青森県=田舎というイメージになった理由~人口・魅力度などから考えてみる~

2019年11月14日

 

青森=田舎というイメージは、都会人なら誰しもが持っているはずです。

いや、都会人でなくとも青森県民ですらそう思っています。

こちらは知人に依頼しアンケートをとった集計になります。

「田舎と聞いて思いつく都道府県」
1位:青森県
2位:秋田県
3位:鳥取県
4位:島根県
5位:山形県

この順位を見て思ったのですが、2~5位の県よりも人口の多い青森県がなんでトップなんだ?と疑問に思いました。

人口から見ても全然青森が一番多いし、魅力度だってメディアに紹介されているほど高い。

じゃあなんで青森=田舎というイメージになってしまったのか?

疑問に思った私は「青森=田舎」というイメージになった理由を色んな視点から見てみる事にしました。




人口から考えてみる

その県が都会か田舎かを表す際にもっとも分かりやすいのが人口だと思います。

アンケート上位5県の人口と県庁所在地の人口を比べてみます。

青森県(人口約130万人:全国順位31位) 青森市(約28万人)
秋田県(人口約98万人:全国順位38位)   秋田市(約31万人)
鳥取県(人口約56万人:全国順位47位)     鳥取市(約19万人)
島根県(人口約68万人:全国順位46位)     松江市(約21万人)
山形県(人口約109万人:全国順位35位)   山形市(約25万人)

県人口は田舎ランキング上位の中では青森県がトップになりますが、県庁所在地人口では秋田市の下になっています。

これだけみれば、青森って意外と人いるじゃん?って話ですが、100万~200万人規模の県は全国30県くらいあるし、人口と田舎のイメージというのはあまり関係ないかもしれません。

例えば北海道は人口約540万人いますが、土地が広いのであまり人が多いイメージがなくどちらかというと田舎のイメージ。※もちろん札幌は大都会

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UOTO

人口だけでは語れませんね。

 

都道府県魅力度ランキングから考えてみる

田舎のイメージが強いという理由は青森県に魅力がないから?ってことでしょうか?

そこで「地域ブランド調査2018」による「都道府県魅力度ランキング」から考えてみました。

青森県:19位
秋田県:24位
鳥取県:41位
島根県:32位
山形県:30位

これまた青森県が田舎ランキング上位5県の中ではトップに立ちました。

このランキングからは青森の魅力度が高いということですが、そもそも青森には全国的知名度を持つ青森ねぶた祭三内丸山遺跡などがあり、それが魅力度に反映されている可能性があります。

祭りや史跡の知名度と魅力度は多少なり関係性があるので、こちらの魅力度ランキングからは「青森=田舎」という理由が見つかりませんでした。

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UOTO

魅力度ランキングは毎年変動しますしね。

 

高層ビルの高さから考えてみる

都会の象徴と言えば、高層ビルですよね。

青森県の最大の高層ビルと言えば「県観光物産館アスパム」という観光ビルですが、他の4県はどうなっているのでしょうか?見ていきます。

青森県:県観光物産館 アスパム 約76m
秋田県:ベルドゥムール ランドマーク秋田 約95m
鳥取県:米子ユニバーサルホテル 約55m
島根県:山陰合同銀行本店ビル 約75m
山形県:スカイタワー41 約134m

このような結果でしたが鳥取と山形の最大ビルは県庁所在地にないので参考になりませんし、都市によっては景観上の問題からの高さ制限などもあるようなので高層ビルの高さだけでは判断できないようです。

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アス・パム男

高層ビルの高さを競っている時点で田舎。。

 

青森=田舎というイメージになった理由

「青森=田舎」というイメージになった理由は地理的な面や気候、知名度などが大きく影響していると思います。

青森県はご存知の通り本州で一番北に位置しており、青函連絡船があった頃は北の終着駅としても有名でした。

北の終着駅というと雪深く暗い情景を思い浮かべると思われますが、それがそのまま田舎というイメージに繋がっているのかもしれません。

それに加え、吉幾三さんの「俺らは東京さ行くだ」、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」などの多くの曲で田舎な青森の雰囲気を歌っていますし、ドラマでも田舎から上京した人は「青森出身」という設定だったりもします。

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UOTO

映画ALWAYS 三丁目の夕日でも堀北真希さんが青森から上京した人を演じてましたね。

それらが多くの人の記憶に残り、現在も「青森は日本一何もない」「青森は日本一の田舎」というイメージが残っている可能性があります。

 

青森=田舎は最強のブランド

【青森=田舎】のイメージがついたのは単純に人口や都市景観だけでなく、知名度や歴史・文化が大きく関わっていたのです。

青森県民からすると「田舎」というイメージは印象が悪くデメリットにしか感じないかもしれません。

しかし、この田舎というイメージは最強のブランドだと私は思います。

例えば都会に暮らす人が都会の喧騒に疲れて「田舎に行きたい」と考えた時、青森に田舎のイメージが強いと「そうだ、青森に行こう」と思う可能性があるのです。

基本的に大都市圏以外は田舎に部類しますが、その中でトップというのは凄い事だと思うし、その田舎ブランドを生かせば大きな誘客にも繋がりそうな気がします。

最近では多くの外国人が青森県を訪れるようになっていますが、青森県の四季や田舎の雰囲気が外国人の思い描く日本のイメージとなっているそうです。

イメージもなく県名すら思い出されないよりは、何かしらのイメージで思い出されるという事は良い事だと思います。

そんな日本一有名な田舎:青森県にみなさまも訪れてみませんか?




UOTO

UOTO(うおと)青森県在住の30歳。

【青森をもっと元気に!】を目標に大好きな青森県でブロガーとして頑張っています。
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