八戸の飲み屋街を紹介!!【夜の八戸を飲み歩こう!】
青森県八戸市は、イカの水揚げ量日本一・日本最北のサバの漁場だったりと、美味しい物がたくさんある港町。
そんな八戸の中心街には新旧8つの横丁と複数の飲み屋街があり、地元の人だけでなく観光客にも夜の人気スポットになっています。
そんな八戸の飲み屋街をご紹介します。
八戸にある8つの横丁
JR八戸駅から5キロほど離れた場所にあるのが『八戸市中心街』。
八戸市中心街はビジネス街としての役割がありますが、夜になると多くのスナックやバー・居酒屋などが営業を開始して『夜の街』へと変貌します。
その規模は北東北最大・東北でも仙台に次ぐとも言われています。
全国的に飲み屋街が減少しているという状況ですが、ここ八戸では衰えるどころか賑わいが増しています。
そんな八戸の中心街には8つの横丁があります。
・五番街
・ロー丁れんさ街
・長横町れんさ街
・ハーモニカ横丁
・八戸昭和通り
・みろく横丁
・花小路
ひとつずつ簡単にご紹介します。
たぬき小路
昭和20年代に自然と出来上がった横丁で、北海道札幌の歓楽街:狸小路を目指して『たぬき小路』と名付けられました。
通りには昔ながらのスナックが多い印象でした。
鷹匠小路と長横町を結ぶ裏道的な役割もあります。
そしてこのたぬき小路をまっすぐ行くと五番街に続きます。
五番街
昭和30年代に形成された横丁でたぬき小路と繋がり、かつては近くに映画館がありました。
アメリカ映画「五番街の出来事」が上映されヒットしたことから、『五番街』と名付けられたそうです。
一人くらいしか通れないような路地で、奥に行くほどディープな雰囲気を醸し出しています。

UOTO
こちらもスナックが多めの印象。
ロー丁れんさ街
昭和30年代に誕生し、かつて存在した二つの映画館、ロー丁銀座街(現:鷹匠小路)と繋がる横丁でした。
長横町れんさ街の連鎖的な感じで店が立ち並んだことから『ロー丁れんさ街』と呼ばれるようになったそうです。
数軒の料理店と居酒屋があり、鷹匠小路と長横町を結ぶ通りでもあるため夜間は多くの人が歩いています。
長横町れんさ街
昭和20年代に誕生し、かつて映画館の脇の横丁に鎖を繋いだように飲食店が立ち並んだことから『長横町れんさ街』と呼ばれるようになりました。
昭和チックな雰囲気の店もあれば新しめの店もある印象で、スナック・居酒屋だけでなく、焼き肉屋や串揚げ屋などバラエティーに富んだお店が楽しめるエリアです。
ハーモニカ横丁
飲食店がハーモニカのリード(吹吸口)のように並んでいることから『ハーモニカ横丁』と名付けられました。
こちらも昭和20年代に誕生した歴史ある横丁ですが、メインの通りから一本外れているため一番探しずらいかもしれません。

UOTO
インド酒場やガールズバー・焼き鳥屋など長横町れんさ街と同様にバラエティーに富んだお店が多かったです。
八戸昭和通り
新幹線八戸駅開業に伴い、名前の無かった飲食街に名前が付けられ、平成16年に『八戸昭和通り』となりました。
店舗数は多くないのですが、スナックや居酒屋・焼き肉屋などが立ち並んでいます。
通りが広くなっており、駐車場にも繋がっているので利便性が良い横丁です。
みろく横丁
新幹線開業ともに八戸観光の起爆剤として誕生した『みろく横丁』。
六日町と三日町を繋ぐという意味で「みろく」と名付けられました。
こちらは完全な観光客向けの雰囲気で、7~8席の小さい店が多く立ち並んでいます。
綺麗に整備された横丁なので、横丁初心者にはオススメになります。
花小路
昭和62年に花が咲き誇る小路であるようにと『花小路』と名付けられました。
ビルの間を通り、みろく横丁を横切るように形成され、その途中途中に飲食ビルなどがあります。
居酒屋が多めで、夜になると屋台ラーメン屋も出店します。
横丁以外の飲み屋街
八戸の夜を楽しむなら横丁がオススメですが、横丁以外にも飲み屋街というのがあります。
三日町

三日町は八戸のメインストリートで、デパートや雑居ビルなどが立ち並んでいます。
この通りにはチェーン店の飲み屋が多いので、地元飲み屋が苦手であれば三日町がオススメです。
みろく横丁とも繋がっており、夜でも人通りは多めです。
六日町
パチンコ店や各種飲み屋などが立ち並ぶ裏側のメイン通りである六日町。
クラブなどが入った飲食ビルも多いので、夜になるとキャッチの方々も多くいたりします。
夜遅くまで人の往来がある賑やかなエリアです。
鷹匠小路
鷹匠小路はかつて、ロー丁銀座街と呼ばれていました。
今では電線地中化や道路が綺麗に舗装されていたりとしっかり整備され、通りにはスナック・居酒屋・ガールズバーなど多種多様なお店が立ち並んでいます。
夜間の街灯もいい感じです。
八戸で飲み歩き中! pic.twitter.com/3p1DUHW9A1
— UOTO×タマ画伯【青森の田舎ブロガー】 (@mausugahaku) January 2, 2020
長横町

八戸一の歓楽街である長横町。
日中は人の往来が少ない通りですが、多くのスナックやクラブが入ったムーンプラザ・ジャスマックといった飲食ビルが立ち並び、夜になると大人の街に変わります。
長横町れんさ街・五番街・八戸昭和通りに繋がっているので、飲み屋探しに迷ったときは長横町からスタートしてもいいかもしれません。
岩泉町
長横町の一本裏の通りが岩泉町。
飲食店自体は少ないですがハーモニカ横丁と繋がっており、ゆりの木通り側には楢館七番街もあります。
裏通りという事もあり昔ながらのディープな飲み屋が多い印象です。
街歩きも楽しい飲み屋街
“飲み屋街”なので飲み歩きが楽しいですが、ただ散策する街歩きも楽しいと思います。
複雑に道が入り組んでいたり昔ながらの通路があったりと、ちょっとした探検のような気分を味わえます。

雑誌にないような隠れた名店が見つかったり、自分のお気に入りの店が見つかったり・・・。
探検気分でお店探し・散策が出来る、そんな魅力が八戸の横丁・飲み屋街にはあります。
今では都市開発も進み整然とした街並みだらけの都市も多くなっていますが、八戸の中心街は新しさも取り入れつつ、古さも残してあります。
新旧のお店それぞれに特徴があり、そして温かさがあります。
何でもかんでも整備してしまっている今だからこそ、懐かしい雰囲気を残す八戸の横丁や飲み屋街の魅力に触れてみませんか?
八戸の夜は飲み屋街を飲み歩こう
八戸は、他都市にないようなディープな横丁や飲み屋街が多くあります。
どこに繋がるか分からないような路地もあるし、「ここは本当に道?」と思うような昔ながらの通りもあり、探検しているような気分で散策できるのも魅力です。
観光や仕事で八戸市へ来た際は、美味しい酒と美味しい郷土料理を食べながら、横丁・飲み屋街散策も楽しんでみてはいかがでしょうか?
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