もしも八戸が独立したらどうなるのかを考えてみる【ネタです】
よくテレビで津軽(弘前)VS南部(八戸)というネタが取り上げられたりしますよね。
過去記事でも言った通り、それは当時の話なので今はそんなことありません。
ですが、もし本当に仲が悪くなって八戸が「独立だ!」てなったらどうなるのでしょうか?
たぶん一生ないと思いますが、『もしもは八戸が独立したらどうなるのか』を考えてみようと思います。

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もしも八戸が独立して県になったら・・・
八戸市が単独で独立してもやっていけないので、当記事では八戸市と関わりが深い、『青森県三戸郡』『青森県上北郡(十和田市・三沢市含む)』『岩手県二戸郡(二戸市含む)』『岩手県九戸郡(久慈市含む)』と共同で独立させます。

人口 :約57万5000人(鳥取県と同規模)
人口密度:約104.3人(山形と島根の間くらい)
面積 :5508.25㎢(愛媛県と同規模)
※2020年12月1日推定人口から算出
八戸市及び周辺郡を独立させて県を作ると、人口は約57万人で鳥取県(約55万人)と同規模の県が誕生します。

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県庁所在地となる八戸市に関しても人口22万5000人と、鳥取市(18万5000人)・松江市(20万人)などと比べてそこまで遜色ないかと思います。
産業基盤もしっかりしているので、県庁所在地としてはやっていけるはずです。
現市庁舎はそのまま市役所として利用されますので、県庁を新たに設置しないといけません。
場所としては中心地が良いでしょう。

しかし県庁を建てるのは財政的に厳しいと思うので、現在ある施設に県庁機能を入れてくる可能性の方が高いです。

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県のシンボルに関しては、市町村同士の争いがないように選定。
→①久慈市や七戸町のシンボルということから
→②十和田市のシンボル、桜の名所も多い事から
県の木:うるし
→二戸市が漆の日本一の産地であることから
県の魚:イカ
→八戸市や三沢市がイカの産地であることから
県の鳥:ウミネコ
→八戸市のシンボルということから

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ついでに県章も考えてみました。

県の形を抽象化(緑部分)し、人と人が手を合わせるイメージを八戸の「八」で表現した。水色部分は太平洋と陸奥湾をイメージ。
県章はシンプルな方が使いやすいと思うので、簡単に作りました。

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名前が変わるかもしれないもの
『青森~』『青い森~』と付くような会社・商品名などは、独立により名前の変更を余儀なくされるかと思います。
青い森鉄道
青森市と八戸市を結ぶ鉄道ですが、路線の半分以上が八戸県に属するため、名前の変更が議論されるかもしれません。
例)青八鉄道、みちのく鉄道、陸奥鉄道など
青い森信用金庫
八戸市や青森市を基盤とする信用金庫ですが、「青い森」は青森県一円に営業エリアが広がるように願ってつけられた名称。
しかし営業エリアの大半が八戸県に属することになり、また本店が八戸市にあるため、八戸独立後は名前の変更が議論されるかもしれません。
例)八戸信用金庫(旧名称に戻す)、八戸銀行
アルパジョンの「朝の八甲田」
八戸市のケーキ屋『アルパジョン』が製造する人気商品「朝の八甲田」。
八戸が独立するにあたって、八甲田山が半々に分かれるため県のシンボルにならなくなってしまいます。
なので県にすっぽりと入っている山の名前に変えないといけない可能性があります。
例)朝の階上岳、朝の名久井岳
巖手屋(小松製菓)
二戸市に本社を置く南部せんべいを販売するメーカーですが、八戸が独立し二戸が編入すれば名称が変わるかもしれません。
例)二戸屋
八戸が独立し二戸市が賛同することで、青森と岩手の間で起きている南部せんべい問題は解決に向かうことでしょう。
独立の問題点
八戸が県として独立することによる問題点を挙げてみます。
交通問題

八戸が独立することで、従来の青森県の形状が大きく崩れます。
そして下北地域が飛び地になってしまうので、一度県を跨がなくては行くことができなくなってしまいます。

アス・パム男
下北地域も八戸県に編入することで解決しますが、文化や歴史を考えると難しいかもしれません。
青森県と八戸県を結ぶ『みちのく有料道路』に関しても、管理している青森県道路公社と新設される八戸県道路公社での負担割合で揉めるかと思います。

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どこまでを八戸県にいれるか?
この記事では三八上北地域、二戸・久慈地域を加えて八戸県を発足させましたが、たぶん賛否が起きるかと思います。
まず野辺地・横浜・六ケ所。
こちらの3町村は三八上北に属するとはいえ、どちらかというと下北地域寄り。
独立には反対の立場を取ることでしょう。
そして二戸・久慈地域。
これらの地域は「北緯40°ナニャトヤラ連邦」を締結するなど八戸との関わりが強い地域。
とはいえ、岩手県から抜けることになるので色々問題があるかと思います。

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まとめ
内容の薄い記事でしたが、いかがでしたでしょうか?
仮に八戸が独立しても、県としては成り立つと思います。
文化や産業、気候的に大きな違いはありませんし、経済的な結びつきもそれなりにありますので。
ただし、そこまでの道のりがかなり大変。
現実性は99%ないでしょう。
ですが妄想するのはタダです。
2021年の正月には、八戸を基盤とするデーリー東北新聞社が架空の八戸市営地下鉄を妄想する記事を掲載しました。
元日付デーリー東北新年号第2分冊、「八戸市営地下鉄を妄想してみた」というユニークな企画も掲載しています。「#八戸メトロ」あったら便利そう。ほかに「#11ぴきのねこ」を生んだ三戸町出身の漫画家馬場のぼるさん没後20年、五戸町のアウトドアブランド「フェニックスライズ」、三陸沿岸道路の特集も pic.twitter.com/h5O026hjyy
— デーリー東北新聞社編集局文化部(DTB)【公式】 (@BUNKA_DAILY) January 1, 2021

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暗い世の中を明るく過ごすために、ぜひみなさんも妄想して日々を楽しんでください。
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