青森県に「お祭り好き」が多い理由【ランキング2位】
先日、旅行情報誌「じゃらん」を発行するリクルートが【お祭り好きが多そうな都道府県ランキング】を発表しました。
その結果がこちら。
2位:青森県
3位:東京都
4位:沖縄県
5位:京都府
なんと第2位に我が青森県がランクイン。
青森県と言えば、【ねぶた祭り】や【ねぷたまつり】【三社大祭】など全国的に有名な祭りがありますが、本当にお祭り好きが多いのでしょうか?
考えてみます。
青森県は「お祭り好きが多い?」
【お祭り好きが多そうな都道府県ランキング】では、祭りが多そうな東京都や京都府を抑えて第2位にランクインした青森県。
珍しくワースト系ランキングではないので純粋に嬉しいのですが、ランキングはあくまでも“お祭り好きが多そうな都道府県”
たぶんですが、全国的に「ねぶた祭り」が有名なので、そこから「お祭り好きそう」と思われているだけなのかもしれません。
では実際どうなのか?
結論から言いますと、
青森県はお祭り好きが多いです!
というのも、単純に青森県は祭りが多い県だと思います。

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まずは桜祭り系。
【弘前城さくらまつり】や【十和田市春まつり】など、4月中旬から5月初旬くらいまでは桜関連のお祭りが各地で開催されます。

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そして【ねぶた】の印象が強い夏祭りですが、実は各市町村ごとに夏祭りがあります。
・ねぷた(弘前市・黒石市など)
・立佞武多(五所川原市)
・三社大祭(八戸市)
・黒石よされ(黒石市)
・馬市まつり(つがる市)
・祇園まつり(野辺地町)
・荒馬まつり(今別町)
・田名部まつり(むつ市)
など
百万人以上が訪れる【青森ねぶた祭】【弘前ねぷたまつり】【五所川原立佞武多】【八戸三社大祭】を始め、各地で夏祭りが開かれます。

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既存の祭り期間じゃ物足りず、【あおもり10市大祭典】という大規模祭りまで誕生させるほど。
夏祭りだけではなく、秋まつりというのもあります。
主に南部地方では、三社大祭のような山車を運行する祭りが各地で開かれます。
・さんのへ秋まつり
・しちのへ秋まつり
など
ここで挙げた以外にも、
・三沢航空祭
・十和田湖湖水祭り
・八戸えんぶり
・AOMORI春フェスティバル
・弘前城菊と紅葉まつり
・弘前城雪燈籠まつり
など
が開かれています。
他県の祭りに関して詳しくないですが、ここまで祭りが多い県もあまりないのではないでしょうか?

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桜まつりに最もお金をかける都道府県1位にも・・・
民間気象情報会社のウェザーニューズが発表している『花見予算ランキング』では、青森県が上位ランクの常連。
2023年こそ全国5位ですが、2021年、2022年と2年連続で1位になったこともあります。

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なぜお祭り好きが多いのか?
『祭りが多い』=『祭り好きが多い』という考えのもとで記事を書いていますが、実際に祭り好きが多いかは不明です。
ただ全国的に廃れてくる祭りが多い中、青森県では歴史ある祭りが長く続いていることを考えると、お祭り好きが多いからかもしれません。

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じゃあなぜ「青森県民にお祭り好きが多いのか?」を考えてみます。
一般的によく言われているのが『長く厳しい冬が終わるとテンションが上がるから』ってこと。
長いと12月~3月までは雪が積もる青森県。
雪が降ればどこにも行けない、楽しみが少なくなる。
その想いを雪解けとともに爆発させる。
だから祭りにかける想いが他県より強いし、盛り上がる。
諸説あると思いますが、たぶんこれが『青森県民にお祭り好きが多い』理由の大半を占めると思います。
あとは『子供が参加できる祭りが多い』のも理由だと思います。
青森県内の夏祭りや秋まつりでは、曳き手や鳴り物などで参加している地域の小中学生も多いです。
小さいころから祭りに触れ、大人になっても好きで関わり続ける人が多いのも、青森県のお祭りの特徴だと思います。
最後に
青森県にお祭り好きが多い理由として、
・小さいころから祭りと関わっているから
以上の2つが考えられます。
上でもいいましたが、全国を見ると少子高齢化や若者離れにより廃れていく祭りも多いと聞きます。
もちろん青森県内の祭りも例外ではありません。
全国そして世界に誇れる祭りがあるってことはとても幸せなことだと思うので、そんな地域の祭りが未来へ繋がるようにこれからも好きで居続けたいものですね。

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