2021年7月27日、ついに【北海道・北東北の縄文遺跡群】の世界文化遺産登録が決定しました。
日本の歴史の中でも縄文時代ってちょこっとしか触れられませんが、世界遺産登録を機に多くの人の関心を集めるかと思います。
そこで記事では「ぜひここだけは訪れて欲しい」と思う、青森県の縄文文化を学べる博物館・資料館を6選にまとめたいと思います。
青森県の縄文文化を学べる博物館6選
青森県内にはたくさんの縄文に関する博物館・資料館がありますが、特にオススメの縄文施設をまとめます。
貴重な出土品を多く展示しているので、縄文に興味がある方必見です。
詳しい料金や営業時間などは、公式サイトをご覧ください。
三内丸山遺跡・縄文時遊館
青森県の縄文文化を知る上で、まず一番に訪れて欲しいのが『三内丸山遺跡・縄文時遊館』です。

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全国的にも有名な『三内丸山遺跡』から出土した重要文化財約500点を含む、約1700点の発掘物を展示しています。
わりと観光化されている大型施設で、展示数も多く解説員も常駐しているとのことですので、縄文文化を詳しく知りたい人にはピッタリの施設だと思います。
縄文の学び舎・小牧野館
旧野沢小学校を利用した縄文施設の『縄文の学び舎・小牧野館』
近くにある小牧野遺跡の出土品を展示保管しています。
元小学校ということもあるのか、子どもでも分かりやすい展示の工夫がされており、家族で訪れても楽しめる縄文施設だと思います。

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是川縄文館
国宝が見られることで人気の縄文博物館『是川縄文館』
是川中居・風張1遺跡などからの出土品を常設展示しているのはもちろん、国宝展示室では青森県内に3つしかない国宝の一つ『合掌土偶』を間近にみることができます。

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つがる市縄文住居展示資料館 カルコ
つがる市にある2つの遺跡の出土品などを展示している資料館『カルコ』
館内には復元された縄文晩期の大型竪穴建物があり、当時の様子が再現されています。
亀ヶ岡遺跡から出土した木造のシンボルともいえる『遮光器土偶』のレプリカや、田小屋野遺跡から出土した成人女性の人骨が見どころです。

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大山ふるさと資料館
閉校した大山小学校を利用した資料館の『大山ふるさと資料館』
こじんまりした施設ですが、1万5000年前のものとされる日本最古の土器片があるなど見どころたくさん。
町民から寄贈された昔の農具・漁具なども展示され、どこか懐かしい雰囲気の中で見学できます。

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二ツ森貝塚館
2021年4月に開館した新しい施設『二ツ森貝塚館』
近くにある二ツ森貝塚の出土品を多く展示しており、壁に埋め込まれた貝層断面は特に見どころです。

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最後に・・・
・三内丸山遺跡(青森市)
・小牧野遺跡(青森市)
・大森勝山遺跡(弘前市)
・是川石器時代遺跡(八戸市)
・田小屋野貝塚(つがる市)
・亀ヶ岡石器時代遺跡(つがる市)
・大平山元遺跡(外ヶ浜町)
・二ツ森貝塚(七戸町)
県内の遺跡巡りもいいですが、その遺跡の成り立ちや独自の文化などを知る上でも、ここで紹介した縄文に関する博物館・資料館はオススメです。
他にも地域の郷土館などで縄文出土品を展示している場合もありますので、探してみてください。

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