国家石油備蓄基地が青森県にもあるって知ってました??
ガソリンの高騰が続いていて、家計にも大きく影響してきている今日この頃。
原油価格の高騰を受けて、政府が石油の国家備蓄の一部を放出することを決めました。
ニュースでは毎日のように『国家石油備蓄基地』という言葉を聞くので、「国家石油備蓄基地って何?」「どこにあるの?」って気になっている人も多いそうです。
そんな国家石油備蓄基地ですが、実はここ青森県にもあるってご存じでした?
青森県にもあった国家石油備蓄基地

日本では、国家・民間・産油国共同の3つで約8000万klの石油を備蓄しています。
これは災害や戦争などで石油の輸入が途絶えたときに使うためのもので、約200日分備蓄しているそうです。
過去にも石油放出は何度かされていますが、民間備蓄から放出しており、今回の国家備蓄放出は異例なことだそう。

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ニュースを見て「国家石油備蓄基地ってどこにあるんだろう」って人もいるかもしれませんが、全国に10か所あります。
・むつ小川原(青森)570万kl
・久慈(岩手)175万kl
・秋田(秋田)450万kl
・福井(福井)340万kl
・菊間(愛媛)150万kl
・白島(福岡)560万kl
・上五島(長崎)440万kl
・志布志(志布志)500万kl
・串木野(鹿児島)175万kl
参考:独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構
そして青森県にも『むつ小川原国家石油備蓄基地』というのがあります。
場所は六ケ所村です。
高さ24mのタンクが51基あり、貯蔵備蓄容量としては国家石油備蓄基地の中で2番目に多くなっています。

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しかもこちらのむつ小川原国家石油備蓄基地ですが、実は国家石油備蓄基地第一号として建設されたそうです。
意外と知らない人も多かったのではないでしょうか?

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見学もできるみたいです
六ケ所村にある『むつ小川原国家石油備蓄基地』は、施設見学することも可能です。※2021年現在、休止中
展示室では1/100スケールのタンクの模型や実寸大の設備、採掘されたままの原油を見ることができるそう。
また高さ24mの展望室からは原油タンクや再処理工場・風力発電所など、エネルギーの街らしい景色が眺められるようです。
見学の予約などについては公式ページをご覧ください。
むつ小川原石油備蓄株式会社(コロナの影響で見学休止中)

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最後に・・・

「国家石油備蓄基地から石油放出するんだ~へぇ~」と連日のニュースを聞き流している方も多いかもしれませんが、その話題の国家石油備蓄基地が青森県にもあるってことを分かって頂けたでしょうか?
六ケ所村にあり、しかも国家石油備蓄基地第一号で貯蔵備蓄容量も2番目に多い。

一般の声
石油高騰は北国人にとって大きなニュースですが、高騰の要因や消費国と産油国の対立など詳しいことはパッパラパー。
なのでちょっと違う視点で記事を書いてみました。
お・わ・り。

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