八戸を代表する観光スポット『蕪島』及び『蕪嶋神社』。
ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されています。
そんな蕪嶋神社の『ウミネコの時期』『御朱印』などについてまとめていきます。
ウミネコで有名な『蕪嶋神社』

八戸市鮫地区にある『蕪島』
読み方は「かぶしま」です。
現在は陸続きの島ですが、昭和初期までは完全な島で、昭和17年に旧日本軍による埋め立て工事で陸続きになったそうです。
そんな蕪島のてっぺんにあるのが『蕪嶋神社』。

商売繁盛・漁業安全の守り神として、昔から地域住民に信仰されてきた歴史ある神社です。

2015年の火事で社殿が消失してしまいましたが、2020年に再建されています!
しかし神社そのものが有名・・・というよりかは、どちらかというとウミネコが飛来する【ウミネコ神社】で有名です。
実は蕪嶋神社のある蕪島はウミネコの繁殖地として有名で、国の天然記念物にも指定されています。

観光雑誌やテレビなどのメディアで取り上げられることも多いので、全国各地から多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
蕪島のウミネコの時期

ウミネコ自体は全国どこでも見られますが、蕪島はウミネコの繁殖地なので数が桁違い。
毎年3月上旬頃からウミネコが飛来し、その数は約3~4万羽にもなります。
ウミネコの「みゃーみゃー」という鳴き声が、島全体に響き渡ります。
5月頃の蕪嶋神社の様子を動画にしましたので、ご覧ください。
蕪島でのウミネコの生活 ※パンフレット参照
2月中旬
ウミネコが集まり始める
3月下旬~4月上旬
ウミネコで島が覆い尽くされる
4月中旬~下旬
産卵が始まり、卵を温め始める
5月下旬
可愛いヒナが姿を見せ始める
6月下旬
親鳥と同じくらいの大きさになる
8月上旬
ヒナも飛べるようになり、徐々に蕪島から去っていく

もし蕪島のウミネコが見たいって方は、
3月~7月頃
に訪れると良いでしょう。

それ以外の時期はウミネコがいないので要注意!神社をゆっくり見たい人は逆にオススメです!
蕪嶋神社のご利益
蕪嶋神社の御利益としては、蕪島の“蕪”と“株”が同じ読みであることから、株価や人望の“株”が上がるとされています。
そのため、蕪に関するお守りも多く売られています。

また、蕪島では“神の使い”とされているウミネコのフンが当たると“運が付く”といわれています。
体にうんちが付いた場合に社務所へ申し出ると、無料で【会運証明書】というものが貰えるそうです。※傘はNG

勇気がある人はウンチが当たるまでチャレンジしてみてください!着替えは忘れずに(笑)
蕪嶋神社の御朱印
御朱印集めが趣味ってわけではないですが、先日蕪島を訪れた際、初めて御朱印を貰いました。

御朱印帳もなかったので、蕪嶋神社限定御朱印帳もGET。

価格は忘れましたが、御朱印帳が1500円で初穂料は500円だったと思います。

違ってたらごめんさい!
拝観時間は、午前9時半から午後4時までとなっています。
蕪嶋神社(蕪島)散策のQ&A

初めて訪れる方へのQ&Aです。
駐車場はあるの?
50台くらい停められる無料駐車場【蕪島海浜公園駐車場】があります。
車なしでも行ける?
JR八戸線【鮫駅】より徒歩15分くらいです。
ウミネコのフンが怖い
「できればフンに当たりたくない」って人もいるかもしれません。
蕪島には傘の無料貸し出しや、ガラス越しで見られる蕪島休憩所もあるので安心です。



蕪島までの道中でかけられる可能性もありますが・・・
ペットは?

蕪島では、ウミネコ保護の観点からペットはNGとなっています。
お土産店は?
先述した駐車場内には、蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」という観光施設があり、お土産を買ったり軽食をとることができます。

蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」
営業時間
・4月~10月
10:00~17:00
・11月~3月
10:00~16:00
休業日
・4月~9月
無休
・10月~3月
毎週火曜日
公式ページ
蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」
オリジナルグッズも多いので、蕪島ならではの商品を見つけることもできるはずです。
最後に

人とウミネコが共存する『蕪島』及び『蕪嶋神社』
3月~8月頃までは多くのウミネコが飛来し、間近でウミネコを観察できる貴重な場所です。

近年では「八戸のパワースポット」としても人気が高まっているので、八戸を訪れた際はぜひ『蕪嶋神社』を訪れてみてください。
蕪嶋神社
拝観時間
9:30~16:00
公式ページ
蕪嶋神社
ウミネコシーズン
3月~7月くらい
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