小川原湖のシジミ採りについて解説!【ルールや採れる場所についても!】
青森県東部の湖:小川原湖。
面積63.2㎢の日本で11番目に広い汽水湖になります。
そんな小川原湖では、全国的に珍しいシジミ採りをすることができます。
シジミというと宍道湖や十三湖を思い浮かべますが、実は小川原湖は全国第3位のシジミの漁場となっています。
そんな小川原湖のシジミ採りについて、ルールや採れる場所などを解説していこうと思います。
小川原湖のシジミ採り
全国的にも有名なシジミの産地である小川原湖では、一般の人でもシジミ採りが可能です。
採っていい場所は、湖水浴場の遊泳可能エリア内。
エリア内は比較的浅く波も穏やかなので、気軽にシジミ採りが楽しめます。
しかも無料でシジミが採り放題。
場所によってはわりと採れるので、子供から大人まで夢中になれると思います。
シジミ採りのコツ
私なりの小川原湖でのシジミ採りのコツをご紹介します。
シジミって砂の奥深くにいるイメージがありますが、実際は湖底から0~数センチの範囲に多くいます。
なので同じ場所を掘って探すよりも、さっと手で砂をかきながら広範囲を探した方が良いと思います。
あと、湖水浴場手前の方はほとんどいません。※撒かせている場合を除く
小石が多く、あってもシジミの空か小さいサイズです。
なのでシジミをたくさん採りたい人は、遊泳可能範囲内の奥側がオススメ。
ちょっと深めで、水草のある場所に多くいる印象です。
良いポイントは水温がちょっと冷たくなるので、なんとなく分かるかと思います。
・湖底から数センチの範囲を探す
・少し深めで、水草のある場所
水中眼鏡やシュノーケルがある人は潜りながら探すのがオススメですが、私のようにメガネを外すと全く見えない人や潜るのが苦手な人は足の裏で探しましょう。
小川原湖の湖底は砂なので、足に何か小さく丸いものが当たれば大体シジミか石のどちらか。
あとは軽く潜って採ればいいと思います。
では次に、小川原湖シジミ採りのルールについてみていきましょう。
シジミ採りのルール
小川原湖のシジミ採りのルールは以下の通り。
・遊泳可能エリア内
・遊泳可能時間内
・道具の使用は禁止
湖水浴場の遊泳可能期間内
小川原湖湖水浴場の遊泳可能期間は、例年だと7月上旬~8月下旬までとなっています。
それ以外の期間はシジミ採りができません。
遊泳可能エリア内
シジミ採りができるエリアは、遊泳可能エリア内のみとなっています。
立入禁止のブイなど目印があると思うので、それを参考に。
遊泳可能時間内
遊泳可能時間は、例年だと10:00~16:00の間です。
天候などによってズレる可能性もあるので、現地係員の指示に従ってください。
道具の使用は禁止
小川原湖のシジミ採りは『手取り』のみとなっており、ザルやカゴ・熊手など道具の使用はダメ。
採ったシジミを入れる袋やシュノーケルなどはOK。
あくまでも手で採ることがルールってことです。
シジミ採り可能な小川原湖の湖水浴場
小川原湖には、シジミ採り可能な湖水浴場が3つあるのでご紹介します。
ここでの『シジミの量』は過去の採取経験から書いています。
毎年量が違うので参考程度にお願いします。
小川原湖湖水浴場(上北地区)
一番人気なのが東北町の【小川原湖湖水浴場】
夏場はキャンプや湖水浴を楽しむ人で賑わいます。
近くには道の駅・スーパー・温泉・ドラックストア・診療所などがあり、『安心』という部分ではオススメ。
ただし、採れるシジミの量は年々減っている傾向です。
キャンプ :無料 ※協力金がかかる場合アリ
アクセス :☆☆☆
安心感 :☆☆☆
シジミの量:☆☆
浜台湖水浴場(東北地区)
【浜台湖水浴場】は町外れにあるため、比較的観光客は少なめです。
のんびり過ごせる反面、近くには何もないため注意が必要です。
ただ、他のキャンプ場に比べてシジミの量は多めなので、シジミ採りを楽しみたいならこちらがオススメとなっています。
キャンプ :無料 ※総合管理センターへの申し込みが必要
アクセス :☆
安心感 :☆
シジミの量:☆☆☆
小川原湖湖水浴場(三沢地区)
【小川原湖湖水浴場(三沢側)】は、三沢市の「市民の森公園」内にある湖水浴場です。
郊外にあるためか比較的空いている印象で、のんびりすることができます。
スーパーやコンビニなどはありませんが、温泉やレストハウスが公園内にあるので安心。
ただし、シジミの量はかなり少なめです。
小川原湖でシジミ採りしませんか?
小川原湖のシジミ採りについてまとめます。
・小川原湖湖水浴場(東北町)
・浜台湖水浴場(東北町)
・小川原湖湖水浴場(三沢市)
シジミ採りのルール
・料金
→無料
・湖水浴場の遊泳可能期間内
→7月上旬~8月下旬 ※変更あり
・遊泳可能エリア内
→現地で確認してください
・遊泳可能時間内
→10:00~16:00 ※変更あり
・道具の使用は禁止
→採取方法は『手』のみ
小川原湖のシジミ採りは本当にオススメです。
水に浸かりながらなので採れなくとも気持ちいいし、なかなかできない経験なので、小さいお子さんの思い出にもなると思います。
そして自分で採ったシジミをシジミ汁にしたり、ラーメンに入れてシジミラーメンにするなんてのも楽しみの一つ。
そんな小川原湖のシジミ採りを楽しむためにも、ルールはしっかり守りましょう。
ぜひ今年の夏は小川原湖のシジミ採りにチャレンジしてみてください。
ディスカッション
コメント一覧
今夜、釣れました!
3匹です。
1匹は素晴らしいサイズ 、もう1匹は普通サイズ、もう1匹は、小さくて、リリースサイズでした。
場所は、小川原湖の北側の右側です。
対岸でも、釣り人がおりました。
おめでとうございます!
釣れるんですねぇ~
北側と言うと六ケ所方面ですか??
土用の丑の日も近いんでうな重ですね(笑)
7/4に、浜台湖水浴場に行って来ました。
6月に、十二湖の有料しじみ採りに行ったのですが、サイズが小さく、家族3名で、2kgの収穫でした(袋を3つ貰って、1つがパンパンな量)。
八戸の友人から、小川原湖が7月解禁で、無料との話を聞いて、ネットで調べたら、こちらに辿り着きました。
7/4は、曇りで、風が強く、寒い感じでした。
お昼頃に行って、採取していた人達は、3組程度と少なかったです。
サイズの良いシジミも採れて、十二湖より、全然良かったです! 採取量は、1時間半で、3kgぐらいだったかと思います。管理棟に、100円で5分使用可能な、温水シャワーがありました。
今週の日曜日にも、行こうかと思います!!
息子(小2)が、うなぎを釣りたい!と言っているのですが、小川原湖って、うなぎ釣りをして良いのでしょうか? 40cm以下はリリースとのルールがあるみたいです。釣り券300円で、うなぎを釣っても良いのでしょうか?? 何か情報をお持ちでしたら、教えて下さい。また、モクズガニも採ってみたいのですが、何か情報をお持ちでしたら教えて下さい。
青森市在住の3人家族の者より
コメントありがとうございます。
たくさん採れたようで良かったです。
浜台は本当にオススメですね。
これから徐々に気温が上がるにつれて小川原湖も賑わってくるかと思います。
うなぎの件ですが、小川原湖の漁業規則には確かに『遊漁券を払えば採捕(竿での釣り)可能』と書いてありますね。
なのでサイズさえ守れば大丈夫かと思われます。
しかし過去に小川原湖でうなぎ釣りをしている人を見たことがないですね。
小川原湖に繋がる花切川って場所では、うなぎ釣りしていた人を何度か見たことがあります。
確かドジョウを使っていたような・・・
モクズガニに関しては、分かりませんでした。。。
ご回答頂き、有難う御座いました。
青森市内の釣具店でも聞いたのですが、うなぎ釣りをする人は聞かないとの事…、やるなら小川原湖かなぁ〜と言われておりました。
アナゴ釣りにウナギ針を使う人がいるので、店にウナギ針を置いている、との事で、針は購入出来ました。
1度、適当に夕方から、夜釣りをしてみます(^-^)
うなぎ釣りはしたことないのですごく興味があります。
釣れるといいですね!そして蒲焼きに・・・(笑)
もし釣れたら教えてください!!!