青森市と函館市を比べてみた【青函ツインシティ】
こんにちは、UOTOです。
さてみなさんご存じの通り、青森市と函館市は古くから海を挟んだ隣町と言われ、人・モノ・文化の交流が盛ん。
両市は青函トンネル開業1年後の平成元年に【青函ツインシティ】を締結しており、2019年にツインシティ締結30周年を迎えました。
青函トンネル開通を機に「青函経済圏の形成と文化・経済・観光など幅広い分野での協力・交流を図り、将来的な発展を目指す」という目的で青函トンネル開業1周年の日にツインシティを締結
ツインシティって『双子都市』って意味ですが、この青森市と函館市、結構共通する点が多いんです。
そんな青森市と函館市を比べてみました。

アス・パム男

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青森市と函館市を比べてみよう
この記事では青森市と函館市を【人口】【事業所数】【観光客入込数】【交通機関】【都市景観】から比べてみたいと思います。
青森市:約27万8000人
函館市:約25万3000人
人口はこのようにほぼ似た者同士となっています。
若干函館市の方が人口減少率としては高いですが、どちらも人口減少に歯止めがかかっていない状況ですね。
事業所数はほぼ同じで、全国順位も隣り同士。
一見、青森市の方が多いように見えますが、青森市の統計にはビジネス目的も含まれるため、このような数値になっています。
純粋な宿泊観光に絞れば函館の方が圧倒的だと思いますが、青森は祭りシーズンなどの日帰り観光が多いのでどっこいどっこいではないでしょうか?
青森市:新幹線(新青森駅)、飛行機(青森空港)
函館市:飛行機(函館空港)
青森駅も函館駅も新幹線は停まりません。
新幹線が停車する新函館北斗駅は北斗市になるので函館市には含まれませんが、郊外にあるという部分では青森市と同じ状況でしょう。
青森市:海を生かした都市づくり
函館市:海を生かした都市づくり
基本的な都市景観としては、どちらも海を生かした都市づくりになっています。
なので観光スポットや中心駅が海沿いにあるという点でも共通点がありますね。


それプラス地形をうまく使っているのが函館市で、夜景が綺麗に見えるのは地形も関係しています。
また青森市は『浅虫温泉』函館市は『湯の川温泉』という温泉街を有している部分も似ています。
青森市と函館市は似た者同士だった

さすがツインシティ(双子都市)だけあって、似た者同士の青森市と函館市。
青函連絡船で発展してきた街だからこそなのかもしれません。

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似ている所もありますが、もちろん違う魅力はたくさんあります。
たとえば函館市であれば、日本三大夜景の一つの函館山からの夜景や路面電車、五稜郭タワーなどの歴史スポットや観光名所がたくさんあります。
青森市であれば、日本一の火祭りとされるねぶた祭や縄文遺跡の三内丸山遺跡、四季豊かな八甲田山などがあります。
それぞれに共通する部分も持ちながらも互いに違う魅力もある青森と函館。
青函ツインシティ30周年で終わりではなく50周年・100周年とこれからも交流を続けて欲しいし、互いに協力して人口減少や経済対策などに取り組んで欲しいですね。

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