先日、ネットで色々調べていたらこんな検索ワードがありました。
【釣り依存症】
釣り依存症って、ただ単に釣りを愛して止まない人のことだと思いがちですが、ただの釣り好きとは何か違うようです。
この記事をご覧の釣り好きの皆さん。
危ない方向へ進まないように『釣り依存症』について一緒に考えていきましょう。
釣り依存症とは?
『釣り依存症』について色々調べましたが、明確な定義はありませんでした。
ただギャンブルと関連付けているサイトも多かったので、ギャンブル依存症を参考にすると、
・日常生活や社会生活に支障が生じることがある
・多重債務や貧困といった経済的問題
・家庭問題などの社会的問題
参考:消費者庁
といったことが釣りでも見られるようです。
お金が上下するギャンブルならまだしも、なぜ釣りでも同じようなことが起こりうるのか?
それは快感や多幸感を感じる神経伝達物質『ドーパミン』が関係しているようです。
ドーパミンと聞くと、最初に思い浮かぶのが『ギャンブル』です。
予想が当たった時にドーパミンが放出されるみたいなイメージはありますが、それは釣りでも同じです。
釣れるかどうか分からない状況の中で、自分の選んだ釣り場・仕掛けで魚が釣れた時は何とも言えない快感に包まれます。
・魚の強烈な引き
・たくさん釣れた時
・狙い通りに釣れた時
・大物が釣れた時
など
他にも、
・釣り道具を買っている時
・欲しい道具が手に入った時
など、釣りの準備段階でも快感を覚えることがあります。
その快感こそがドーパミンです。

UOTO
この快感を得たいため、釣りにのめり込んでしまい我を失う。
これこそが『釣り依存症』なのではないかと思います。

UOTO
釣りは身を滅ぼす?
ネットでは釣り依存症の他に、【釣りは身を滅ぼす】と検索されていました。
釣りで身を滅ぼすパターンとして、
・釣りに行きすぎて、家族や友人と疎遠になるパターン
・釣りのことばかり考え、仕事に集中できず上手くいかないパターン
以上の3つが考えられます。
Yahoo!知恵袋にも、
・彼氏が釣り好きで困っています。
・釣りで頭がいっぱいで仕事にも身が入らず・・・
といった釣り依存症に関する質問が多くありました。
ギャンブル依存症の質問でも似たようなのがありましたが、ただ単に趣味の範囲内で楽しむ分には問題ないと思います。
ただ釣りのことで周りの人と口論になったり、釣りの出費で生活に影響を及ぼし始めると、比較的安全な趣味と言われる釣りでも身を滅ぼしかねないのかもしれません。
釣り依存症チェック
自分が釣り依存症であるかどうかを確認するために、釣り依存症チェックを作成しました。
ギャンブル依存症チェックを自分になりに変更したものです。
2、川や海を見ると「おっ」って反応してしまう
3、休みの日以外も釣りに行く
4、仕事中でも釣りのことを考えてしまう
5、釣り関係のことで家族や友人に嘘をついたことがある
6、釣れるまで意地になり帰らないことがある
7、釣具店に入ると何かしら買ってしまう
8、釣り関係のことで誰かと喧嘩したことがある
9、釣りに行けないとイライラしてしまう
10、釣り関係の出費で使い過ぎたことがある
5個以上当てはまる場合は、釣り依存症予備軍である可能性があります。

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釣り依存症対策
釣り依存症だからといって、悪いってわけではないと思います。
趣味に没頭するのは良いことですし、ギャンブルよりはマシかもしれません。
しかし、釣りが原因で誰かに迷惑をかけたり生活が困窮してしまうと、病的な釣り依存症(もしくは予備軍)と言えるでしょう。
なので釣り依存症対策として、
・本当に欲しいもの以外は買わない
・釣りに使う予算を決める
・家族第一
といった当たり前のことをしっかりやるべきだと思います。

UOTO
最後に・・・
この記事を書く前までは、『釣り依存症』という言葉すら知りませんでした。

UOTO
ただの釣り好きなのか?
それとも釣り依存症なのか?
心に手を当てて考えてみてはいかがでしょうか?
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