『アツギむつ工場が閉鎖』というニュースについて
ストッキングなどの下着メーカー『アツギ(株)』が1月20日、国内生産子会社の生産業務を終了するというニュースが飛び込んできました。
国内生産子会社と言えば・・・『アツギ東北』です。
青森県むつ市、岩手県盛岡市の2拠点で生産しているアツギの子会社で、今回の閉鎖により約600人が職を失う可能性があります。
アツギむつ工場が閉鎖
約500人ほどが働くアツギ東北むつ工場。
アツギ東北むつ工場と言えば、2018年の『がっちりマンデー』や2020年の『チコちゃんに叱られる』では日本一ストッキングを作っているとして取り上げられていました。
そのテレビ番組にも取り上げられたほどの工場が、今回閉鎖となります。
閉鎖理由としては“新型コロナによる需要の減少”らしく、今後は中国の工場に国内生産を移管するとのことです。
2020年には330人ほどの希望退職を募ったり野辺地工場を閉鎖したりと、嫌な雰囲気はありましたが、「やはりか・・・」と言った感じです。

UOTO
ネット上では・・・
・なんで中国なの?日本の雇用はどうでもいいの?
・好きだったけれど、国内生産が終わったら買わないかな。
と批判の声などが多く上がっています。
Yahoo!コメントランキング(経済)では1位になるほど、話題になっています。
500人の職が失われる・・・
今回のアツギむつ工場の閉鎖で、約500人の職が失われる可能性があります。
産業の少ないむつ市、そして青森県にとっては大きなダメージでしょう。
他の産業での再雇用などについて今後話し合われると思いますが、元々雇用の場が少ないむつ市、そして青森県において再雇用も難しいかもしれません。
中にはむつ市を離れ、県外に職を求める人も少なからず出てくると思います。
お隣岩手県では自動車関連や半導体関連の工場が多く進出していますが、青森県にはそういった安定した大規模な工場が少なく、今後も同じようなことが起こる可能性もあります。
最後に
アツギ東北むつ工場の閉鎖は、青森県人としてすごくショックなニュースです。
アツギ東北むつ工場で働いている人の大半がパートと聞きましたが、私自身も非正規雇用で働いているので他人ごとではありません。

UOTO
今後、むつ工場で働いていた500人の再雇用についてや建物の再活用などについて話し合われると思いますが、働いていた従業員・むつ市・青森県にとって良い方向に進むことを願っています。
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