青森県から多くの若者が県外に行ってしまう本当の理由

2019年11月11日

 

3月・4月は、就職や進学などで多くの若者が青森県外に行ってしまいます。

これは全国的な問題ですが青森県は特にその傾向が高く、平成29年のデータによると青森県から県外に転出した人の年齢は18歳が最も高く、次いで22歳、20歳になっています。

このデータからも分かる通り、高校・短大・大学卒業を機に、就職や進学で県外に出ている人が多くいるという事です。

なぜ若者達は青森県から出て行ってしまうのでしょう?

青森は給料が安いから?
青森は寒いから?
青森は田舎だから?

確かに給料は都会に比べて低いし、気温は寒いし、それなりに田舎ですもんね。

県外に出て行く人達は青森が嫌いなのでしょうか?

疑問に思った私は知人に協力してもらいSNSでアンケートを取った結果、青森から多くの若者が出てしまう本当の理由は違う所にあったのでご紹介したいと思います。

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UOTO

私の友人のほとんどは青森にいません・・。
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アス・パム男

僕たちがいるじゃないか!
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UOTO

・・・。




 

若者が青森を出る本当の理由

9月の初めに知人のSNSを使い、青森県を出る予定の18歳から22歳を対象に「あなたはなぜ青森を出るのですか?」「いずれは青森に戻ってきたいですか?」という2つの内容でアンケートを取ってみました。※9月データなので進学・就職先が変わっているかもしれません

すると12人から回答を得ることが出来ました。※回答者数が少ないのはご了承ください

その中から一部抜粋してご紹介します。※一部文章を省略しています

・青森県に自分の目指す大学がなかったから(18歳 東京へ進学)

・一度違う世界を見てみたいから(18歳 神奈川に就職)

・自分のやりたい仕事がなくて仕方なく(21歳 宮城に就職)

・友達と一緒の学校に行きたいから(18歳 千葉に進学)

・親に勧められて(18歳 北海道に進学)

このアンケートを取って一番びっくりしたのが、「青森が嫌だ」という回答が一つもなかった事です。

私のイメージでは「都会に行きたい」「寒いのが嫌だ」という理由が多いと思ってましたが違いました。

地元青森に希望の大学や仕事があればずっといたいという雰囲気すら感じる事のできる回答でした。

次に「いずれは青森に戻りたいですか?」というアンケート結果です。

はい :9人
いいえ:3人

これもまた意外でした。

回答者が少ないとはいえ、ほとんどの人が「いずれは青森に戻ってきたい」と思っているようです。

それだけ多くの人が地元を愛しているという事なのでしょう。

中には大学で勉強していづれは青森で起業したいという若者もいて、県外に出ていったとしても何かしらの形で地元青森に貢献したいと思っている人も多いかもしれません。

二つのアンケートから県外に出ていくからといって青森の事が嫌いなわけではないようで、そして多くの人がまた青森に戻ってきたいと思っているのです。

もちろんこんな意見も・・・

Twitterなどを見てみると、「青森は田舎だから他県に出たい」という意見も少なからずあります。

でもそれも仕方ないことで、知らない土地への憧れを持つことはいいことです。

青森には「田舎」というイメージがあり、県民の中にも自分の県を「日本一何もない田舎」と思っている人もいるくらいですから・・・。

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アス・パム男

東京は憧れですからね。

 

若者が戻って来やすい青森に!

一度県外に出てみると地元の良さを改めて知ることも多く、若者が県外に出ること自体は悪い事ではありません。

もちろん結婚や仕事で青森に戻って来れなくなる人も多いですが、「青森が好き」という気持ちが残ってくれれば次の世代に繋がっていくと思います。

全国から見て青森県は給料が低く、仕事の種類も限られ、いくら県内の大学に進学しても卒業後に県外に行ってしまう人も多いです。

しかし本当は多くの人が青森県内での就職を望んでいます。

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UOTO

私の友人たちもそれを望んでいました。

当たり前ですよね。

友達もたくさんいる生まれ育った故郷で過ごしたいというのは誰しもが思う事だし、親の事だって心配ですし。

中には都会で少し頑張ってまた青森に戻ろうと考えている人もいるし、都会で挫折してしまい青森に戻りたいと思う人もいるのです。

しかしそんな若者たちを受け入れられるような環境が今の青森県にはあるのでしょうか?

確かに青森県は得意の観光を生かし外国人客の獲得には成功していますが、工場などの雇用を創出できるような産業の誘致に目立った成果はありません。

観光地として確立していけばホテルや観光関連の仕事は増えますが、その雇用効果は限定的だと思います。

青森県が若い人に県の魅力を伝える努力(RR動画など)をしているのは分かりますし、その方法は間違っていないと思います。

しかし魅力だけでは若者の人口減少は止められません。

魅力+雇用があってこそなのです。

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UOTO

魅力だけで定住してくれるような時代ではないのです。

県の魅力は十分に伝わっていると思うので、県外に出て行った若者を呼び戻す・受け入れるためにも、もっと企業誘致などを進め雇用を増やして欲しいし、若者が定着できるような環境づくりに一生懸命取り組んで欲しいと思います。

難しい案件ではありますが、観光PRが上手く行っているのだからできないことではないと私は考えています。




UOTO

UOTO(うおと)青森県在住の31歳。

【青森のブロガー】を目標に、大好きな青森県で頑張っています。
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