なぜ中国人観光客に「青森」が人気なのか?

 

こんにちは、UOTOです。

最近街を散策していると多くの中国人、台湾人らしき観光客を見かけます。

先日、奥入瀬渓流に行ったのですが、そこでも多くの中国人の団体を見かけました。

それもそのはず、中国や台湾における青森人気が高まっている」とのことで、実際に2018年の観光庁が発表した外国人延べ宿泊客数は前年比45.7%と全国一の伸び率で、その多くが中国や台湾からの観光客。

なぜ多くの外国人が訪れるのかについては過去記事をご覧になっていただき、今回は中国人観光客になぜ青森が人気なのかについて書いていきます。




中国人観光客に青森が人気の理由

これは中国の方に直接聞いたわけではないので、あくまでも憶測の内容です。

少し前まで中国人観光客に人気だったのが「東京」「京都・大阪」といった大都市圏や、「富士山」「熱海」などのメジャーな観光地。

「爆買い」って言葉も流行するほど、中国人観光客が急激に増えましたよね。

ですが爆買いという言葉も落ち着き、中国人観光客は「買い物」が目的だった旅行から「体験」を求める旅行に変わってきており、日本の文化や伝統・四季を楽しめる地方が注目を浴びているというのです。

その一つが青森ということになります。

しかし日本に多くの自然豊かな県があるのになぜ青森なのでしょう?

その理由はSNSと交通の便、そして特色ある自然が関係しています。

 

青森人気の理由1:SNS

青森が人気の理由としてはSNSでの情報発信というのがあります。

中国で人気のSNSはTwitterではなく、ウェイボーというSNSです。

そのウェイボーでの青森県アカウントはフォロワー数が122万人と2位の北海道に100万人以上の差をつけています。

ウェイボーの青森県アカウント

ちょっと中国語が分からないので何を書いているのか説明できませんが、青森県の風景とか食とかを分かりやすく画像をメインに投稿されていることが人気なのかもしれません。※元々中国ではリンゴの影響で「青森」という知名度は高いそうです

あれこれプランを立てる日本人とは違い、中国人は画像を見て直感的に「行きたい!」って思う人が多いのかもしれません。

14億人以上の人口規模を誇る中国においてSNSでの発信は影響力が高く、そこに早くも目を付けた効果の表れだと思います。

10分の1の人が興味を持ったとしても1.4億人ですからね・・・中国凄い。

 

青森人気の理由2:交通の便

青森と聞くと交通の便が悪いように感じますが、団体ツアーが多い中国人観光客には関係ありません。

空港や駅に着いたらあとはバス移動なので、在来線などの交通の便が悪くても関係ないのです。

ようは羽田空港~青森空港、東京駅~新青森駅など拠点同士繋がっていればいいわけで。

個人客であっても人気の東京からは新幹線一本、京都なら伊丹空港から、北海道からならフェリーや新幹線など色んな方法で行くことができるので、「東京観光した後に青森に行こう」「北海道から青森にちょっと寄って、東京に行こう」など色んなプランが建てられる事も魅力だと思います。

青森は新幹線・フェリー・飛行機と、県外からの色々な移動手段があるので人気なのではないかと思います。

 

青森人気の理由3:特色ある自然

青森の四季はハッキリと分かれているため、中国人に「日本らしい景色が見られる」と人気で、一部の中国人にはリトル日本とも言われているそうです。

ネット情報では、「岩木山は富士山、弘前は京都、浅虫温泉は熱海と似ているから」という理由もあるようで。

特に人気となっているのが奥入瀬渓流や十和田湖、八甲田山と言った自然的な観光地。

やはり大気汚染が社会問題化している中国において、青森の空気の良さは魅力的なのかもしれません。

他県でも同じような四季・風景の所はありますが、これもSNSなどによる情報発信での効果だと思います。

 

日本人が気付いていない魅力にハマっている

青森県は数年前までは観光地としての認知度はかなり低い位置でした。

ねぶた祭や弘前さくらまつりなどの一部シーズン以外はほとんど観光客が訪れないような県だったのですが、中国人などの外国人観光客が増加してくれたことで、観光にも力が入り、多くの日本人・外国人観光客が訪れるようになりました。

中国人観光客はメジャーな観光地からマイナーな観光地へシフトしてきています。

日本人が行かないような観光地に目を付け始めているのです。

その一つが青森県だったということ。

地元民にとって厄介な雪ですらも観光資源になってしまうのですから、日本人が気付いていない魅力を中国人観光客が引き出してくれているのかもしれませんね。

 

この効果を持続できるかが課題

中国人観光客に「青森」が人気の理由として以上の事が考えられているわけです。

県民としては嬉しい限りですが、青森県を訪れる中国人観光客が多くなっているからとはいえ、この効果がこのまま持続できるかは分かりません。

政治的な対立があるごとに訪日客が激減したりすることもあるので、正直言って大きなリスクも伴います。※今の韓国のように・・

何かあるごとに外国人観光客が減ってしまっては、インバウンド需要を見込んで設備投資している宿泊施設などは大ダメージです。

中国人観光客が増えていることに感謝しつつも、リスクは少なからずあるので、色んな国から訪れてもらえるような県づくりをしていって欲しいですね。




UOTO

UOTO(うおと)青森県在住の30歳。

【青森をもっと元気に!】を目標に大好きな青森県でブロガーとして頑張っています。
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