回覧板はいらない!?回覧板のメリット・デメリット

2021年1月15日

大きな街では減ってきていますが、小さい村や集落では未だに行われている『回覧板』という習慣。

この回覧板については賛否両論あり、中には「回覧板はいらない!」「めんどくさい!」って声もあります。

そこでこの記事では回覧板のメリットデメリットをまとめ、回覧板の必要性について考えていきたいと思います。



回覧板のメリットデメリット

町内会に加入するとけっこうな割合で回ってくる回覧板

回覧板にはどういったメリットデメリットがあるかをまとめてみました。

回覧板のメリット

確実に情報が伝わる

回覧板のメリットとしては、確実に情報が伝わるということです。

全世帯にチラシを配るという方法もありますが、ポストがない家だと雨で濡れてしまったり、他のチラシと一緒に捨てられる可能性もあります。

しかし回覧板は雨で濡れないようなファイルになっていたり、“受け取ったら次に回す”という動作があるので、その人が見る見ないはともかく確実に各世帯へ情報が伝わります。

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最後の世帯まで回れば情報共有できたということですね。

 

近所のコミュニケーションツールになる

回覧板のメリット2つ目は近所とのコミュニケーションツールになるってことです。

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今の時代、こっちの役割の方が大きいですね。

最近は高齢の世帯や単身の世帯が増えていたり、近所との関わり自体も減ってきています。

回覧板を回すことで挨拶などのコミュニケーションにも繋がりますし、近所の異変に気付いてあげることもできます。

 

回覧板のデメリット

次の家に持って行かなくてはならない

回覧板の最大のデメリットは、次の家に持って行かなくてはならないってことですね。

お隣とかならいいんですが、場所によっては近所まで数百メートル、1キロ以上って家もあります。

我々のような世代ならちょっとした散歩がてら行けますが、歩くことが難しい高齢者なら大変ですよね。

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冬場や悪天候時はさらに危険ですね・・・

 

情報共有に時間がかかる場合も・・・

回覧板を見たら次の家に回すのが基本ですが、途中の家の人が回覧板を回すのに時間がかかると、その分情報が遅れます。

回覧板には「いついつまでに○○さん家へ」といった日時の制限はありません。※うちの集落の場合は

各家庭色々な事情があるので仕方ない事ですが、どっかの世帯で回覧板が止まってしまうと情報共有に時間がかかってしまいます

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私の家が班長だったとき、回覧板が戻ってくるまで2週間くらいかかったこともあります(笑)

 

特に重要な内容は・・・ない

回覧板のデメリット3つ目は、特に重要な情報はないってことです。

昔は回覧板に地域の重要な情報が記されていた場合が多かった気がしますが、パソコンやスマホが普及した現在は回覧板に重要な情報を載せることが少なくなりました。

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名前や住所を気軽に載せられない時代ですからね・・・

私の集落の例を挙げると、交番ニュース的な紙が一枚ある程度。

毎月これだけです。もちろん大事な内容ではありますが・・・

回覧板のメリットデメリットを見ていっても、今の時代ではデメリットの方が多いような気もします。

 

「回覧板はいらない」って人が圧倒的に多い

これについてはアンケートを取ったわけではありませんが、私の集落では圧倒的に回覧板はいらないって人が多い印象です。

20代30代の世代がそう思うならまだしも、意外と高齢世帯の人もそう思っているそうです。

その理由として、

・次の家に回すのが大変
・特に大事なことが書かれていない

ってこと。

実際に近所の家へ回覧板を持って行ったときに、80代の老夫婦から「わんどあるげねぇすけ、○○さ持って行ってけろ(私たち歩けないから、○○の家に持って行ってください)」ってお願いされたこともあります。

回覧板を回すには近所の家まで歩いていかなくてはならず、高齢者の方ほどかなりの負担になります。

特に北国なんかは雪で歩道が埋まっていることもあり、危険も伴います。

また先ほどデメリットでも挙げた通り、回覧板には重要な事が書かれていない場合が多いため、そもそも全く見ていない人も多い。

こういったことから回覧板はいらないという声が多くなっています。

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この声はコロナ禍でさらに大きくなっているそうです。

かといって回覧板がいらないからと町内会を抜けると、町内会費で賄っているゴミ捨て場の利用ができなくなる可能性も。

個人的にも正直面倒に感じていますが、多くても月1回だし、地域では若い世代に入るので近所付き合いのつもりで回しています。

 

電子回覧板ってのもあるらしいけど・・・

メールやラインを使った電子回覧板というのもあるそうです。

こちらの場合は一斉に送信されるため、近所に回すって作業がなくなりとても便利。

ですが高齢世帯の方はスマホやパソコンを持っていない場合が多く、また、ネット環境すらない地域もあります。

山奥にある田舎では現実的ではないですね。

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一部の限られた地域でしか運用できないでしょうね・・



まとめ:回覧板は必要!!

最後に回覧板のメリットデメリットを振り返ります。

回覧板のメリット
・確実に情報が伝わる
・近所のコミュニケーションツールになる
回覧板のデメリット
・次の家に持って行かなくてはならない
・情報共有に時間がかかる場合も・・・
・特に重要な内容は・・・ない

回覧板の役割って、今と昔では変わってきているのかなって感じます。

昔は情報共有手段として回覧板があったかもしれませんが、今は近所とのコミュニケーションツールの役割を担っている気がします。

単身の高齢世帯が増えている現在、誰にも相談できず困っていたり、自宅で倒れていても気づかれずに・・・ってケースもあります。

そういったことを防ぐためにも、回覧板は必要なものなのかもしれません。

「回覧板はいらない」って声もありますが、地域の繋がりという意味でも回覧板は残していくべき習慣でしょうね。



UOTO

UOTO(うおと)青森県七戸町在住の32歳。

【青森のブロガー】を目標に、大好きな青森県で頑張っています。
趣味で釣りしますが、かなり下手(笑)
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