冬の青森の運転で大切な6つのこと【不安解消!】
移住・転勤・進学などで、初めて青森の冬を経験する人も多いはずです。
そんな時に不安なのが冬の運転ですよね。
地元民ですら毎年不安になりますので、雪道が初めてって人はもっと不安なはずです。
ですが、基本的なことをしっかり守っていれば冬の運転は難しくありません。

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そんな青森の冬の運転が不安・怖いって人に向けた記事になります。
冬の運転で不安なこと
10年以上運転経験があっても、怖いし不安です。
実際に、青森県の月別事故件数は夏よりも冬の方が多い印象です。

しかし極端に多いわけでもないので、そこまで不安視する必要もないでしょう。
急なハンドル操作はしない、速度を守る、時間に余裕を持つ、車間を取るなど、どんな季節であっても基本的な操作さえできていれば事故は防げると思います。
では青森のみならず、雪国での冬の運転でどういったことが不安なのか。
別サイトで【冬の運転で不安な事】というアンケートを取っていましたのでご覧ください。
ほとんどの人がスリップ事故を気にしているようです。※その他は省いています
確かに冬になるとスリップ事故などがニュースで多く取り上げられたりしており、不安に感じてしまう気持ちも分かります。
冬の運転で不安なこと①:スリップ
多くの人が不安と答えるスリップ。
確かに氷点下の日が多い青森において、スリップのリスクはかなり高いと言えます。
雪が降ってる間は走りやすいのですが、一番危険なのが晴れた日。
晴れると油断しがちですが、『濡れた氷は滑る』と言われるように少し溶け始めると路面が滑りやすくなるのです。
氷の上が滑りやすくなるのはまさにこの状況と同じ。その原因となるのは氷と手や机の間に氷が溶け出した時にできる水膜。この水膜によって摩擦係数が下がり滑り始めるのです。擬似液体層と呼ばれる水膜は、氷が溶けやすい0度からマイナス4度にできると言われています。
引用:ブリヂストン
もちろん晴れた日以外でも踏み固められた雪が滑りやすくなることもありますので、注意が必要です。
スリップ対策
まず当たり前の事ですが、スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)を履きましょう。
タイヤ交換の時期は下記の記事を参考にしてください。
スタッドレスタイヤにも寿命というのがあるので、定期的な点検も必要です。
一般的にタイヤの残り溝が50%に減ると使用できなくなります。
その基準はタイヤにプラットホームがありますので、そちらを参考に。

あとは、
・信号や交差点が見えたら早めのブレーキをかける
冬でもスピードを出す車もいますが、気にする必要はありません。
譲れる場所があれば譲って、自分は安全な運転を心がけましょう。
ブレーキも急ブレーキではなくエンジンブレーキで事前に減速し、ブレーキを数回に分けて踏みましょう。
ABSが付いている車なら事前減速した後にゆっくりと踏み込みましょう。

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これだけでも十分スリップ対策にはなります。
冬の運転で不安なこと②:ホワイトアウト

ホワイトアウトとは、吹雪や地吹雪で視界が無くなることです。
青森県内の主要道路であれば防雪柵が付いているのでホワイトアウトになることは少ないですが、ちょっと平地の脇道に入ると風の強い日なんかはホワイトアウトになりやすいです。
ホワイトアウトは晴れていても起きることもあるので、積雪のある平地を走る際は注意が必要です。

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ホワイトアウト対策
ホワイトアウトの事前対策はほぼ不可能ですが、万が一ホワイトアウトに巻き込まれた時の対策を書きます。
まずはライトやハザードランプをつけ、周りに車がいることを知らせます。
その後はゆっくり走るか、ホワイトアウトが収まるまで停車するのもアリだと思います。
無理をするとどこを走っているのかが分からず、対向車線にはみだしたりや田畑・側溝などに落ちたりもするので、少しでも不安を感じたら収まるまでハザードを付けて停車するのが一番いいかもしれません。

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冬の運転で不安なこと③:車線が見えない
冬の運転で厄介な事といえば、車線が見えなくなるってことです。
雪が降ると車線が全く見えなくなります。

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「よく車線も見えないのに走れるなぁ」って思うかも知れませんが、正直いうと雪国の人でも初めての道なら分かってないと思います。
車線が見えない時の対策
車線が見えなくなるのは、雪が降る以上仕方ありません。
まず中央線が見えないときの対策としては、前の車が走った跡(轍)を基準に走ることです。

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もし車の跡がない場合は、左側に積もった雪やガードレールを目安に走るといいと思います。
あとは事前にナビなどで目的地までのルートを確認してから出かけるといいでしょう。
道が分からないままだと、右折車線だと知らずに曲がる道を過ぎそうになり急ハンドルでスリップって事にもなりかねません。
冬の青森の運転で大切なこと
冬の青森を安全・安心に運転する際に大切なことを6つ挙げてみます。
天気・道路条件をチェック
冬に運転する際は、天気予報などで天候や気温をチェックしましょう。
天気が良くても気温が低いと道路が凍っていたりすることも多いので、注意が必要です。
天気と気温をチェックすることである程度の道路状況を予測することができますし、青森の天気予報の中には「道路凍結予報」というのもありますので参考になると思います。
青森県内の通行止め情報は、こちらの【青森みち情報】をご覧ください。
給油は満タンにしておく
青森県内の交通量の多い道路では積雪時に渋滞が起きやすく、また事故などがあれば長時間の駐車を余儀なくされる場合もあります。
そういったときのためにも、給油は満タンにしておいた方が安心だと思います。
時間に余裕を持つ
冬は道路状況によってスピードを出せない事が多く、夏場と同じ時間で目的地に着かない事もあります。
焦って事故を起こさないためにも、時間に余裕を持って出発することが重要です。
また事故で長い時間通行止めという可能性もあるので、目的地までの別ルートも頭に入れておくのも良いでしょう。
車間距離に余裕を持つ
車間距離に余裕がないとブレーキが間に合わず事故を起こしたり、事故に巻き込まれたりする可能性が高まります。
なので、前の車との車間距離を十分に開けるようにしましょう。

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非常用グッズを準備する
どんなに慎重な運転をしていても大雪の影響で大規模な渋滞に巻き込まれたり、立ち往生してしまうってことも考えられます。
そんな万が一のために備えて、非常用グッズを準備しておきましょう。
チェーン・ブースターケーブル・牽引ロープ・ジャッキ・長靴・防寒着・スノーブラシ・スコップ
これらは常に車に入れておいてもいいような準備品です。
他にも、
毛布・飲食物・簡易トイレ・モバイルバッテリー・カイロ・懐中電灯・軍手など
といった物があれば、より安心だと思います。
JAFに加入しておく
冬の運転は何があるか分かりません。
雪にハマって動けなくなったり、見えない溝にハマって抜けられなくなったり・・・
そんなときのためにも、JAFに加入することをおすすめします。

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JAFに加入するメリットとしては、
→保険適用外のトラブルにも対応!利用回数の制限もなし
・24時間365日、路上でも自宅駐車場でも全国どこでも対応
→さらに、バイクの救援・搬送も対応
・会員証ひとつでマイカー以外もバイクもOK!
→運転していなくても同乗していればOK
・会員優待サービスが使い放題!
→トラブルがなくても、日常で使える割引や特典がたくさん
といったものがあります。
例えば、夜間に一般道で脱輪したとします。
業者を頼むとだいたい1万円くらいかかるのですが、JAF会員だと無料です。
入会金(2000円)+年会費(4000円)で計6000円かかりますが、2年目からは年会費のみでOK。

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車に乗るなら、ぜひ加入していただきたいロードサービスとなっています。
詳しくはJAFホームページをご覧ください。
冬の青森の運転まとめ
最後にまとめます。
スリップ
→タイヤの点検・スピードは40キロ・早めのブレーキ
ホワイトアウト
→ライトやハザードを付けて停車
車線が見えない
→轍を目安に走る
冬の青森の運転で大切なこと
・天気・道路条件をチェック
・給油は満タンにしておく
・時間に余裕を持つ
・車間距離に余裕を持つ
・非常用グッズを準備する
・JAFに加入しておく
上記で書いたことをしっかりできていれば、冬の青森の運転は怖くない・・・と言えば嘘になりますが、不安解消にはつながるかと思います。
時間に余裕を持って無理な運転をしなければ、雪道でも安心して運転できると思います。

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しかし、油断していると簡単に事故になってしまうのも冬の運転の怖さ。
ヒヤッとすることは毎年ありますが、それは「晴れているから大丈夫」などという油断から来ているものです。
これはどの季節にもいえますが、冬は特に油断禁物。
安全運転を日頃から心がけていきましょう。
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