初心者向け！マルタウグイの釣り方【時期やルアー釣りについても】

2021年5月18日2022年10月19日

近所を流れる身近な川で強烈なヒキが楽しめるのが『マルタウグイ釣り』です。

ルアーにもバンバン食いついてくるので、ちょっとコツを掴むだけで40～50センチクラスが簡単に釣れます。

そんなマルタウグイの釣り方について、下手釣り師ＵＯＴＯが僭越ながら書かせていただきます。

 

マルタウグイの釣り方

まずはマルタウグイについて簡単に書きます。

マルタウグイはウグイ亜科に分類される魚で、40～50センチクラスに成長する大きいウグイです。

基本的には東京・富山以北の本州・北海道などの海や汽水域に生息していますが、産卵期になると河川へと遡上してきます。

ルアーにも反応してくることから、最近では人気のルアー釣り対象魚ともなっています。

 

 

マルタウグイの時期

マルタウグイ釣りの時期は都道府県によっても異なりますが、4月～6月くらいと言われています。

目安とするなら桜が散ってから1～2か月の間。

その時期は産卵のため大群率いて遡上してくるので、岸からでも釣れるようになります。

 

 

マルタウグイが釣れる場所

産卵期である4月～6月のマルタウグイは河川を遡上してくるのですが、意外と身近な河川にもいるので「えっこんな所で釣れるの！？」って驚くことも多いです。

大きな河川はもちろんのこと、川幅10mちょっとのところでも普通に釣れます。

浅い川だと跳ねる姿や泳いでる姿も確認できるはずです。

ただマルタウグイがいる河川、いない河川はハッキリしていると思うので、この辺は地元の釣り人に聞いた方が良いと思います。

 

 

マルタウグイの餌釣り

マルタウグイ釣りで人気なのは、

の大きく二つ。

ルアー釣りは後述するとして、餌釣りの場合は海釣り用のタックルを流用できます。

投げ釣りならアイナメやカレイ用の2本針仕掛けなどを使って、鈴を付け置いておけば海釣りと同じ感覚で楽しめるはずです。

 

マルタウグイ釣りの餌は『イソメ』『ミミズ』などがオススメです。

地元のじいちゃんによると、特に『イソメ』への食いつきはいいみたいです。

延べ竿（一本竿）で釣る場合は、2～3キロの魚の重さに耐えきれるものを用意する必要があるほか、広い河川では難しいと思います。

ですが延べ竿なら、直接伝わるマルタウグイの強烈なヒキが楽しめるはずです。

 

マルタウグイの味

大型で美味しそうに感じるマルタウグイですが、そこまで美味しいわけではありません。

皮が厚いので調理しにくく、身には小骨が多い。

地元では塩焼きや唐揚げとかにして食べますが、淡白な味でマズいわけではないけど印象に残らない味です。

なので持って帰っても、家族に嫌な顔をされるだけです。

 

マルタウグイのルアー釣り

雑食性のマルタウグイは、ルアーにもすごく反応してきます。

実際ルアーで釣ったことがないんだよな・・・って人も多いですが、マルタウグイならルアーでも簡単に釣れるのでオススメです。

こちらも参考に・・・。

 

オススメルアーとしては『スピナー』や『スプーン』

わりと底付近にいますので、水深にもよりますが１０ｇ前後の軽すぎないくらいが良いと思います。

カラーは何でもいいと思いますが、食いつきが良かったのはゴールド系やピンク系。

色々なカラーを試してみて、食いが良いカラーをメインに使っていきましょう。

 

あとアクションは付ける必要はありません。

食いっ気があれば、普通に巻いているだけでも釣れます。

ただ、ルアーを見切るのが早く、一発釣れると同じルアーで釣れないこともあるので、ルアーローテーションは必要かと思います。

 

マルタウグイの釣り方まとめ

では最後にマルタウグイの釣り方をまとめます。

 

本当に簡単に釣れるの？って疑問に思う方もいるかもしれませんが、その川にマルタウグイが来ているのであれば高確率で釣ることができます。

ルアーで釣ったことがないって人も、40センチ以上の魚を釣ったことがないって人も、ぜひマルタウグイ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか？