野辺地歴史民俗資料館で『縄文くらら』に会ってきた【自立する土偶です】
野辺地町の歴史民俗資料館には、ちょっと変わった土偶があります。
それが『縄文くらら』という土偶です。
前回の是川縄文館記事では“合掌する”土偶でしたが、今回は“自立する”土偶。
そんな縄文くららに会いに、野辺地歴史民俗資料館へ行ってきました。
野辺地歴史民俗資料館へ
今回訪れた野辺地歴史民俗資料館は、野辺地町中心部にあります。
野辺地駅からだと、徒歩で20~30分くらいです。
前回の『是川縄文館』や『二ツ森貝塚館』は縄文時代に特化した博物館でしたが、野辺地歴史民俗資料館は縄文に限らず野辺地町の歴史や生活文化の移り変わりを紹介する博物館となっています。
大人:210円
高大:100円
小中:無料
こじんまりとした資料館で、中はなんとなく集会所的な雰囲気です。

『縄文くらら』がお出迎え
当施設のメイン?である『縄文くらら』は、展示ルーム入り口で展示されています。
こちらが自立する土偶『縄文くらら』。
通称:板状立脚土偶といい、国指定重要文化財。
近くに出張時用のレプリカもありますが、これは本物です。

UOTO
“縄文くらら”という名前は、一般公募でつけられた名前。
アルプスの少女ハイジに有名なセリフ「クララが立った!」ってありますが、それも影響しているみたいです。
縄文時代の土偶って女性がモチーフになっていることが多いですが、こちらの縄文くららも同じ。
よく見ると、乳房とかの表現が具体的です。
この土偶も何かしらの願いが込められているのでしょう。
Twitterには福本伸行漫画・・・って言いましたが、ぱっと見本当にそう思ってしまいました。

UOTO
暇だったんで、野辺地歴史民俗資料館で『くらら』に会ってきました。
ちょっと福本伸行漫画感のある顔立ちでしたが、美人でしたよ~#野辺地町#縄文くらら pic.twitter.com/uKljVImxNi
— UOTO (うおと) (@mausugahaku) June 2, 2021
縄文くららをじっくりと眺めたあとは、もう少し館内を見ていきたいと思います。
館内散策
こちらの野辺地歴史民俗資料館は、縄文だけがメインではありません。
交易で発展した野辺地町の歴史や文化を学べる施設です。


野辺地は歴史のある港町なので、縄文から近世まで色んなことがあったのが展示品を通して伝わってきます。

野辺地歴史民俗資料館は1階と2階があり、2階では野辺地の人々が使っていた民具が展示されています。
何度も言いますがこじんまりとした博物館なので、30分~1時間くらいで見て回れると思います。

UOTO
縄文くららに会いに野辺地歴史民俗資料館へ!
名前だけはニュースとかで知っていたけど、実際に見たことがなかった縄文くらら。
初めて見ましたが、やっぱりすごいですね。

UOTO
せっかく縄文遺跡群が世界遺産に登録されるのですから、一度は見に行く価値ありです!!
ただし、たまに県外や国外の特別展へ出張することもあるようで、本物の縄文くららに会いに行く際は注意が必要。
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