どこの釣り具屋にも売っている、マルキューの『パワーイソメ』
イソメのような形状と旨味成分をたっぷり含み、“イソメにせまる釣れっぷり”の謳い文句で人気の高い疑似餌です。
そんなパワーイソメですが、
・パワーイソメって釣れるの?
という声があるのも事実。
パワーイソメをちょいちょい使っている私が、パワーイソメで釣れない理由を考えてみました。
パワーイソメのメリット
パワーイソメで釣れない理由をお話しする前に、パワーイソメのメリットを挙げてみます。
・手が汚れない
・環境に優しい
パワーイソメは、サイズに応じて1袋に8本~15本入っています。
それで価格は600円前後。
本物イソメの場合は、普通の量で300円~500円くらいだと思いますが、日持ちしないので当日使いきれなければ処分すると思います。
しかしパワーイソメはワームと同じなので、使いきれなくとも次回の釣行でも使うことが可能です。

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もちろん手を汚さないので、イソメが苦手な女性や子供でも気軽に使うことができます。

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またパワーイソメは生物分解性素材で作られているため、海中に落としたとしても微生物の力で分解されるそうです。
なので魚や海にも優しいわけです。

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パワーイソメで釣れない?
【パワーイソメ 釣れ】と検索すると、必ず付いてくる【釣れない】というキーワード。
それだけ『パワーイソメで釣れない』と検索する人が多いってことです。
パワーイソメをちょいちょい使っている私ですが、正直・・・パワーイソメは釣れます。

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ただ100%釣れるわけではなく、釣れないときもあります。
釣れないし、寒い。
しかも天気悪い😱 pic.twitter.com/nbE3zVx4nG— UOTO (うおと) (@mausugahaku) January 9, 2022
釣れない理由1つ目は『魚がいない』ってこと。
時期や時間帯によっては、パワーイソメで全然釣れない事もあります。
本物イソメを使っても釣れない時ってありますが、そういったときは全く釣れないと思います。
2つ目は『活餌と同じではない』ってこと。
パワーイソメは、本物イソメと違って動きがありません。
投げて放置する場合はなおさらです。
なので、多少のアクションは付けてあげる必要はあるでしょう。
3つ目は『カラーやサイズが違う』ってことです。
パワーイソメには、様々なサイズやカラーが登場しています。
ワームにも釣れるカラー・釣れないカラーがあるように、パワーイソメに釣れるカラー・釣れないカラーがあります。
また、狙っている魚に適したサイズ選びも必要だと思います。

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パワーイソメの選び方と使い方
釣れないときに考えて欲しい、パワーイソメの選び方と使い方をまとめます。

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パワーイソメのおすすめサイズ
パワーイソメと本物イソメを比べてみると分かりますが、パワーイソメって細いんですね。
使う仕掛けによっては、針が刺しにくかったりします。
なので個人的には『極太』サイズがおすすめです。
極太サイズは本物イソメに近い太さだし、どの仕掛けにも刺しやすい。

出典:マルキュー
→『極太』
穴釣りや岸壁の足元なら
→『太』『極太』
メバルや小物釣りなどは
→『中』
この他にも『パワーミニイソメ』や『パワーイソメソフト』がありますので、併せて検討してみてもいいかもしれません。
パワーイソメのカラー
パワーイソメには4種類のカラーがあります。

出典:マルキュー
茶イソメ
赤イソメ
桜イソメ
※この他に地域限定カラーもあります
個人的によく使うのは【青イソメカラー】と【桜イソメカラー】。

青イソメカラー
青イソメカラーは、本物そっくりの見た目で自然にアピールしたいときにはおすすめです。
桜イソメカラーは夜行タイプとなっているので、夜釣りに適しています。
ただどのカラーが釣れるかに関しては、その釣り場や狙う魚によっても違うと思うので、これといったのはありません。
実際に使ってみて、一番釣果の良いカラーを選ぶと良いでしょう。
ナチュラルに誘いたい
→青イソメ・茶イソメ
アピールで食わせたい
→赤イソメ
夜釣りで食わせたい
→桜イソメ
パワーイソメを使った仕掛け
パワーイソメの使った仕掛けは、人それぞれ色々あると思います。
・穴釣り
・サビキ釣り
・ジグヘッド
投げ釣り
カレイやキスなどを狙う『投げ釣り』でもパワーイソメは使えます。
投げた勢いでイソメが切れるってこともありますが、パワーイソメであればそういったことも少ないです。
投げた後は、鈴を付けて放置しているだけでも釣れます。
ただ本物に比べて動きがないので、たまに動かしてあげると効果的です。
パワーイソメ(太~極太)
穴釣り
パワーイソメを使った釣りで一番人気なのが『穴釣り』。
ブラクリにパワーイソメを付け、テトラなどの穴を探ればアイナメやソイといった魚が釣れます。
根魚の動きが鈍い日中なんかに効力を発揮すると思います。
パワーイソメ(中)
パワーミニイソメ(中~極太)
サビキ釣り
『サビキ釣り』でパワーイソメを使う人もいます。
サビキによく使うのは、細くて柔らかいパワーイソメソフト。
短くちぎってサビキの針に付けて誘います。
匂いでの集魚効果もあり一石二鳥です。
パワーイソメソフト
ジグヘッド
ジグヘッドにワームを付けて釣りをする『ジグヘッドリグ』。
ワームの代わりにパワーイソメを使うのも一つの手です。
特に、足元へ落とす釣りで効力を発揮すると思います。
また夜釣りであれば、ただ巻きでメバルやソイを狙うことも可能です。
パワーイソメ(太~極太)
パワーイソメで釣れないときの+α
私がパワーイソメで釣れないときによく使っているのが、『泳ぐブラクリ』です。
ダイワのブラクリスイマーが有名ですが、私はハヤブサの『メタルリグスイム』を使っています。
普通のブラクリよりも動きがあるので喰いが渋いときなんかに効果がありますし、巻いて泳がすことでイソメらしい自然な動きを演出することもできます。

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また、『スプーン』にパワーイソメを付けることで、川に遡上したマルタウグイもバンバン釣れます。

スプーンにパワーイソメを付けて釣ったマルタウグイ
パワーイソメの保存方法
パワーイソメは、保存液に漬けて旨味成分を含むことで効力を発揮します。
しかし、何回も開封しているうちに保存液が徐々に減っていることもしばしば・・・。

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なのでパワーイソメを開封したら、別容器に移すことをおすすめします。

保存ケースは100均の瓶を使用。ガルプとパワーイソメを一緒に入れてます。
パワーイソメ専用の保存液があるほか、味変?のためにガルプの保存液に漬けてみるのもいいと思います。
パワーイソメは釣れます!
パワーイソメは釣れないって声もありますが、個人的には『パワーイソメは釣れる』と思っています。
さすがに本物には敵いませんが、本物イソメが手に入らない時の代用品としてはトップクラスで釣れると思います。
実際にパワーイソメの口コミには、
・まじで釣れます。しかもコスパ抜群。
・生イソメほどではないにしろ、ちゃんと釣れる
・投げてカレイが釣れました!
と「釣れた」という声がたくさんあります。

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パワーイソメで釣れないと思っている方は、
・カラー
・仕掛け
・保存方法
をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
それでも釣れないってことは、時期や時間帯が悪いってことも考えられるので、釣りに行くタイミングを変えてみるのもいいかもしれません。

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YouTubeにて釣り動画をやってます。
基本的に穴釣りメインですが、ご視聴及び差し支えなければチャンネル登録もよろしくお願いします!
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