安物のウェーダー(エクセル)を買って使ってみた感想【水漏れは大丈夫?】
「岸釣りだと全く釣れない・・・」
そんな悩みを持つ釣り人も多いはずですが、それを解決してくれるのがウェーダー。
ウェーダーとは簡単に説明すると『つなぎみたいな感じの水に入りながら釣り出来る胴長のこと』です。
よく渓流釣りなどで使用されますが、ウェーダーを使うことで岸からは狙えなかったポイントを狙うことも可能。
しかしウェーダーと言えば、なんとなく万単位のお金がかかりそうなイメージ。
ネットを見ると数千円くらいの安物ウェーダーもあるけど、
・安物のウェーダーで水漏れとか大丈夫?
・不良品を掴まれそう・・・
こんなことが気になりますよね。
そこで私が購入した、1着6000円のエクセル(X’SELL)の安物ウェーダーをご紹介します。
安物のウェーダーを買って使ってみた
数万位のお金がかかる高いイメージのウェーダー。
「ウェーダー欲しいけど、1万以上するのはちょっと・・・」と思う人もいるはずです。
しかし、ウェーダーがあるとないでは攻めれるポイントが狭まり、釣果にも大きく影響することがあります。
何か安いウェーダーはないかな?と探していたところ、見つけたのが今回買った安物のウェーダー。
それがこちらの『エクセル(X’SELL)チェストハイウェーダー』です。
有名メーカーが軒並み1万超えの価格の中、エクセルのチェストハイウェーダー(フェルトスパイク)はなんと6000円!!
これより安いウェーダーもありましたが、口コミ評価が低めで信用できない。
しかしこのウェーダーは、口コミ評価は☆4.32と高い評価となっていました。
これなら安心と、思い切って買ってみたわけです。
購入してから4回ほど、川の上中流域で使用しました。
安物であるエクセルのウェーダーを使ってみて分かったことをお話ししていきます。
水漏れ
安物のウェーダーで一番気になるのが『水漏れ』です。
安物ゆえ、作りが簡単になっているのでは?という不安。
実際に一部の口コミには、
・買ってすぐに水漏れ。
というのもありました。
水漏れする理由としては、
・不良品だった
の大きく2つですが、最初から破れている不良品だったってことも安物なら全然考えられます。
水漏れすると着心地が悪いだけでなく、釣り中の事故にも繋がります。
記事執筆現在、4回ほど釣行に出かけていますが、エクセルのウェーダーでは今のところ水漏れはありません。
しかしAmazonで3000円くらいの激安ウェーダーを買った友人Bは、1回目で水漏れしたので、同じ安物でも注意しないといけません。
価格の安さだけで選ばずに、レビュー件数や安心なショップかどうかなども併せて検討するべきでしょう。
蒸れ
夏場にウェーダーを着る上で気になるのが『蒸れ』ですよね。
ここで紹介している『チェストハイ ウェーダーOH-860』は、420デニールという繊維の太い生地でできています。
→エクセルの商品の中で、一番薄い生地。安い。
420D(春・秋用)
→70Dよりも繊維が太く丈夫。ちょっと高い。
どちらかというと春・秋用なので、夏場は結構蒸れますし、とにかく暑いです。
素材の太さは頑丈さにも繋がりますが、蒸れるのが嫌だって人は薄い素材を選ぶ必要があります。
機能面
ウェーダーの機能面が気になる人もいるかもしれませんが、正直ウェーダーに期待することは水中で破けないことだけなので、私は機能面をそこまで気にしていません。
ですが今回買ったエクセルのウェーダーには、夏場のべた付きを抑えてくれるインナーメッシュがついており、さらには胸部に小物入れもついているので、最小限の機能は整っているかと思います。
大体この上にライフジャケットを着る人も多いと思うので、機能面の少なさはライフジャケットでカバーしましょう。
滑りやすさ
渓流なんかだと苔のついた石や岩が多く、足を滑らせて転んでしまうってこともあります。
そこでウェーダーの靴底にも注目して頂きたいと思います。
ウェーダーの靴底は大きく3つあります。
→冬用長くつのような靴底。岩に強いが、苔の上とかでは滑りやすい。
フェルトソール
→フェルトタイプの靴底。滑りにくいが過信は禁物。
フェルトスパイク
→フェルトにピンがついた靴底。より滑りにくく、オールマイティで使える。
安物のウェーダーだと長くつの靴底みたいなラジアルソールタイプが多いと思いますが、今回買ったエクセルのウェーダーの靴底は、わりと主流のフェルトスパイクタイプです。
フェルトスパイクってだけでもちょっと値段が高くなったりしますが、それでも6000円です。
ただし、岩の上とかはピンが滑るので注意が必要です。
滑り止めのピンは徐々に削れてくるみたいなので、その時は買い替えるか補修して直すかが必要ですが、元々が安いので買い替えやすいってのもメリットですね。
乾かし方
安物といえど大切に使えば長持ちしますので、ウェーダーの乾かし方についても触れていきましょう。
ウェーダー自体は天気が良ければすぐに乾きます。
しかし問題なのが、ブーツの中。
汗の蒸れとかで中の方が濡れてしまうこともありますが、そういった時は新聞紙を入れたりして乾かすのがベスト。
ついでに、乾かしながらウェーダーの点検も忘れずに。
安物ウェーダーならエクセルがオススメです
私のように釣りは好きでも「お金がないからお金をあまりかけたくない」って人は絶対いると思います。
そういった人がウェーダーを買うとき、どうしても安物ばかりに目がいってしまいます。
安物がダメってことではないですが、安いからこそ色んな問題が発生します。
しかし今回私が買ったエクセルのウェーダーは、安物だけどかなり良いウェーダーでした。
低価格で機能も最小限なので、使い慣れていないウェーダー初心者には特にオススメ!!
最初から高いのを買うくらいなら安物からスタートして、使い慣れて「ちょっと物足りないな」とか「メーカー品が欲しいな」なんて思ったら、ダイワとかシマノのような一流メーカー品に切り替えてもいいわけで。
安物・激安のウェーダーも色々あるので、価格だけでなく、
・安心できるショップかどうか
・素材・靴底・機能面
こういったことも考えてみてはいかがでしょうか?
その際は、エクセルの安物ウェーダーも併せてご検討ください。
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