向山駅ミュージアムとは?【青い森鉄道で人気の無人駅】
先日、青い森鉄道「向山駅」という無人駅に行ってきました。
えっ?どこそれ?と思われるかもしれませんが、おいらせ町にある鉄道マニアには人気の無人駅らしいです。
向山駅は1日数十人が利用する小さい無人駅なのですが、土日祝日限定で向山駅ミュージアムとして駅事務室が開放され、国鉄時代に使われていたとされる備品やジオラマなど自由に見学できます。

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そんな向山駅と向山駅ミュージアムについて書いていこうと思います。
向山駅の歴史
昭和11年:駅に昇格し、「向山駅」に改称される
昭和55年:簡易委託化(出札業務が地元に委託されること)
昭和62年:国鉄民営化によりJR東日本の駅になる
平成4年 :簡易委託解除で無人化
平成22年:東北新幹線全線開業により、青い森鉄道に移管
向山駅の歴史は長く、当時は駅の西側にフジ製糖青森工場があったことから、多くの人で賑わっていたそうです。
しかし昭和42年に工場が閉鎖されてからは駅利用者も地元の人のみに・・・。
年々利用者が減っているようで、少し寂しい雰囲気です。※取材当時も電車が2本着きましたが乗降者ゼロでした



アス・パム男

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向山駅ミュージアムについて
向山駅が無人化してから何十年と経ち、平成23年に地元向山町内会が環境整備活動の一環で駅の清掃をした際、駅事務室から多くの鉄道備品を発見。
それを展示して博物館にしようと、無人駅だった向山駅事務室を利用した向山駅ミュージアムです。
事務室にいた人にお話を伺うと、なんと青い森鉄道の関係者ではなく向山駅愛好会の方ということでした。
土日祝日を利用して当番制で管理しているそうです。※ご苦労様です
向山駅ミュージアム内には多くの国鉄時代などの備品や鉄道ジオラマが展示されています。



鉄道好きな大人はもちろん、ジオラマ好きの子供も楽しめると思います。
しかしながら私UOTOは鉄道知識が全くないため、どれが凄いのか全然分からず写真もほとんど壁しか撮ってません(笑)
実はテーブルや小さい小物なども国鉄時代に使われていた貴重な物だったらしいです。

アス・パム男

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どんな貴重な備品があるかは、自らの足で実際に訪れてみてください。

取材日の次の日が向山駅開館記念イベント「おらんどの駅祭り」だったそうで、準備に追われている様子でした。
開館時間:土日祝日 10:00~16:00
入館料 :無料(硬券が欲しい場合は100円)
向山駅ミュージアムへのアクセス
向山駅ミュージアムのアクセス方法は、【青い森鉄道を利用する】と【車で行く】の2つあります。
青森駅より約1時間15分 運賃:1830円
八戸駅より約15分 運賃:460円
第二みちのく道(E4A)三沢下田十和田ICより車で5分
第二みちのく道(E4A)下田百石ICより車で12分
青い森ワンデーパスでオリジナル特典を手に入れよう!
向山駅ミュージアムを訪れる際は、土日祝日1日乗り放題の青い森ワンデーパスを利用してみてはいかがでしょうか?
青い森ワンデーパスについては過去記事で。
向山駅ミュージアム営業時間内に青い森ワンデーパスを掲示すると、オリジナルポストカード1枚またはミュージアム記念入場券 (硬券) 1枚を貰えるそうです。
どんなポストカードかは貰ってからのお楽しみですね。
向山駅ミュージアムをぜひ訪れてみては?
一度無人駅となり廃れてしまった駅舎を地元の人が復活させるというのはとても素晴らしい考えだし、色んな人の協力があるからこそ実現できること。
向山駅ミュージアムを訪れて色んなことを考えさせられました。

アス・パム男

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ミュージアム内は決して広くはないですが、貴重な国鉄時代の備品や子供が楽しめるジオラマなどがあるので、ぜひ皆さんも一度は訪れてみてはいかがでしょうか?
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