先日、仕事帰りに野辺地町の『常夜燈公園』に行ってきました。
こちらの公園には、江戸時代~明治にかけて日本の海運を支えてきた大型木造船『北前船』を復元した、『みちのく丸』を屋外展示しています。
常夜燈公園に行ってきた
常夜燈公園は、野辺地町の海沿いにあります。
野辺地駅より車で5分程度
遊具や駐車場も完備されているので、野辺地町民の憩いの場?となっています。

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綺麗に整備された公園からは、陸奥湾や下北半島の風車群が見えます。
この公園の目玉は、公園名にもなっている『常夜燈』と『北前船みちのく丸』。
それぞれご紹介しましょう。
常夜燈
公園名にもなっている常夜燈とは、簡単に言えば昔の灯台みたいなものです。
野辺地にある常夜燈は『浜町の常夜燈』と言われ、1827年に関西の商人協力のもと建てられたといわれています。
当時の野辺地は、日本海航路の盛岡藩玄関口で多くの船が行き交っていたそうです。
そのかつての野辺地湊の繁栄を今に伝える建造物がこの『常夜燈』ということになります。

夜はこんな感じでライトアップされています。
北前船みちのく丸
『みちのく丸』は、全長32mの復元北前型弁才船。
船大工16名によって当時の形を忠実に復元した北前船みちのく丸は、本物ではないものの、日本が誇る船大工の造船技術を後世に伝える上で希少性の高いものらしいです。

元々はこんな感じの外観です

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常夜燈公園では、そんな北前船を間近にみることができます。

これほど大きな船が野辺地の港を行き来していたんですね・・・
余談ですが、この北前船みちのく丸を野辺地町が展示保管する際、維持費などを巡って町民の間でも賛否が分かれたそうです。
確かに屋外展示は腐食が進むだろうし、実際に台風で壊れたこともあるそうな・・・。

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常夜燈市場(休業中?)
野辺地の海産物などを観光客にPRするため、平成28年にオープンした常夜燈市場。
しかし令和2年11月に、新型コロナでの販売不振を理由に閉店休業しています。
張り紙には令和3年春から~みたいなことが書かれていますが、営業している様子はなかったので、引き続き休業のようです。
常夜燈公園へ北前船みちのく丸を見に来ては?

出典:野辺地町ホームページ
釣りではよく通る公園ですが、ゆっくり観光するのは初めてでした。
常夜燈と北前船、この二つのコラボが見られるのは野辺地町が全国唯一ではないでしょうか?

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興味がある方は、当時の北前船交易を静かに伝える野辺地町の『常夜燈公園』へぜひお越しください。
駐車場
あり
※夜間ライトアップあり
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