なぜ青森県は『短命県』なのか?【健康への意識の低さが原因かも?】

いきなりですが、みなさんは長生きしたいですか?

自分がどのくらい長生きするのかは未来のことなので分からないものですが、都道府県の平均寿命を見ると目標的なのが見えてきます。

※2015年データ

こちらは2015年の都道府県の平均寿命上位3県と下位3県を表した表です。

ぱっと見でお気づきの方もいらっしゃるでしょうけど、実は青森県の平均寿命は男女ともに全国最下位なんです。

男性に関しては、1位滋賀県との差がなんと約3年

Left Caption

UOTO

3年と聞いてもしっくりこないと思いますが、日にすると1095日も寿命が短いんです・・・

そのせいか健康番組でも悪い例として取り上げられ、青森県は短命県というレッテルを貼られてしまっています。

青森県が生産量1位のりんごは「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほどの健康フルーツだし、同じく生産量1位のにんにくだって言わずと知れた健康食材。

そういった健康的な食材豊富の青森県がなぜ短命県なのか?

その理由を考えてみます。

Left Caption

UOTO

青森県民向けの記事ですが、同じく下位の岩手県・秋田県のみなさんもごらんください。




青森県が短命県の理由

青森県の短命県が注目されたのは健康志向が高まった近年と記憶していますが、実はかなり前から日本一の短命県でした。

上位との差は縮んできているものの、男性は70年代から女性は90年代からずっと全国最下位なのです。

その死因は、病気がほとんど。

主な死因割合と全国順位(2015年)
悪性新生物(各種がん):34.4%
全国順位(男1位:女1位)
心疾患(心筋梗塞など):13.1%
全国順位(男6位:女16位)
脳血管疾患(脳梗塞など):9.0%
全国順位(男1位:女3位)
肺炎:8.4%
全国順位(男1位:女4位)
自殺:4.5%
全国順位(男11位:女40位)
※順位が高いほど悪いって意味です

となっています。

Left Caption

UOTO

決して嬉しい1位ではありません・・・

病気で死亡する人が多いということは、生活面に問題があるのでは?と思ってしまいますよね。

青森県が短命県である4つの理由を挙げてみます。

 

食生活(塩分の摂り過ぎなど)

青森県が短命県である理由は食生活に問題があるかもしれません。

青森県はラーメン好きの人が多く、特にカップラーメンは気軽に食べられるし寒さをしのげるって事から購入量が多くなっています。

インスタントラーメン購入量(1世帯当たり年間)
1位  青森市  8403g
2位  富山市  8243g
3位  山形市  8224g
4位  新潟市  7717g
5位  鳥取市  7575g
参考:総務省統計局家計調査 2014年

そしてスープが大好きな人も多く、飲み干すのがデフォです。

ラーメンのスープまで飲み干すと、1日分の塩分を摂ることになってしまいます。

Right Caption

アス・パム男

ラーメンだけじゃなく、色んな料理に醤油をかける人もいますしね・・・

こういった塩分の摂り過ぎで病気になってしまうのかもしません。

 

また2018年の統計では、青森県の糖尿病死亡率は全国1位となっていました。

その理由かもしれないランキングがこちら・・・。

炭酸飲料購入量(1世帯当たり年間)
1位 青森市  6748円
2位 宇都宮市 5424円
3位 山形市  5385円
参考:総務省家計調査2011~2013平均
コーヒー飲料購入量(1世帯当たり年間)
1位 福井市 6274円
2位 新潟市 4769円
3位 青森市 4743円
参考:総務省家計調査2011~2013平均

 

Left Caption

UOTO

まさか炭酸飲料まで消費量1位とは思いませんでした。

炭酸飲料や缶コーヒーは糖分が多く含まれているため、糖尿病のリスクが高まります。

庶民で初めてコーヒーを飲んだのが青森県人という歴史もあるとはいえ、ブラックならまだしも甘い缶コーヒーは体に害だと思います。

青森あるある記事にも書きましたが、青森県にはまとめ買い文化というのもあり、箱買いする家庭も多く、そこから食べ過ぎ・飲みすぎにも繋がっているのかもしれないですね。

合わせて読みたい

 

喫煙率の高さ

青森県は、男女共に喫煙率は高い傾向にあります。

都道府県別喫煙率(2016年)
1位 北海道 24.7
2位 青森県 23.8
3位 岩手県 22.6
4位 福島県 22.4
5位 群馬県 22.0

こちらのハッキリとした理由は不明ですが、農家や漁師の喫煙者が多い事を考えると、青森県は第一次産業就業者の割合が高いのでそれが影響しているのではないかと考えます。

喫煙率の高い都道府県を見てみると、北海道・東北関東が上位に来ていますので地域柄って言った方がいいのかもしれません。

Left Caption

UOTO

死亡要因も肺ガン・脳卒中などが多いので、タバコの吸い過ぎはダメですよって事です。

 

運動不足

ネット上にはこんな声がありました。

青森は雪が多いから運動不足の人が多いと。

これは間違いでもあり、正解でもあります。

Left Caption

UOTO

確かに青森県は雪が多いので運動できませんが、雪かきはしています(笑)

なぜ間違いかというと、平均寿命の上位には長野県や新潟県がいることを考えれば、雪が多いから運動不足ということにはなりません。

しかし雪を言い訳にして運動しない青森県民も確かに存在し、新聞の統計でも8割の県民が「運動不足」を自覚しているそうです。

車での移動や家で籠ることに慣れてしまい、運動不足になっているのかもしれません。

運動しなければメタボになり、心臓や血管の病気にかかるリスクが高くなります。

 

病院に行かない人が多い?

食生活が悪くて、喫煙率も高い、そして運動もしないとなると、そりゃ短命県にもなるって話ですが、実はそれだけではなく、体調が悪くても病院に行かない人が多いという理由もあります。

例えば悪性新生物(がん)に関して、長寿県である長野県と比べても罹患率はさほど変わらないそうです。

Left Caption

UOTO

むしろ青森県の罹患率は全国中位程度。

国立がん研究センターの『2014年のがん罹患者の進展度分布』によると、限局率(最初に発生した臓器意外に広がっていない率)は、青森41.9%、長野47.4%、全国平均44.7%となっており、青森県でがんが見つかったときには進行している場合が多いそうです。

つまり青森県の悪性新生物による死亡率が高いのは、多少体調が悪くても病院に行かず、その後見つかったときにはもう手遅れってことが多いから。

病気に対する危機管理が甘いってことも、短命県の理由なのかもしれません。

 

青森県が進める対策:短命県返上

もちろんこの『短命県』という現状を黙ってみている青森県ではありません。

この短命県を脱却するべく取り組んでいる対策が短命県返上です。

『短命県返上』とは、県民・企業・大学など官民一体となり、青森県の短命日本一を返上しようという取り組みです。

青森県民の塩分摂取を抑えようと地元企業が減塩商品を作ったり、地域で運動・体操を推進したり、健康意識を高めようと様々な講演が行われたりと、多くの企業がその取り組みに参加しています。

Left Caption

UOTO

過去にはその一環としてイオンモールの中でウォーキングをし、歩数に応じてWAONポイントが貰えるといった取り組みも行われました。

 

八戸せんべい汁の記事の中でも登場した『できるだし』もその取り組みの中で誕生しています。

ただ平均寿命の改善は長い目で見ていかないと分からないものなので、この取り組みを継続させていくことが重要になっています。

 

青森県が短命県なのは『健康に対する意識の低さ』

青森県が短命県の理由をまとめます。

・食生活(塩分の摂り過ぎなど)
・喫煙率の高さ
・運動不足
・病院に行かない人が多い

以上の4つが短命である大きな理由で、極論を言えば『県民の健康に対する意識の低さ』が原因だと思います。

長生きしたいと思えば、自然と食生活も改善するだろうし、タバコも吸わなくなります。

しかし未だにワーストだということを考えれば、やはり意識の問題でしょう。

Left Caption

UOTO

県がどんなに『短命県返上』を唱えても、県民の意識が変わらなければ結果がでませんからね

私自身も生活習慣が良いわけではありませんが、健康を考えて動き始めています。

青汁を飲んだり、りんご酢飲んだり、お茶を飲んだり・・・。

無理に生活習慣を変えなくとも、そういった小さい事から始めるのもいいかもしれません。

それが結果として、将来の寿命に繋がってくると思いますよ。

合わせて読みたい




UOTO

UOTO(うおと)青森県在住の31歳。

【青森のブロガー】を目標に、大好きな青森県で頑張っています。
Twitterのフォローもお願いします。

Twitterアカ→UOTO