渓流釣りが苦手、もしくは初めての方におすすめしたい渓流釣りポイントが『堰堤』です。
この記事では、『堰堤』がおすすめな理由と釣り方について書いていきます。
堰堤の魅力
そもそも『堰堤』って何?って話ですよね。
『堰堤(えんてい)』とは、
のことです。
例えば、一般的な中小河川の堰堤がこちら。
渓流でよく見かける高さのある堰堤。
田んぼ脇の小川などにもあります。

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こういった堰堤は渓流魚が居付く絶好のポイントとなっており、1年を通しておすすめです。
なぜ堰堤が釣れるのかは魚じゃないと分かりませんが、
・エサが豊富
・水流の音で警戒されない
・場所によっては漁協の放流場所にも
といったことが考えられます。

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堰堤の釣り方
堰堤は釣りやすいとはいえ、簡単に釣れるとは限りません。
堰堤で釣るにあたって大事なことは、
「とにかく粘る」
ということ。
それなりに水深・水量のある堰堤であれば、いることは分かっていますので、あとは食いつくかどうか。

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堰堤のポイントとしては大きく3つ。
・流れ出し
・巻き返し
どういった堰堤かでも違いますが、この3つがポイントになります。

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オススメのルアーは『スプーン』
堰堤で使うルアーは正直なんでもいいです。
じっくりミノーで探ってもいいし、スピナーを堰堤上に投げて落として誘ってもいい。
ただ深さがある堰堤だと、ミノーやスピナーではちょっと心もとない。
食いが渋い時期なんかはカマ底に張り付いていることもあると思うので、底をしっかりとることが大事だと思っています。
そこでおすすめが【スプーン】です。

ダイワ クルセイダー 4g
堰堤の水流に乗せてしっかり底に落とし込み、ゆっくり巻けばヒットに繋げられる可能性があります。
不規則な動きを与えたいなら、ジャーキング(上下左右に動かす)も効果的です。
また堰堤下はゴミが多く、ルアーロストの心配もありますが、スプーンであれば回避力も高く、仮に引っかかってもフックを伸ばして回収できる可能性も高いはずです。
おすすめカラーとしては、できるだけキラッとする系のスプーン。
白泡が立つ中で、できるだけアピールできるカラーが良いと思います。

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堰堤で使うスプーンの重さは、
小中堰堤:4g前後
と使い分けています。
これは堰堤の規模によっても変わるので、色々試してみる必要があるでしょう。
堰堤で釣る際の注意点
堰堤で釣る際の注意点をまとめます。
根がかりに注意
堰堤は流されてきたゴミや流木などが溜まっている場合が多く、根がかりに注意が必要です。
ミノーであればシングルフックに変えたり、スプーンを使うといった対策が必要でしょう。
先行者が多い
堰堤は言わずと知れた1級ポイント。
故に先行者が多いポイントでもあります。
先行者が入ってしまう釣りにくくなると思うので、自分だけの堰堤を探す必要があると思います。
堰堤の探し方
「堰堤ってどこにあるの?」
って思う方もいるかもしれません。
そんな方にオススメの探し方が『グーグルマップ』です。
グーグルマップの【航空写真】を開き、目的の川をじっくり見ましょう。
すると・・・
白泡が立っている所があれば、堰堤である可能性が大です。
木々の生い茂っている上流部では使えませんが、里川や中流域で堰堤を探すには最適な方法だと思います。

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最後に
渓流釣りにおける1級ポイント『堰堤』
あれこれ狙わなくとも、堰堤に絞って投げ続けていればきっと誰でも釣れるはずです。
「ヤマメやイワナを釣ったことがない」って人でも割と狙えるポイントだと思うので、ぜひ試してみてください。
※当記事は個人的見解、地元釣り場での実績が多く含まれています。
間違った記載や釣り場によっても状況が違うと思うので、参考程度にご覧ください。
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