車に入浴セットを積んでる人が多いくらい、温泉や銭湯好きが多い青森県。
それはデータにも表れており、総務省統計局の【温泉・銭湯入浴料の支出】調査では、
1位:青森市 4390円
2位:長野市 3577円
3位:札幌市 3419円
※2016~2018年の平均
※都道府県庁所在地及び政令指定都市
と青森市が日本一に輝いています。
都道府県別にみても、
とこれまた全国一となっており、青森県民の温泉好きが証明されています。
では、なぜ青森県民に温泉好きが多いのか?を考えてみたいと思います。
なぜ青森県に温泉好きが多いのか?
青森県民に温泉好きが多い理由として考えられる3つを挙げてみます。
日本一銭湯が多いから?
温泉好きが多い=温泉が多いってことも考えられます。
ねとらぼが発表した【人口10万人あたりの銭湯の数が多い都道府県ランキング】を見ると、
1位:青森県 23.18軒
2位:鹿児島県 17.06軒
3位:大分県 13.52軒
と青森県が人口10万人あたりの銭湯数日本一となっています。
「どうせ銭湯でしょ?」と思われるかもしれませんが、温泉地数(2019年)でも125か所と全国5位。
1位:北海道 243か所
2位:長野県 205か所
3位:新潟県 145か所
4位:福島県 136か所
5位:青森県 125か所
また、源泉数は1075か所と全国6位。
1位:大分県 5088か所
2位:鹿児島県 2749か所
3位:静岡県 2244か所
4位:北海道 2172か所
5位:熊本県 1360か所
6位:青森県 1075か所
身近に入浴施設が多いことが、温泉好きになった理由ではないでしょうか?
早起き県だから?
青森県は言わずと知れた早起き県。
総務省統計局のランキング(2016年)では、
1位:岩手県 6:17
2位:青森県 6:18
3位:静岡県 6:18
4位:富山県 6:19
4位:岐阜県 6:19
と全国2位の早起き。
早起きしてひとっ風呂という考え方の人も多いのかもしれません。
また青森県には朝風呂文化というのも存在し、県内の温泉や銭湯では朝早くから営業しているところも多いです。
農業が盛んな地域でもありますので、朝起きて仕事前に温泉って人も多いのだと思います。

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雪が多く寒いから?
青森県は雪が多く寒いので、温泉が好きな人も多いのかもしれません。
先ほどの温泉・銭湯入浴料の支出額ランキングの上位5市、
2位:長野市
3位:札幌市
4位:盛岡市
5位:富山市
をみても、わりと雪国と呼ばれる地域が多いです。

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まとめ
青森県民に温泉好きが多いのは、
・早起き県だから?
・雪が多く寒いから?
以上の3つが考えられます。
あくまでも個人的見解なので本当のことは分かりませんが、こういったことも関係しているのではないかと思います。

UOTO
最近は後継者不足やコロナ、原油高などの影響により、各地で温泉や銭湯が廃業しています。
温泉好きの多い青森県でもそれは同じで、厳しい状況です。
温泉好きの県民性を後世に引継ぎながら、今ある温泉や銭湯を守っていきたいですね。

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