実は方言だった？青森でよく使う言葉【ゴミ投げる・テレビが入るなど】

2020年7月11日2021年5月21日

方言は面白い、UOTOです。

さて青森県民が当たり前のように使う言葉が、他県の人には通じないってことはありませんか？

「どんず」とか「なして」とかは明らかに方言だって分かりますが、自然に溶け込み過ぎて方言だと思っていない言葉も多くあります。

標準語だと思って使っていたけど実は方言だった、青森でよく使う言葉をまとめてみましたのでご覧ください。

ごみを投げる

『ゴミを投げる』という言葉はよく使うと思いますが、標準語で『ゴミを捨てる』という意味です。

これは方言だと分かっていても使ってしまう言葉ですね。

ただ意味が全く変わってしまうし、真面目な人からは不法投棄と思われる危険も？あります。

 

傘を被る

『傘を被る』というのは、標準語で『傘を差す』という意味になります。

上の年代ほど傘を被ると言ってしまいがちですが、実は被る傘というのは実際に商品化されています。

傘を被るというのもあながち間違いじゃないのかもしれません（笑）

 

テレビが入る、～がテレビに入る

『テレビが入る』もしくは『テレビに入る』というのは、標準語で『テレビに映る』もしくは『番組が放送される』という意味になります。

例としては、「ニュースがテレビに入るよ」という使い方。

ただこの『テレビが入る』という言葉自体は、東日本を中心に広い範囲で使われているという話もあります。

なので方言というよりかは、昔ながらの言葉なのかもしれませんね。

 

ボタンが押ささる

『ボタンが押ささる』というのは、標準語で『ボタンが押してしまった』という意味になります。

ようするに『～してしまう、～してしまった』が『～さる、～さった』という言い回しになります。

例としては「押ささる、食べさる、触らさる、着らさる」など。

方言だと気づくタイミングとしては、スマホやパソコン操作での変換。

パソコンで「おささる」と変換しようとしても出てこないんですね（笑）

 

布団を着る

こちらの『布団を着る』という言葉も上の年代ほど言いますが、意味は『布団をかける』です。

ネットで確認すると意外と全国各地に『布団を着る』と言う人がいることが分かりました。

方言というよりは、昔ながらの言葉かもしれませんね。

 

手袋をはく

『手袋をはく』というのは、標準語で『手袋をつける』という意味です。

『手袋をはく』というと、靴とかパンツみたいな意味に捉えられそうですよね。

ただし野球のグローブは「はめる」、バッティンググローブは「付ける」というので、普通の手袋にしかこの言葉は使いません。

 

お金を砕く

『お金を砕く』というとお金を壊すみたいな言い方ですが、標準語の『お金を崩す』と同じ意味で『両替する』ということです。

例文としては「1万円砕いてきて～」とかですね。

知らない人からすれば「は？」って言われますが、崩すも砕くも似たような意味っぽいですけどね。

標準語だと思っていても実は方言かも？

小さい頃から使ってきたからこそ、標準語だと思って使ってしまう方言ってたくさんあると思います。

確かに最初は「は？」ってなりそうですが、どの方言も雰囲気だけは伝わると思うので、意外とバレずに通ることもあります。

ただ面接や会社の会議などで方言が出て「？」な雰囲気になっても困るので、もし東京などに行かれる際は、自分の話している言葉が標準語なのか方言なのかをチェックしてみてもいいかもしれません。

とはいってもついつい出てしまうのが方言ですけど（笑）