田舎移住に失敗する理由【後悔しないために大切なこと】

2020年5月20日

こんにちは、UOTOです。

さてみなさんは田舎移住を考えたことはありますか?

近年フリーランスの人を中心に、都会を離れて地方に移住する人が多くなっているそうです。

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都会の20代の約25%が地方移住に関心があるというデータもあります。

確かに都会で暮らしている人にとって田舎というのは憧れの場所であり、都会の喧騒に疲れ、「自然豊かな場所で暮らしたい」「静かにのんびり暮らしたい」と思う人も多くなっているのかもしれません。

しかし実際に移住した人の中には、「こんなはずじゃなかった」とか「都会に戻りたい・・」と田舎移住を後悔する人もいます。

なぜ憧れである田舎移住を後悔しているのか?

そんな田舎移住に失敗してしまう理由を考えていきたいと思います。




 

田舎移住に失敗する理由

まずどんな田舎移住での失敗例があるのかをまとめてみたいと思います。

田舎移住の失敗例
・のんびり田舎生活のはずが、車通りの多い都会とは変わらない場所だった。
・野菜を育てて生活しようとしてたけど、思っていたほど甘くなかった
・移住先に仕事が全然なくて初日から挫折しそう
・安く済むと思っていた生活費が都会とほとんど変わらない
・学校や病院が遠くて不便
などなど

これらは移住者たちのコミュニティサイトからの抜粋です。

一通り眺めて気づいたのですが、田舎移住で失敗している人に共通していることが田舎のイメージです。

田舎に興味がある人はこんなイメージを持っていませんか?

・生活費がかからなそう
・静かにのんびり暮らせそう
・自然が豊か
・人間関係が楽しそう
・小さい学校でのびのび育てられる
などなど

確かにこれも田舎のメリットではありますが、こういった田舎に対して良いイメージを持ちすぎていることも田舎移住に失敗してしまう理由です。

みなさんが思っている田舎のイメージは良くも悪くも『一昔前の田舎』なのかもしれません。

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例えて言うならトトロの世界とかかな?

 

実は間違い!?田舎の良いイメージ

先ほど挙げた田舎の良いイメージ、

・生活費がかからなそう
・静かにのんびり暮らせそう
・自然が豊か
・人間関係が楽しそう
・小さい学校でのびのび育てられる

について、実は間違っているということを詳しく書いていこうと思います。

生活費がかからなそう

田舎では生活費がかからないとイメージする人も多いかと思いますが、実は田舎の方がお金がかかったりすることもあります。

都会では電車やバスなどの公共交通機関が整っていますが、田舎では交通機関が乏しく場合によっては車が必需品になります。

車が必要ってことは、車検・タイヤ・ガソリンもちろん車本体など高額な費用がかかります。

そして水道ガス光熱費に関してはそこまで都会と変わりません。

安いのは土地と生鮮食品だけ。

なので生活費がかからなそうというのは間違いなのです。

もちろん都会のような誘惑はありませんので、人によっては娯楽費がかからないかもしれませんが。

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なんだかんだで同じ日本ですからね・・・

 

静かにのんびり暮らせそう

確かに田舎は都会に比べて静かだと思います。

人工的な明かりも少ないので星空も良く見えるでしょうし、高い建物も少ないので空が広々しています。

ですがこのイメージだけで移住してしまうと失敗します。

確かに『都会よりは』静かでのんびりできるかもしれません。

でも場所によっては都会と変わらない騒音があり静かじゃない場合も。

私の実家なんか数件しかない集落ですが、目の前の道路は1時間に100台以上車が通ります。

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中には爆音利かせて走る車とかもいたりしますね・・・

どの程度の静かさを求めているかにもよりますが、完ぺきな静かさを求めているなら移住先に注意が必要かもしれません。

 

自然が豊かそう

田舎といえば、清流が流れ、森が生い茂り、田畑が広がる・・・なんてイメージがありますよね。

しかし全ての田舎がそうであるとは限りません。

場所によっては近くに工場地帯があったり、大型店が乱立したりなど自然豊かでない田舎というのも少なからず存在します。

パッと見、田舎な雰囲気があっても、ちょっと離れただけで都会と変わらない雰囲気の街並みが広がっていたりもします。

田舎に豊かな自然を求めている人は、こういったことにも注意する必要があるのかもしれませんね。

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これは行ってみない事には分かりませんね。

 

人間関係が楽しそう

都会は近所付き合いがあまりないって言いますよね。

だからこそ人間関係が楽しそうな田舎がいいって人がいます。

しかし「近所のおばあちゃんから野菜を貰える」とか「地域の祭りに参加できる」みたいな「トトロ」とか「君の名は。」的な田舎のイメージが強すぎると失敗します。

確かに近所の人と仲良くなれれば野菜を貰えることもあるかもしれませんし、地域に祭りがあれば参加できるかもしれません。

でもそれは近所に優しい人が住んでいて尚且つ、自分にコミュニケーション能力があればの話です。

近所が優しいおばあちゃんとは限りませんし、もしかすると地域の祭りすらないかもしれません。

しかも何かがキッカケで人間関係が悪くなると、都会ではアパートを引っ越せばいいだけですが田舎だとそうもいきません。

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色んな噂もすぐに広まったりする可能性もありますからね。

 

小さい学校でのびのび育てられる

田舎の小さい学校で子供をのびのび育てたいという人もいますが、場所によっては逆効果の場合も。

というのも地方において学校の統廃合が進んでおり、学校まで歩いて2時間とか車やスクールバスを使わないといけないような場合もあります。

それは学年が上がっていくごとに不便になり、高校にもなると学校が遠すぎて下宿しないといけない場合もでてきます。

長い通学時間や友達と気軽に遊べない子供の気持ちを考えれば、逆にストレスになってしまう場合も考えられます。

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私も小学校まで歩いて1時間の距離でした。

 


数人が通う小さい学校、家族経営の小さい診療所、高齢者が営む小さな八百屋に魚屋・・・みたいな、ドラマかアニメに影響されて得た田舎のイメージを持つ人も多いです。

確かに一昔前はそういった田舎が多くありました。

ですが今は、100人以下の学校はどんどん統合され、診療所は医者の高齢化と医者不足で廃院、車で1時間かかる大型ショッピングセンターの影響で小さい商店は潰れるなど、昔と今では田舎の姿が変わってきているのです。

 

田舎移住で後悔しないために大切なこと

田舎移住で後悔しないために、まず田舎に対する良いイメージを一度捨てましょう。

イメージを捨てたうえで、田舎移住について長い時間をかけて検討してください。

1、田舎移住でのメリット・デメリットを考える
2、どこに住めばいいかを考える
3、その土地の情報を得る
4、先輩移住者の話を聞く
5、実際に足を運んでみる

 

1、田舎移住でのメリット・デメリットを考える

まず田舎移住で後悔しないために大切なのは、『メリット・デメリット』を考えるということ。

やはり良いイメージがあるからこそメリットばかり考えがちですが、反対のデメリットも考える必要があります。

例えば田舎でカフェを開きたいとします。

賃料や食材費は安く済むというメリットがある反面、周辺人口が少なくお客が来ない可能性というデメリットもありますよね。

純粋に転職して田舎移住という人もいますが、仕事はどうするか?なども一番最初に検討するべきでしょう。

デメリットを考え、それに対しての解決策を見つけ納得できたのなら次です。

 

2、どこに住めばいいかを考える

田舎移住と一言にいっても、離島、10万人規模の地方都市、1万人前後の町、1000人前後の村など色んなタイプの田舎があります。

さらには山沿いなのか海沿いなのか都市近郊なのかと細かく分ける事もできます。

田舎移住で何かを実現したいという想いがあると思われますが、そんな夢や目標を実現できる場所を選ぶ必要があります。

極端に言いますと、漁業をしたいという人が海のない田舎に移住しても夢は叶えられませんよね。

自分のやりたいことができる田舎を選ぶ、これは移住後に後悔しないために大切な事だと思います。

二段階移住という方法も

移住サイトをみていると二段階移住という方法がお勧めされています。

二段階移住とは、大都会からいきなり何もない田舎に移住するのではなく、間に地方都市を挟み段階的に移住するという方法。

極端な例を挙げると、東京→青森→青森の町村部みたいなイメージです。

色んなものが整っている大都会から、何もない田舎に移住すれば誰しもが困惑するかと思います。

そこで田舎に慣れるためにも多少不便になった程度の地方都市に移住し、そこから各地を回って採取的な移住先を見つけるという方法も後悔しない田舎移住には必要です。

 

3、その土地の情報を得る

移住を希望する田舎を選別したら、次はその移住先の情報を得る事が大切です。

ネットで調べてもいいし、自治体に直接問い合わせても良いかと思います。

本当に自分にあった田舎なのか?仕事はあるか?コミュニティは?補助金は?など調べることは多いはずです。

某移住サイトにもありましたが、移住するにあたって後悔する人としない人の大きな差はこの情報収集にあるそうです。

候補が他にもあるのであれば、候補同士を比較してみるのもいいかもしれません。

 

4、先輩移住者の話を聞く

移住後のイメージを作るためにも先輩移住者の話を聞くことも大切です。

最近ではどこの市町村にも移住者がおり、個人や自治体で情報発信しています。

例えばこちらの【弘前ぐらし】というサイト。

近年移住政策に力を入れている青森県弘前市が設置した移住希望者のための情報発信サイトになります。

サイト内には移住者たちのリアルな声が記載されており、どんな苦労があるかどんな楽しみがあるかというのは参考にできるかと思います。

 

5、実際に足を運んでみる

情報収集したら実際に移住候補地へ足を運んでみるのも大切です。

正直移住サイトを見ても、いいことしか書かれていない場合が多いです。

仮にそうであったとしても、自分にとっていい場所かどうかは分かりません。

なので移住候補地に行ってみて、どんな場所か?どんな生活ができるか?などを体験してみるもいいかもしれません。

そこで「やっぱ違うな」と思ったらまた「2」に戻って再度探してもいいと思いますし、ある程度意思が固まっているのであれば、そのまま空き家探しや仕事探しをしてみてもいいと思います。

長期滞在してみるということであれば地域おこし協力隊に応募する方法もあります。



 

田舎移住は慎重に

田舎移住に失敗する人は、田舎に対して良いイメージしか持っていない人が多く、さらには情報不足ということも多くあります。

また田舎といっても様々あるわけで、場所選びは特に重要かと思います。

Iターン、Jターン、Uターンなど色んな形の田舎移住がありますが、人生を再スタートさせるのであれば、やはり自分の住みやすい環境が一番です。

失敗して後悔しないためにも田舎移住は慎重にお願いします。


最後になりますが、私は移住者でもなんでもありません。

移住者じゃないのに移住について話すなと思われるかもしれませんが、長く田舎に住んでいるものとして田舎移住を希望している人に現実を知ってもらいたいと思っているわけです。

良いイメージで来てくれるのはありがたいことですが、理想と現実のギャップで田舎嫌いになって欲しくありません。

観光で来る田舎と実際に住む田舎は違います。

みなさんの心の中にある田舎のイメージを一度捨てて頂き、新しい気持ちで田舎を再確認してほしいと思います。




UOTO

UOTO(うおと)青森県在住の31歳。

【青森のブロガー】を目標に、大好きな青森県で頑張っています。
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