七戸町の魅力とオススメ観光スポット【東京から約3時間!】
今回は私の地元:七戸町の魅力とオススメ観光スポットのご紹介です。
七戸町と聞くと真っ先に思い浮かぶのが『新幹線駅のある街』
2010年12月の東北新幹線全線開業時に新幹線駅が設置され、東京と約3時間で結ばれるようになりました。
とはいえ、まだまだ知名度は低いので、微力ながら七戸町の紹介をさせていただきます。
七戸町の魅力
まず簡単に七戸町の紹介を。
七戸町は、東八甲田麓にある人口約1万5000人の緑豊かな町です。
2010年に東北新幹線七戸十和田駅が開業したり、青森と八戸を結ぶ上北縦貫道路の終点で交通の要所となっています。
また町内には国内有数の規模を誇る『二ツ森貝塚遺跡』があり、今後他の縄文遺跡と同様に世界遺産への登録が期待されています。

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そんな七戸町には魅力がたくさん!
・食べ物が美味しい
・東京から近い
一つずつ見ていきましょう。
七戸の魅力1:自然が豊か
先ほども言いましたが、七戸町は東八甲田の麓にあります。
山あり田畑ありと田舎らしい風景が残り、それを活用したアクティビティも多くあります。
夏はバーベキューやキャンプができるし、冬は七戸スキー場でスキーやスノボ。
春は花見に秋は紅葉と、子供から大人まで楽しめる自然がたくさんあるのが七戸の魅力です。
七戸の魅力2:食べ物が美味しい
七戸町は農業が盛んな地域なので、にんにくや長芋をはじめ、カシス・トマト・アピオスなどの多くの特産品があります。
にんにくに関しては、県内・国内2位の生産量を誇ります。

にんにくマン
七戸産のにんにくは食後のニオイが気にならないという特徴があり、知名度が高い田子産にんにくに負けず劣らずの人気を誇ります。
また全国1位・2位を争う青森県の長芋生産量の中でも、七戸町は長芋の全国有数の産地。
八甲田の豊かな自然と水で育て上げられた長芋は他産地よりも美味しいとされています。
たくさんの美味しい物が身近にあることも七戸町の魅力です。
七戸の魅力3:東京から近い
ぜひ県外の方に知っておいて欲しい七戸町の魅力として、“東京から近い”というのがあります。
町内に新幹線駅があるので、新幹線を使えば東京駅から約3時間で着いてしまうんです。
日帰り旅行もできますし、ビジネス面でもかなり利便性が高い。
七戸からバスやレンタカーを使えば下北半島や十和田湖にも行けますので、青森観光の拠点として利用できます。
七戸町のオススメ観光スポット
七戸町にはオススメの観光スポットがたくさんありますが、残念ながら観光雑誌ではほとんど取り上げられません。
そこで一部ではありますが、ご紹介していきたいと思います。
七戸十和田駅周辺(道の駅・鷹山宇一記念美術館)
七戸町最大の観光スポットと言えば、2010年に開業した東北新幹線七戸十和田駅の周辺地帯でしょう。
駅周辺には小さなお店・イオンや道の駅が集まっており、人の流れを形成しています。
特に道の駅しちのへは地元の新鮮な特産物や青森のお土産を買う事ができる施設で、改築・増築を繰り返し県内有数の来客を誇る道の駅に成長している人気の観光スポットです。

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また七戸出身の洋画家・鷹山宇一の作品を鑑賞できる鷹山宇一記念美術館も道の駅に隣接しています。
駅構内には観光交流センターがあったり、下北半島や十和田湖などに向かうバス・タクシーもありますので、新幹線で訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください。
営業時間
9:00~18:00
アクセス
七戸十和田駅より徒歩3分
・鷹山宇一記念美術館
開館時間
10:00~18:00
休館日
月曜日・年末年始
アクセス
七戸十和田駅より徒歩4分
七戸城(国史跡)
こちらの七戸城は、お城好き・歴史好きにオススメの観光スポットです。
南北朝時代に築かれたとされる平山城で、中でも圧倒的知名度を誇る城主が七戸家国。

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七戸家国は九戸政実とともに天下人:豊臣秀吉に刃向かった一人としても有名です。
現在の七戸城は柏葉公園として整備管理されており、園内には当時の面影を残す山門がありその重厚さは圧巻です。
春は桜、秋は紅葉が綺麗なので、散歩コースとしてもオススメしています。
アクセス
七戸十和田駅より車で10分
神社
七戸町は城下町だった事や馬の産地であったことから、それに関係する神社が多くあります。
「つぼのいしぶみ」伝説の残る:千曳神社、絶滅危惧種トウヨウヒナコウモリの日本一の繁殖地:天間舘神社、5月になるとつつじの花で真っ赤に染まる:天王神社など少し変わった神社があるのが特徴です。

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二ツ森貝塚遺跡
二ツ森貝塚は紀元前2000~3500年頃の縄文時代の集落遺跡です。
この集落には貝塚と呼ばれるゴミ捨て場(言い方悪いか・・)があり、その規模は日本有数とされています。
遺跡内には竪穴式住居2棟とプレハブ式の資料館があるのみで、あの有名な三内丸山遺跡みたいな観光客向けにはなっていないのが現状ですが、広い遺跡からは当時の雰囲気が感じられます。
しかし今後、青森県などが進める縄文遺跡群の世界遺産登録が認められれば、二ツ森貝塚も大きな注目を浴びるはずです。
アクセス
七戸十和田駅より車で15分
南部縦貫鉄道:七戸駅
かつて野辺地町と七戸町を結んでいた南部縦貫鉄道線。
多くの人に惜しまれながら平成14年に廃止となりました。
そこで運用されていたレールバスは、旧七戸駅で日本で唯一動態保存されています。
土日などの10:00~16:00の間に一般公開されているので見学も可能です。
旧七戸郵便局
旧七戸郵便局は昭和3年に完成した木造2階建ての郵便局で、ドイツ下見板張の外壁など昔ながらの面影を残す登録有形文化財。
平成4年に現在の郵便局が建てられるまで使われていたという事ですから、そう考えれば凄いですね。
役目を終えた現在は、七戸町役場七戸支所前にひっそりと佇んでいます。
周辺には昔ながらの建物が多く残されているので、散策がてらご覧ください。

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アクセス
七戸十和田駅より車で10分
NAMIKI(ジェラート)
最近注目を浴びている観光スポットがNAMIKI。
牧場内にある隠れ家的なお店で、人気の商品が濃厚なジェラート。
飼育しているジャージー牛の搾りたてミルクと自家栽培の野菜や新鮮な原料にこだわって作られています。
新幹線駅からは少し距離がありますので、車必須です。

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七戸町のパワースポット
古く馬の産地だった七戸町は“願いが叶う絵馬の町”と言われ、絵馬を奉納する各神社はパワースポットとしても有名です。
馬は元々神の乗り物と言われ、昔は生きた馬を社寺に奉納していたそうでその代わりが絵馬です。
七戸町の見町観音堂と小田子不動堂には300点以上の江戸時代の小絵馬が奉納されており、国の重要有形民俗文化財となっています。
そんな絵馬の里:七戸で、絵馬を奉納できる神社は8つ。
嶽八幡宮・・・・出世開運・縁結び
見町観音堂・・・心願成就・武運長久
小田子不動堂・・火防の神・諸願成就
七戸天満宮・・・学業成就・合格祈願
七戸神明宮・・・開運繁栄・除災招福
天王神社・・・・病気平癒・水神様
花松神社・・・・家内安全・五穀豊穣

自分の求めている願いに合わせて、絵馬を奉納してみてはいかがでしょうか?
絵馬を購入できる販売店は以下の通り。※一部変更があるかもしれません
・田重菓子舗
・銘書堂書店
・杉屋敷 奥山
・川作酒店
・御菓子のみやきん
・ファッションプラザ田忠
・インテリアユニオン石源
・ふたばカメラ
・レストランジュノン
・ビューティースペースみどりや
販売店の大半が七戸町中心街に点在しています。
七戸町へのアクセス
七戸町は東北新幹線七戸十和田駅があるので首都圏からのアクセスも良好で、3時間10分ほどで着いてしまいます。
ただし二次交通としての在来線がありませんので、その後はレンタカーやタクシー・バスの利用が必須となっていますが、駅前にはレンタカー店もあるし、タクシー・バスもあるので二次交通にはそこまで困らないと思います。
東京駅→七戸十和田駅(3時間10分)
仙台駅→七戸十和田駅(1時間30分)
新函館北斗駅→七戸十和田駅(1時間20)
自家用車
東北自動車道安代J.C.→八戸自動車道(みちのく・上北縦貫)
→七戸IC(1時間20分)
飛行機
羽田空港→三沢空港(1時間20分)
三沢空港→七戸(車で40分)
※記載の時間はおおよそです
七戸町内の宿泊場所
町内には温泉・旅館などはありますが、ビジネスホテルなどはありません。
なので宿泊場所には多少苦労するかもしれませんが、駅徒歩圏内には『東八甲田温泉』という温泉宿泊施設があり、1泊2食で8000円~になっています。
もし移動手段があるのであれば、ホテルが多い近隣の十和田市での宿泊もオススメです。
魅力がたくさんの七戸町にぜひ!
七戸町は新幹線が開業し、大きく生まれ変わりました。
観光雑誌に載っていないような観光スポットがたくさんあったり、パワースポットの神社もたくさんあります。
東京や仙台などから新幹線1本で行けて日帰りも可能なので、自然豊かな歴史ある七戸町にぜひ来てみてください。
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