【青森VS岩手】南部せんべいはどこのお土産なのか!?

2020年6月8日

青森や岩手を旅行したことがある人なら分かると思いますが、どこのお土産屋さんに行っても南部せんべいって置いていますよね。

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でもそこで一つ疑問が・・・

青森のお土産屋さんでは「青森名物 南部せんべい」、岩手のお土産屋さんでは「岩手名物 南部せんべい」と、どちらの県も名物を謳い、お土産として売られています。

出張や旅行のお土産として購入する際、どっちが本当なのか混乱すると思います。

青森の実家に帰省し会社へのお土産として南部煎餅を買ったら、岩手に出張していた同僚も南部煎餅を買ってきた。
まさかのダダ被り。

こんな事もあるかもしれませんね。

こちらのアンケートをご覧ください。

南部せんべいと聞いて思い浮かぶところ
青森 :17人
岩手 :20人
その他:4人

このアンケートは別サイトでの集計結果です。

アンケートを見る限りだと南部せんべい=岩手という人が多いようです。

私は青森出身なので「ちょっと待った!」と言いたいところですが、確かに県外の友人も岩手のお土産という認識があるそうです。

お土産としては岩手の方が有名だけど「そもそも南部せんべいってどっちが発祥なの?」と疑問に感じる人もいるのではないでしょうか?

「南部せんべいはどこの県のお土産なのか」を歴史や発祥などから見ていきたいと思います。

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南部せんべいは青森?岩手?
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せんべい先生

その疑問にお答えしよう!
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UOTO

出た!新キャラ!




南部せんべいの歴史・発祥

まずは南部せんべいの歴史から、発祥はどこなのかをみていきましょう。

南部せんべいの歴史には諸説あります。

・キリストが伝えた説
・戦での常備食説
・天皇の家臣が作った説
など

その中で有力とされているのが『天皇の家臣が作った説

南北朝時代の八戸地方(現在の南部町?)に来た天皇が食事に困り、家臣(赤松さん)が農家から手に入れたそば粉とゴマを自分の兜で焼いて献上したという説です。

南部せんべいに印字してある模様は、その天皇にせんべいを献上した家臣(赤松さん)の家紋と天皇の忠臣である楠木正成の家紋になります。

楠木正成の家紋「菊水」と赤松さんの家紋「三階松」
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せんべい先生

せんべいを作った赤松さんを楠木正成に匹敵する忠節として天皇が認めたって事なんだ。
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UOTO

赤松さんって・・・。

この説が本当なら南部せんべいの発祥は青森県という事になりますよね。

他の説に関しても青森県が関係しているので、発祥は青森県八戸地域で間違いないでしょう。

実際に明治時代の青森県八戸の街には100店舗以上の南部煎餅屋があったとされ、八戸ではポピュラーな食べ物であったことも分かります。

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せんべい先生

せんべい汁っていうご当地グルメもありますね。

そもそも南部せんべいの南部とは青森県と岩手県北を統治していた南部家から来ているし、藩政時代前の南部家の拠点は三戸城(青森県三戸町)でした。

なので南部せんべいは八戸だけでなく、南部家の領内である青森県南や岩手県北で昔より広く食べられています。

じゃあなぜ、南部せんべいは岩手のお土産というイメージが強くなってしまったのでしょうか

それには大きな理由があったのです・・・。

 

南部せんべい=岩手のお土産というイメージになった理由

『南部せんべいは岩手のお土産』というイメージが強くなった2つの大きな理由があります。

まず一つは岩手県南部煎餅協同組合が「南部せんべい」を商標登録したことです。

なぜ発祥と言われている青森県八戸の煎餅屋が商標登録しなかったのかは不明ですが、地域で昔から食べられている郷土料理みたいなものだったので商標登録しなかった事も考えられます。

ただこの商標登録したことによって南部せんべい=岩手のお土産というイメージが格段と上がりました。

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アス・パム男

先手必勝ってやつだね。

そして二つ目が南部せんべい製造会社の知名度です。

今現在、南部せんべい業界で最大手と言われているのが、岩手県二戸市にある小松製菓です。※巌手屋ともいいますね。

こちらの小松製菓では南部煎餅とチョコを組み合わせる【チョコ南部】という大ヒット商品を作り出しました。

南部せんべいといえば胡麻やピーナッツがメインでしたが、小松製菓は【チョコ南部】のような独特な組み合わせの商品を次々と打ち出し、人気と地位そして知名度を確立していったのです。

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アス・パム男

チョコ南部は革新的な商品だよね・・・。
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商売上手だね!

皮肉にも本場:八戸市のデパートに直営店があったり、青森県のお土産屋さんにも小松製菓の南部せんべいがあるという状態になっています。

この二つの要因が南部せんべい=岩手のお土産というイメージを作り上げていったのです。




結局、南部せんべいはどこのお土産なの?

せんべい汁ってのもありますよ。

南部せんべいって結局青森なの?岩手なの?って話ですが、どちらのお土産でもあります。

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というかそう言わざる負えない・・・。

ただし歴史を見ていくと発祥は青森県っていうことです。※もしくは青森県八戸市・青森県三戸郡

上記で書いた南部せんべい業界最大手:岩手県二戸市の小松製菓のホームページにもこう書いてあります。

シキが12才の頃、青森県の小さな町の奉公先で煎餅焼きを覚えたのが、南部せんべいとのご縁のはじまりでした。

引用:小松製菓ホームページ 創業者 小松シキについて

小松シキというのは小松製菓の創業者ですが、青森県で煎餅焼きを覚えています。

南部せんべい業界最大手岩手の小松製菓も認めていることから発祥は青森県で間違いないのですが、お土産としての知名度と地位は岩手県になります。

やはり発祥・本場ブランドよりも、販売力での知名度の高さで岩手県の南部せんべいの方が勝っている事は認めざる負えないですね。

 

どっちの南部せんべいも魅力的

歴史的な事から考えていくと南部せんべいは青森県南(八戸・三戸地域)、岩手県北(二戸地域)どちらでも広く食べられていました。

なので両方の名物・お土産ではあるのです。

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お土産としての知名度は岩手に負けていますが、青森県の南部せんべいもとても美味しいですよ!

個人的に好きな南部せんべいは青森県八戸市に会社を置く「いずもり」の煎餅です。※ここのせんべいが私の口に合います

しかし発祥の地とされる八戸市では、煎餅店が潰れてなくなってきているというニュースもありました。

小松製菓を見習い、南部せんべい業界も商品開発・営業努力で生き残っていかないといけない時代なのかもしれません。

青森・岩手にはたくさんの魅力ある南部煎餅店がありますので食べ比べてみてはいかがでしょうか?

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せんべい先生

南部せんべいには白・豆・ごまなど色んな種類があるのでぜひご賞味あれ。

UOTO

UOTO(うおと)青森県在住の30歳。

【青森をもっと元気に!】を目標に大好きな青森県でブロガーとして頑張っています。
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