しください
縄文遺跡群が世界遺産となれば、その一つとなる二ツ森貝塚遺跡。
そんな遺跡の出土品を間近で見られるのが『二ツ森貝塚館』です。
三内丸山遺跡の縄文時遊館とは比べ物にならないほど、本当に小さい資料館です。
ですが無料で見学できるので、二ツ森貝塚を行く前の事前勉強として訪れるのがいいかもしれませんね。

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営業時間
10:00~16:00
休館日
月曜日(祝の場合は火)、年末年始
入館料
無料
駐車場
あり
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