ルアーでヤマメやイワナを狙う際、何も渓流である必要はありません。
実は集落や田園地帯を流れる『里川』でも釣ることが可能です。

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水温が低く活性の低い春や、渓流ルアー初心者の方には里川釣りがおすすめ。
そんな里川で釣りをするメリットをまとめていきたいと思います。
里川で釣りをする5つのメリット
ヤマメやイワナを狙う“渓流釣り”と聞くと、人里離れた山奥にある渓流を思い浮かべると思います。

こういった川をイメージすると思います
しかし、渓流釣りの本やサイトにはイメージしているような渓流の他に、人里や田園地帯を流れる『里川』も紹介されています。

里川のイメージ
その川の上流域に渓流魚がいれば、こういった上~中流にある里川にもいる可能性があります。
そんな里川で釣りをするメリットを考えてみましょう。

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水温が高い
解禁直後の早春の渓流釣りでは、低い水温に悩まされると思います。
渓流魚の適正水温は10~15℃と言われていますが、雪解け水が流れ込む上流域は水温5℃以下の場所が多いです。

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それに対して平野部を流れる里川は、気温の上昇も早く上流部よりは水温が高い。
そのため解禁直後などの早春の渓流釣りでは、上流域よりも里川の方が釣りやすいと言われています。
放流されやすい
一部の河川では、地元漁協の放流によって渓流魚の個体数が維持されています。
その放流する場所というのが、穏やかな流れの里川が一般的。
上流域ではスレて釣れない場合でも、放流による個体数が多い里川では釣れるといったこともあります。

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熊の心配が減る
渓流釣りで心配なのが『熊』
人気のない山奥で釣りをするのは、怖いって人も多いと思います。
しかし里川は平野部を流れるため、熊の心配は減ると思います。

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訪れやすい
上流域での渓流釣りでは、駐車場探しや入渓ポイント探しに困ることが多いと思います。
しかし里川は比較的訪れやすく、農道脇の空き地など車を停めるスペースが多くあります。

サイドが護岸になっていれば釣りもしやすい!
上流域よりはアクセスしやすいのも里川のメリットでしょう。

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ルアーロストが減る
場所にもよると思いますが、里川ではルアーロストの可能性が減ります。
上流域は複雑な地形や激しい流れでルアーロストしがちですが、里川は比較的平坦で流れが緩いためルアーロストしにくい。
また、川底に引っ掛かっても浅瀬であれば取りに行きやすいと思います。

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里川のルアー釣りは釣れる!
私の住む青森県は4月や5月になっても上流域の水温が低く、魚の活性が低めです。
そういったときに訪れるのが『里川』です。
水温計で測ったわけではないので体感的にではあるものの、上流域より水温高め。
なので上流域で釣れなかった日でも、里川ではしっかりと釣れます。

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釣りのしやすさでも里川はおすすめで、里川は洪水対策のため護岸工事していることも多く、釣りしやすい環境だったりします。
里川にはこういった堰も多く、ルアー釣りにおける1級ポイントとなります。

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基本は深場狙いですが、気温が上昇して活性があがればこういった浅瀬でも釣れます。

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里川で渓流魚を狙おう!
個人的に里川での釣りは、
・足場がしっかりしている
といったことから、どちらかといえば初心者向けだと思っています。
渓流では『熊』や『足場の悪さ』といった危険も伴いますが、里川なら少し安心。
わざわざ長い時間をかけて上流に向かわなくとも、里川でヤマメやイワナが釣れることだってあります。
特に解禁直後の渓流釣りでは、メインになってくる釣り場です。
“渓流釣り”というからには渓流で釣りたい気持ちも分かりますが、まずはお近くの里川で試してみるのもいかがでしょうか?

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