このブログを読んでいる方の半分くらいはパチンコ遊戯者だと思いますが、人生の結構な時間をパチンコに費やしてきたかと思います。
パチンコを楽しんでいるうちは気にしませんが、ふと我に返ると『パチンコの無駄さ』『パチンコの無意味さ』に気づく人もいるはずです。

この記事を訪れたってことはそういうことでしょう!
パチンコを止めようと思っている人だけでなく、これからもパチンコを楽しみたい人も一読ください。
パチンコをやることで起こる3つの無駄
世の中には様々な娯楽がありますが、中でも「無駄」と言われているパチンコ。
そのパチンコをすることで起きる3つの無駄をご紹介しましょう。
お金の無駄

パチンコをやることで起きる一つ目の無駄は、『お金の無駄』です。
これは言わずとも分かるはず。
みなさんは、今までどのくらいのお金をパチンコに使ってきましたか?
年間の負け額は、打ち方やレートによっても変わってくると思いますが、レジャー白書2019によると一人当たりの年間平均費用は8万1800円(2018年)だそうです。
ん?待てよ?年間負け額がたったの8万円?
はっきり言ってそんなのありえません。
こちらのデータをご覧ください。
これは私の旧サイトで集計したアンケート結果です。

7割以上の人が年間10万以上負けている結果となっており、たぶんこれがリアルだと思います。
年間で見るとたいしたことがないように思えても、これが5年10年続けば結構な額。

パチンコ歴16年スロット歴14年の私の場合ですが、たぶん1000万円くらいは使ったと思います(笑)
しかしパチンコの負け額は一瞬で消えているわけではなく、増えたり減ったりを繰り返しながらの結果であるため、打っている本人はこの失った大金に気づいていません。
5年、10年と経ってから振り返ると気付くものです。
人によっては今までの負け額で、高級車・一軒家を買える人もいるかもしれません。
このようにパチンコは明らかな『お金の無駄』なのです。
時間の無駄

みなさんはパチンコを一日何時間楽しんでいますか?
パチンコは1時間、2時間で止められるようなものでなく、人によっては開店から閉店まで10時間以上パチンコをしていることもあり、時間があっという間に感じることも多々あります。
パチンコにおける平均遊戯時間は3.5時間とされていますが、実際はもっと多いでしょうし、縛りの多いパチスロなんかはもっと遊戯時間が増えると思います。
でもその数時間もの間、ただ液晶を眺めて一喜一憂しているだけで何も得ることはできません。
レジャー白書2019によると、年間のパチンコ活動回数は「28.5回」です。
つまり28.5回×3.5時間(平均遊戯時間)だとしても、年間約100時間はパチンコで費やしていることになります。
それが10年で1000時間・・・。
1000時間もあったら何か大きな事に挑戦できそうですし、時給1000円のバイトでも100万円稼ぐことができます。
パチンコに行く回数と実践時間
・月6回で4時間の場合
「6×4×12=年間288時間」
・月6回で6時間の場合
「6×6×12=年間432時間」
・月6回で10時間の場合
「6×10×12=年間720時間」
※偏差値60程度の大学に合格するための平均勉強時間が年1000時間と言われています。
ちなみに月に8回行く人であれば年間活動回数が96回になりますので、3時間稼働で年間288時間、10年で2880時間、さらに月10回以上行く人なら・・・そう考えたらより『時間の無駄』と思えてしまいます。

私の場合は、後悔先に立たずですが…
人生の無駄

パチンコは「お金」「時間」の無駄ですが、それ以上に無駄になることがあります。
それが『人生』です。
パチンコ原因の犯罪・離婚・退職・借金・自殺などが実際に多く起きています。
パチンコ絡みの事件例➀
81歳の女性が首を絞められ殺害された事件。
殺人の疑いで逮捕された59歳の無職の女は、「お金を貸して欲しいと頼んだら断られて、殺してしまった」などと供述。
女は事件前にも他の客から現金を借りていたとのこと。
パチンコ絡みの事件例②
トイレの個室から煙が出る事件が発生。
トイレットペーパーに火がついており壁が焦げるなどしたが、けが人などは出なかった。
防犯カメラから同市内に住む56歳の男の犯行であることが判明し、現住建造物等放火未遂罪で逮捕される。
放火の理由は「パチンコで負けた腹いせ」とのことで、「店を燃やすつもりはなかった」と話しているという。
パチンコ絡みの事件例③
当時住んでいたマンションに0歳から5歳の子ども4人を約8時間放置した疑いで30代夫婦が送検された。
4人の子供のうち生後3か月の赤ちゃんが死亡。
容疑者らは当初「午前中から家で寝ていて、起きたら意識がなくなっていた」と説明していたが、その後、店の防犯カメラなどから、夫婦2人でパチンコ店に行っていたことが判明した。
今までパチンコで人生を無駄にしてきた人を多く見てきましたし、私自身も仕事や人間関係をパチンコで失い、人生を無駄にしてきたつもりです。
パチンコは、パチンコ以外の関心や興味を妨げて壊していきます。
普段どんなに穏やかな人柄でも、パチンコで負けると人が変わったように不機嫌になる人もいます。
パチンコは人を変えてしまいます。
パチンコに出会わなければ違う人生も歩めたのでしょうが、出会ってしまったが故に人生が狂ってしまったのです。
パチンコをやることは『人生の無駄』にも繋がりかねないのです。
パチンコほど無駄なものはない
パチンコは他の娯楽に比べて、得るものはほとんどありません。
むしろ失うモノ(お金・時間・人生)が多く、唯一得るものはギャンブル仲間とひねくれた考えくらい。

健康もね…。
趣味として楽しむのもいいですが、どこへいっても「趣味・特技はパチンコです!」と胸を張って言えないし、社会的にも煙たがられる存在。
誰にも言えない、煙たがられる、失うモノが多い・・・。
パチンコほど無駄なものはないと思います。
だからって「パチンコをやるな」とは言いません。
ただ一つ覚えておいて欲しいのは、「パチンコは無駄なんだ」という事。
そこを頭の片隅でも入れて置かないと、残りの人生を棒に振ることとなるでしょう。
・あの負けたお金があれば・・・
・あの時間があれば・・・
なんて一度でも思ったことがある人は、すでに気づいているはず。
パチンコで人生を終えたくないのであれば、パチンコを断ちましょう。
すぐに断つことができない人も、まずはパチンコ以外の興味を持つことから始めてみるのもいいかもしれません。

パチンコ以外の趣味を持っている人ほど、依存性は低くなる傾向です!
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