青森県内の再開発まとめ(計画中・着工中)
青森県で計画中、もしくは着工中の再開発についてまとめていきたいと思います。
青森市の再開発計画
青森駅改築

完成日:2021年または2022年
青森市の顔である青森駅の改築が現在進められています。
現駅舎が建てられ60年を迎えた青森駅は、バリアフリーなどの観点から改築に関して前々より話題に挙がっていました。
しかし財政面などで市とJRの折り合いがつかず先延ばしに。
規模などは当初計画よりコンパクトになったものの、やっと2018年に駅の改築に向けた工事が始まりました。
詳しい改築後の姿については市のホームページをご覧になると分かりますが、青森らしさを残した近代的な雰囲気になると思われます。
東西自由通路及び駅舎は2021年、西口広場は2022年の完成を予定しています。
旧青森駅跡地複合ビル計画
新駅舎移行後の旧青森駅跡地に、10階建ての複合ビル建設計画があるそうです。
ホテルやショッピングセンターからなる複合ビルで、詳細などは現時点で不明。
中三青森店跡地一帯再開発
完成日:2023年オープン予定
2019年に一旦閉店した中三青森店。
一度更地にし、複合ビルを建てる再開発計画があります。
すでに新聞などで情報が出ていますが、【THREE(スリー)】という名称の14階建ての複合ビルが予定されています。
現時点で分かっている情報は以下の通り。
4階 :クリニック・ビューティーサロンなど
5~14階:分譲マンション
この他にも隣に5階建ての立体駐車場も設けられる予定です。
マンションと商業施設を組み合わせた複合ビルは全国的にも珍しく、完成予定図を見てもかなり近代的な雰囲気です。
市役所駅前庁舎にも近いエリアなので、さらなる賑わい創出が期待されますね。
角弘本社一帯(中新町山手地区)再開発
完成日:2022年~2023年完成予定
中三再開発と同じく青森市中心街で計画されているのが、中新町山手地区再開発。
角弘本社ビル一帯に2棟の複合ビルを建設する予定があります。
完成予定図は画像の通りで、13階建てのウエスト棟、18階建てのセンター棟が建てられます。
現時点で分かっているのは以下の通り。
1階 :店舗
2~3階 :角弘本社事務所
4階~13階:ドーミーイン
センター棟(18階建て)
1階 :店舗
2階~18階:マンション
再開発ビルがマンションになってしまうのは地方都市あるあるですが、県庁にも近いエリアなので、一定の需要はあるかもしれません。
センター棟に関しては市内でも有数の高層ビルになるので、景観が一変する可能性もあります。
青森操車場跡地利用計画

完成日:未定
青森市における再開発で最も賛否があるのが、この青森操車場跡地利用計画。
現在の青い森セントラルパークがある一帯に青い森鉄道の新駅設置とアリーナ設置、道路拡張などが計画されています。
現時点では計画の段階ですが、新駅周辺にはサンロード青森、みちのく銀行本店、青森市民病院などありますので、市中心に位置する場所に新駅ができれば新たな人の流れができる可能性もあります。
青森市が行ったアンケートによると、アリーナでのイベントなどが行われることも考えると、新駅の利用者数は年間で約50万人ほどが想定されているそうです。
まだハッキリした情報が入っていませんが、完成が楽しみな再開発計画ですね。
八戸市の再開発計画
本八戸駅前整備

完成日:未定
本八戸駅は八戸中心街に最も近い最寄り駅です。
しかし本八戸駅から中心街へ向かう道路は狭く、周りの建物もどこか昭和な雰囲気。
しかも歩行者や車が多いにも関わらず、歩道もありません。
平成24年より本八戸駅前通りを整備する計画がありますが、本格的な工事には至っていません。
計画はこんな感じ。
現在の中心街へ行く駅前通りの一部が歩行者優先道路に、国道45号から中心街へまっすぐ向かう都市計画道路を新しく整備するという感じです。
八戸中心街は多くの観光客やビジネス客が集まる場所なので、安全で歩きやすい駅前通りになって欲しいものですね。
陸奥湊駅前地区再開発

完成日:未定
本八戸駅より2駅行ったところにある陸奥湊駅。
駅前には港町らしい雰囲気の市営魚菜小売市場があります。
かつては市場関係者や駅前商店などで賑わっていましたが、高齢化や時代の流れもあり年々減少。
市場の老朽化も重なり、かなり前から駅前再開発の話が挙がっていました。
ですが市内には巨大市場八食センターがあり、再開発には巨額の費用もかかることから計画は棚上げ。
現在は耐震補強のための改修工事を検討している段階です。
八戸ホームページにはイメージスケッチが掲載されていますが、実現性はかなり低そうです。
弘前市の再開発計画
中央弘前駅前整備

完成日:未定
少し古びた懐かしい雰囲気が特徴の弘南鉄道中央弘前駅。
この中央弘前駅を中心とし、バスターミナルやタクシー乗り場などの整備する再開発計画があります。
しかし駅に隣接する都市計画道路3・4・6号線(山道樋の口町線)整備が予定より遅くなっているため、計画を遅らせると発表されました。
『夜の中央弘前駅に行った感想』で書いた通りで夏頃に行ってきましたが、道が狭く複雑ですごく分かりにくかった印象。
近くに弘前れんが倉庫美術館がオープンしたし、弘南鉄道大鰐線の赤字もどんどん広がってしまっているようなので、ぜひとも早期完成を目指して進めて欲しいものです。
土手町再開発

完成日:未定
弘前市の中心街土手町にある明治創業の菊池薬店とレジャー施設:朝日会館の一帯を取り壊し、再開発する計画です。
計画では1~3階が商業スペース、5階~20階がマンションとなる予定。
入居する商業施設についても未定なので、情報が入り次第追記していきます。
十和田市の再開発計画
みちのく銀行旧稲生支店跡地整備

完成日:2021年7月予定
旧国道4号と大学通り、官庁街通りがぶつかる交差点にあった旧みちのく銀行跡地では、地域交流センターの建設計画が進められています。
年々人気が高まっている十和田市現代美術館のサテライト機能を併せ持ち、大小のギャラリーやキッチンスタジオなどが入る施設が予定されています。
しかし新型コロナの影響で、工事作業員が来れないことから完成予定日がずれ込んでいる状況。
建設予定地近くではアートステーション十和田や市民交流プラザが完成しており、地域交流センターが完成すればさらなる賑わい創出に貢献してくれるはずです。
十和田市の顔とも呼べる場所なので、感染状況を踏まえつつ、早期完成を目指して欲しいですね。
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