未知の国:青森県。
この地には独特な習慣が多くあり、それは他県民には分からないような事だったりもします。
県民には当たり前のようなものだったけど、他県に出て初めて違いに気づかされることも・・・。
そんな青森県のあるあるについてまとめてみました。
あくまでも個人的に感じたことを基本にしていますので、全て当てはまらないかもしれませんが『ネタ記事』としてご覧ください。

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- 青森県あるある一覧
- 「わ・おら・俺」自分の呼び名が高校で分かれる
- 源たれは一家に1本
- 青森で「北大」というとパチンコ屋
- めちゃくちゃ古い仏壇屋のCMが流れる
- フジテレビ系列がない
- 祭りの囃子を聞くと鳥肌が立つ
- 夏は盆まで
- 冬の気温5度は暖かい
- 日本一の自由の女神がある
- りんご畑をなかなか見ない
- 青森で「横浜出身」というと横浜町出身
- 青森での下北は「下北半島」
- 十和田は「とわ↑だ」ではなく、「とわだ↓」
- ジュースは箱買い
- 小売店のイメージソングは名曲
- 県民の歌は神曲、でも最近聴かない
- 「いのち」は食べ物、贈答品
- 青森山田出身ってだけで「お~」ってなる
- 茶碗蒸し、赤飯は甘い
- りんごは出張販売の時に箱買いする
- りんごは買っても送る物
- りんごの品種が書いてある下敷きが配られる
- 冬は観光施設が冬季休業の所が多い
- 津軽と南部で行き来しづらい
- 県庁所在地の存在がねぶた以外薄い・・・
- 大間のマグロを食べたことはない
- エルム・イオン下田に行けばなんとかなる
- オレンジハート最強説
- 新幹線駅から市街地まで遠い
- 土曜日はとりあえずハッピィを観る
- りんご娘はそこら辺のアイドルより人気
- 改めて方言を言うのは苦手
- 電車も新幹線も「汽車」という
- お年寄りの方言は分からない
- 方言を「青森弁」とまとめられるのは納得いかない
- 方言を使った施設が多い
- とにかく「青い森」が多い
- 卒業式に桜というイメージはない
- 名字だけで「あの辺出身だべ?」と予想される
- 温泉は朝が早い
- 天気予報の「三八上北」は当たらない
- 八戸は「岩手ナンバー」、弘前は「秋田ナンバー」をよく見る
- 雪の量が日本海側と太平洋側で全然違う
- 車には風呂道具が常備してある
- コカ・コーラ派よりダイドー派が多い
- 『青森のあるある』いかがでしたか?
青森県あるある一覧
「わ・おら・俺」自分の呼び名が高校で分かれる
青森県では高校に進学すると自分の呼び名が「わ・おら・俺」のいづれかに分かれます。
中学までは「わ・おら」と方言でも良かったのですが、色んな地域から人が集まる高校はそうもいきません。
周りの様子を伺いながら、自分の呼び名を決めていきます。
だいたい高校入学と同時に方言を直し始める人もいます。

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源たれは一家に1本
上北農産加工の「スタミナ源たれ」通称:源たれは青森県シェア70%を誇る最強の調味料。
とにかく色んな料理に使えるので、すぐ使わなくても一家に1本置いています。
ちなみに我が家は最低3本ストックしています。
青森で「北大」というとパチンコ屋
他地域で「北大」というと北海道大学を指しますが、青森県内で「北大」というとパチンコ屋の名前になります。

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めちゃくちゃ古い仏壇屋のCMが流れる
青森県のテレビCMでは極まれに仏壇屋のめちゃくちゃ古いCMが流れます。
「陸軍大将、た~ちゃんの店」とかなんとか。

アス・パム男
フジテレビ系列がない
青森県にはフジテレビ系列の放送局がありません。
したがってフジテレビが映りません。
もちろんサザエさんやちびまる子ちゃん、デジモンなんかも観れません。
当時は笑っていいとも!がリアルタイムで観れずに、夕方の再放送で観るという人も。
しかしながら八戸市などの南部地方の一部では、二戸中継局を通して観れるという家も多く、我が七戸町でも辛うじて視聴可能でした。
祭りの囃子を聞くと鳥肌が立つ
私は青森市出身ですが、ねぶた魂が秘められているせいかねぶた囃子を聞くと鳥肌が立ちます。
とはいえ、八戸に住んでいた頃は三社大祭の練習の音で鳥肌が立ちました。
青森県民はたぶん祭りが大好きなのかもしれません。

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夏は盆まで
青森県における夏はお盆までと言われています。
というのもお盆を境に急に涼しくなるからで、夜に半袖だと寒く感じます。
人によっては祭りが終われば秋って言う人もいます。
冬の気温5度は暖かい
気温1桁というと結構寒いイメージですが、青森県に住んでいると気温5度程度なら暖かい方です。
「明日は最高気温が5度だって」「へぇー暑いじゃん」てな会話も。
日本一の自由の女神がある
日本にある自由の女神で有名なのは東京・お台場の自由の女神(12.25メ-トル)ですが、実は青森県おいらせ町にある自由の女神は高さ20.8メートルと日本一の高さを誇ります。
ですが意外と誰も知らないという・・・。
りんご畑をなかなか見ない
青森=りんごのイメージが強いですが、りんご畑がある地域は津軽と南部の一部に限られており、青森県にいてもりんご畑を見る機会はかなり少ないです。
青森で「横浜出身」というと横浜町出身
他県では「横浜」というと神奈川の横浜市を自然と連想しますが、青森で「横浜」というと横浜町を指します。
なので単に「横浜出身」と言えば、青森県横浜町出身と思われるかも?
青森での下北は「下北半島」
先ほど同様、青森県における「下北」とは下北沢ではなく下北半島になります。
十和田は「とわ↑だ」ではなく、「とわだ↓」
よくCMとかで「とわ↑だ」という言い方をしていますが、基本的に「とわだ↓」になります。
渋谷と同じアクセント。
ジュースは箱買い
青森県には箱買い文化があり、ジュース類を箱買いする家庭(農家中心)も多いです。
お店でも箱売りの特売をやっていたりと箱買いをススメています。

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小売店のイメージソングは名曲
青森の小売店には名曲と言われるイメージソングが多くあるため、毎回買い物していると頭に残ってしまいます。
特にユニバースやサンデー、さとちょうなんかは脳内再生されてしまいます。
↓ユニバース「とても幸せ。」↓※音量注意
県民の歌は神曲、でも最近聴かない
青森県には青森県民の歌「青い森のメッセージ」というのがあります。
めちゃくちゃいい曲で当時はかなり流れていましたが、最近は聴かなくなりました。
知らないって若い人も多いのでは?
↓青い森のメッセージ↓※音量注意
「いのち」は食べ物、贈答品
青森では「いのち」を食べます、あげます。
カスタードケーキの「いのち」は弘前のお菓子メーカー:ラグノオささきで製造されている人気のお菓子です。
お盆には必ずって言っていいほど仏壇に置いてあります。
青森山田出身ってだけで「お~」ってなる
私の知人の話です。
出身が青森山田高校なのですが、「青森山田出身」というだけで「お~、なんのスポーツやってきたの?」と言われるそうです。

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茶碗蒸し、赤飯は甘い
県外の人に驚かれるのが、茶わん蒸しと赤飯が甘いってこと。
しかしこれは青森県人では当たり前、むしろ甘くないと違う食べ物だと思ってしまいます。

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りんごは出張販売の時に箱買いする
りんごはスーパーで単品買いしません。
秋になると多くのスーパーの入り口とかでりんごの出張販売が行われ、その時に箱買いします。

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りんごは買っても送る物
りんごを箱買いしたとしても、基本食べるのは数個。
大半が県外の知人・親族への贈り物になります。
りんごの品種が書いてある下敷きが配られる
今は知りませんが、小学生の時にりんごの品種が書いてある下敷きが配られました。
私は南部地域で育っているので、たぶん全ての小学校に配られているのではないでしょうか?
冬は観光施設が冬季休業の所が多い
青森県内の多くの観光施設では冬季休業もしくは冬季短縮営業を行っています。

アス・パム男
津軽と南部で行き来しづらい
青森県の西と東、津軽地域と南部地域は同じ県でも行き来しづらく、この2つの地域を結ぶ最短ルートであるみちのく有料道路では普通車860円も取られます。
この料金がネックで行き来しない人が多いかもしれませんね。

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県庁所在地の存在がねぶた以外薄い・・・
青森県の県庁所在地は青森市ですが、ねぶた以外のインパクトがかなり薄いです。
どちらかというと弘前や八戸の方が濃い。
秋田や岩手のように1県に一つだけ大きな都市があれば存在がでかくなりますが、3都市に分散されているため青森市の存在は薄くなっています。
大間のマグロを食べたことはない
青森といえば大間のマグロ。
しかし青森県人で大間のマグロを食べたことがある人はかなり少ないはず。
飲食店で提供されているマグロ丼の大半は、外国産や和歌山産だったりします。
エルム・イオン下田に行けばなんとかなる
普通、県内初出店の店というのはその県で一番大きな街に出店されますが、青森県では大半がエルムの街ショッピングセンター(五所川原)やイオンモール下田(おいらせ)に出店されます。
なので買い物や遊ぶ場所などに迷っても、このエルム・イオン下田2つのショッピングモールに行けばなんとかなります。
オレンジハート最強説
青森県内の農村部にあるコンビニ:オレンジハート。
全国に8店舗あるうちの6店舗が青森県にあります。(六戸:2店舗、平内1店舗、七戸1店舗、十和田1店舗、五所川原1店舗)
大手コンビニが乱立する中、生き残っているのにはちゃんと理由があり、手作りの総菜や弁当が充実していて、しかも美味いんですね。
地元ではオレハ最強説まで流れています。

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北海道のセイコマのような立ち位置であるところのオレンジハートに来まして、念願の「何も入ってない」クレープをゲットしました!! pic.twitter.com/YLKKzj23A5
— はしかみドン子ちゃん@青森県 (@hashikami_donko) December 2, 2019
新幹線駅から市街地まで遠い
青森県内にある全ての新幹線駅は市街地から離れています。
なので新幹線駅=中心地というのは青森では通用しないのでご注意ください。
土曜日はとりあえずハッピィを観る
青森県民の10%~20%は土曜9:30からABAのハッピィを観ています。
ハッピィを観て県内のイベントを知り、そのあと出掛ける人も。
りんご娘はそこら辺のアイドルより人気
青森県には「りんご娘」というご当地アイドルがいます。
祭りやイベントにはちょいちょい出演しており、老若男女問わずかなりの人気です。
たぶんAKBとかよりも人気なのではないでしょうか?
気になる人は公式サイトで。
改めて方言を言うのは苦手
他県民に「なんか方言言ってみて」と言われるとなかなか方言が思いつきません。
方言は自然と出てくるので、改めて言うのは苦手です。

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電車も新幹線も「汽車」という
(かのん@青森さん提供)
青森県のおじいちゃん・おばあちゃん世代は、電車も新幹線も「汽車」と言います。
そもそも汽車というのは「蒸気機関車で牽引する列車」という意味。
お年寄りは昔の言い方をそのまま使っているのかもしれませんね。
「例1:汽車さ乗って医者さ行ぐ」
「例2:はぁばんげで。汽車さ間に合うどが?」
お年寄りの方言は分からない
青森県民なら自分の県の方言が分かる、というのは間違いです。
お年寄りの会話を聞いていても、方言の癖が強く分からない事も多いです。
こちらの動画が参考です。
方言を「青森弁」とまとめられるのは納得いかない
全国番組で青森県の方言を取り上げられた時に、「青森弁」と一つにまとめられますよね。
青森県には「津軽弁」「南部弁」「下北弁」の3つが存在しますが、全国的なイメージは「青森県の方言=津軽弁=青森弁」。
けど津軽弁と南部弁では全く言葉が違うので、まとめられるのはちょっと納得いきません。

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「例:標準語「~だから」→津軽弁「~だはんで」南部弁「~だすけ」下北弁「~だして」」
方言を使った施設が多い
青森県内には方言を使った施設が多くあります。
例えば青森駅前のアウガ(会おうよ)、道の駅つるた「鶴の里あるじゃ(見つけた)」、はしかみハマの駅「あるでぃーば(あるよ)」、青森市男女参画プラザ:カダール(仲間になる)など探せばもっとあります。
とにかく「青い森」が多い
青森だから「青い森」なんでしょうが、この青い森を使った会社名・施設名も多くあります。
青い森鉄道、青い森アリーナ、青い森信用金庫、青い森公園、銘菓青い森、青い森歯科医院、ラ・プラス青い森・・・思いつくだけでもこんなにあります。

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卒業式に桜というイメージはない
青森県における桜の開花は4月中旬から5月初旬になっており、卒業式=桜というイメージは全くありません。
かといって入学式というイメージもありません。

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名字だけで「あの辺出身だべ?」と予想される
お年寄りによく名字だけで出身地を予想されてしまいます。※正答率は40%
例えば外崎なら「弘前だべ?」、越善なら「むつだべ?」小比類巻なら「三沢だべ?」みたいな。
まぁ今の時代各地域に散らばっているので名字から出身を当てるのは難しいですが、高齢な人ほど当てたがります。

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温泉は朝が早い
青森県民は温泉好きが多く、温泉も朝5時~6時と早い時間からやっているところも多くあります。

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天気予報の「三八上北」は当たらない
青森県内の天気予報には「津軽」「下北」「三八上北」とありますが、その中でも「三八上北」の範囲は広く、北部上北郡においては結構当たりません。
それもそのはず八戸市の天気が参考となっているためです。
なので冬に「三八上北は晴れ」となっていても北側地域は「雪」である場合も多く、野辺地町や横浜町・七戸町などは「津軽」もしくは「下北」の天気を参考にした方が良い場合も。
八戸は「岩手ナンバー」、弘前は「秋田ナンバー」をよく見る
青森県の車のナンバーは「青森」「八戸」の2種類が基本となっていますが、八戸市では「岩手」ナンバー、弘前市では「秋田」ナンバーの車を多くみかけます。
理由は八戸都市圏には岩手県の北部地域、弘前都市圏には秋田の大館市なども含まれており、仕事や買い物などで訪れる人が多いためです。
雪の量が日本海側と太平洋側で全然違う
青森県の気候は特殊で、八甲田山を境に日本海側気候と太平洋側気候に分かれます。
なので日本海側では大雪、太平洋側では雪が全くない場合も多く、青森市で数十センチ積もっている時も八戸市では積雪0センチということもよくあります。

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車には風呂道具が常備してある
青森県民(主に男性)は車に風呂道具を常備しています。
理由としては“いつでも行けるように”
青森県は温泉好きが多い県としても有名で、2013年の1年間に使った入浴料ランキングでは、全国平均の3倍の7604円使って1位(青森市)となっています。
コカ・コーラ派よりダイドー派が多い
青森県民はダイドーのジュースが好きという傾向があります。
とくにデミタス系、梅よろし、樽型ブラックが好きな人が多いです。
そのせいかダイドーの自販機もかなり多く、コカ・コーラ社の自販機よりも人気になっています。

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『青森のあるある』いかがでしたか?
青森って本当に面白い県だなぁと記事を書きながら感じました。
この記事を見た青森県民の中には「納得いかない」「違う」と思っている方や、「これってあるあるなの?」って思っている方もいるかと思いますが、ネタ記事としてご勘弁ください・・・。
でも思いついたあるあるだけでもこんなにあったので、実はもっとあるのかもしれません。
もし「こんな青森あるあるもあるよ!」ってのがありましたらコメント欄より教えてください。
追記させていただきます。
コメント
『かます』『なげる(捨てる)』は ずっと方言だとは思ってなかったことと、ブログにもりんごについて記載されてましたが 青森というだけで家はりんご農家と思われるけど周りにはりんご農家の友人知人はいない…少し年配になると新幹線も電車もすべて『汽車』になるというのも。
コメントありがとうございます。
青森では標準語だと思っていたことも、県外に行って使うと「えっ?」って言われることも多々ありますよね。
「なげる」「しゃっこい」なんて特にそうです(笑)
新幹線も電車も確かに「汽車」っていいますね(笑)
これ追記させて頂きます。