本当の田舎は○○県!?【東北の田舎決定戦】

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
田舎

 

「東北地方」

はるか昔は異民族の居住地とされ、中央権力に抑え込まれていました。

そして雪やヤマセに悩まされ飢饉も多く、戦国時代になると津軽家や南部家、安藤家、伊達家や最上家、蘆名家といった大名たちが争いを繰り広げていました。

しかし時代と共に平和を取り戻し発展を続け、宮城県仙台市は日本有数の100万人都市になるなど、昔とは違った東北地方が作り上げられています。

それでもまだ全国的に東北地方=田舎というイメージは強く、さらには東北地方内部でも「青森VS岩手」「宮城VS福島」のような、「どっちが田舎か」みたいな争いがネット上では繰り広げられています。

ドングリの背比べと冷ややかな目を浴びせられていますが、それでも争いが絶えません。

そこで私が勝手に東北地方における【本当の田舎を決めたいと思います。

この無駄な戦いに終止符を打ちます。




 

東北田舎の県決定戦

どの県が田舎かどうかを判別する中で【県人口】【県の人口密度】【イメージ】【上位三都市の人口】の4つから田舎度を比べてみたいと思います。

県人口(2017年データ)

2017年のデータにはなりますが、東北地方の各県の県人口は以上のようになっています。

これを見る限りでは、1位:宮城県・2位:福島県・3位:青森県です。

県人口を見れば、東北地方の中で一番の田舎県は秋田県(約102万人)ですね。

ただ県人口が多くても県の面積が広ければ人口が分散するので田舎に見えてしまいます。※逆もあり

そこで次は「県の人口密度」を見ていきましょう。

県の人口密度

人口密度とは1㎢(平方キロメートル)当たりの人口数の事です。

なので同じ人口であっても県面積が広ければ少なくなり、狭ければ多くなります。

人口密度で見てみると県人口と変わらず、1位:宮城県・2位:福島県・3位:青森県となっていますが、最下位が岩手県に変わりましたね。

岩手県は北海道に次いで2番目に面積が広い都道府県なので、県人口が東北4位でも人口密度が低くなり、人口密度部門の田舎県は岩手県(81.2人/㎢)になりました。

しかしながら「田舎」というのは人口だけではなくイメージから来るものです。

次に田舎のイメージが強い県はどこなのか見ていきましょう。

 

イメージ

過去に知人サイトで「田舎だと思う県は?」というアンケートを取ったのですが、そこでの得票数をまとめました。

その結果、1位:青森県・2位:秋田県・3位:山形県となり、青森県に関しては全国一得票数を集めていました。

「田舎」というイメージは知名度と比例しますので、東北地方の中でも場所が分かりやすく知名度も高い青森県に「田舎」というイメージが定着しているのかもしれません。

青森イメージ

ということでイメージ部門での田舎県は青森県(27票)になりました。

では最後に上位三都市の人口を比べてみたいと思います。

 

上位三都市の人口

ちょっと長くなってしまいましたが、県庁所在地とそれ以外の都市の人口をまとめました。

仙台だけが100万人、その他は10~30万人程度です。

まぁ合併とかし過ぎて面積がとてつもなくデカい市もありますがね。

とりあえず上位三都市の人口を足した数で比べてみると1位:宮城県・2位:福島県・3位:青森県という順位でした。

そして最下位が秋田県・・・。

でも人口だけでみると秋田市は仙台・いわき・郡山に次ぐ4位となっています。

 

結果発表

県人口・・・・・・・秋田県
県の人口密度・・・・岩手県
イメージ・・・・・・青森県
上位三都市の人口・・秋田県

東北地方における本当の田舎は総合的に考えて秋田県ということになりました。

そしてまとめると北東北3県は田舎だって事と、仙台のおかげで宮城はずば抜けて都会ということでした。

でも上の表を見てもらえれば分かる通り、東北各県はどんぐりの背比べ程度の差しかありません。

なのでどこが都会・田舎というのは考えるだけナンセンスということでしょう。

 

今回優勝した秋田県には副賞として、この記事で「秋田のオススメホテルと伝統工芸品」をPRしたいと思います。

東北一の田舎:秋田県で一番人気のホテルがこちらです。

東北一の田舎:秋田県のオススメ伝統工芸品はこちらです。

田舎は最高のブランド

過去記事でも言いましたが、田舎というのは最強のブランドです。

中途半端な都会が一番つまらないと思います。

田舎ブランドを前面に打ち出せば、大きな商機もあるはずです。

確かに住んでいる人にとっては田舎というのは嫌かもしれません。

ですが今の時代ネットでほとんどのモノが手に入ってしまうのでそこまで店が無くても困らないし、むしろ人が少ない方が心地よく過ごせると思います。

今回の東北一の田舎決定戦では結果的に秋田県が最下位になってしまいましたが、私は「おめでとうございます」と言いたいです。

これは馬鹿にしているのではありません。

東北一の田舎県=本当の日本です。

つまり本当の素晴らしい日本の姿が秋田県にはあるのです。

秋田県には秋田美人が多いという事で、もしかすると少数精鋭部隊なのかもしれません。

仙台も表向きは都会ですが、建物と人が多いだけで中身は田舎です。

争ったり変に都会ぶったりするのではなく、東北6県力を合わせてこの田舎というブランドを守っていきましょう。




コメント

タイトルとURLをコピーしました