気軽に訪れられる弘前の湧き水2選【御膳水・富田の清水】
湧き水を見るとちょっと興奮するUOTOですが、今回は弘前市にある湧き水スポットをご紹介します。
環境省によると弘前市の代表的な湧水として、
・御膳水
・御茶水
・堂ヶ平桂清水
・清水観音水
・御神水
・羽黒神社霊泉
・小杉沢の湧水
と8つあるみたいですが、その中から【御膳水】と【富田の清水】を先日訪れました。
御膳水
まず最初に訪れたのが『御膳水』です。
弘前れんが倉庫美術館から弘前中央病院のわき道を300mくらい歩くと現れます。
明治14年明治天皇東北巡幸の際、この湧水をお茶や料理に使ったことから『御膳水』と命名したそうです。
昭和61年には青森県の【私たちの名水】に選ばれ、現在でも生活用水として使われています。
水槽は2つあり、2つ目の水槽から側溝の方に垂れ流されています。
綺麗な湧水ですが、飲用には適していないとのこと。

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富田の清水
御膳水から徒歩1分くらいの場所にある湧き水『富田の清水』。
読み方は【とみたのしつこ】です。

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1686年津軽藩4代藩主:津軽信政が和紙職人の熊谷吉兵衛を招き、この湧水を使わせたのが始まりと言われています。
昭和初期までは紙漉に利用されましたが、 その後は市民の生活用水として使用されるように。
昭和60年、環境庁の【名水百選】にも選ばれています。
水槽は6つありますが、
3 :米、青物洗い、洗顔
4 :紙漉の材料、漬物樽をつける
5・6:洗濯、足洗い
といったように各水槽の使用に決まり事があったそうです。
現在でも管理されているため、給水口からの水のみ飲用可能とのことです。

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とまぁ簡単に、気軽に訪れられる弘前の湧き水についてご紹介しました。
ここで紹介した【御膳水】【富田の清水】へは住宅街を通る必要があり、駐車場もないため徒歩で訪れることをおすすめします。
観光スポットである【最勝院五重塔】や【弘前れんが倉庫美術館】も近いので、弘前散策の際はぜひとも寄っていただきたいと思います。
弘前市吉野町
飲用:不可
弘前市紙漉町
飲用:可
過去に訪れた十和田市の湧き水はこちらから・・・
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